GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

読書・メディア

ネガティブ情報の断捨離

悪いニュースを読み続ける現代病のことを「ドゥームスクローリング(Doomscrolling)」と呼ぶらしい。 少し前に、自分と関係ない情報に接して不快な気持ちになったり怒りの感情を抱くのはとても良くないことだと思ったのでネガティブな情報の断捨離をした。 …

平和でもニュースを見て心配を作り出す人間の機能

さえない天気の日が続く。 「10月は日本のベストシーズンじゃなかったのかよ!」と愚痴ってしまう。 現行の健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一体化する…という超ビッグニュースを別にすれば国内では比較的どうでも良いニュースばかりが報じられてい…

マスコミの顧客である高齢者層の強さ

10年レベルのスパンで見ていて、街を歩いても店のターゲットがどんどん高齢化しているなあと感じるが、国民の高齢化が進んでいるのだから仕方ない。 民放のテレビはほぼ観ないのでわからないが、視聴者の性別および年齢別の購買力に適合するように番組が制作…

選挙とマスコミを制してシルバーデモクラシーが確立している

やっと9月、暦の上で秋になったと喜んでいたら初日から涼しくてうれしい。 前回、自画自賛の「神回」と述べたが、今回も同じくやたらと力作になってしまいました。 人間、やる気になる時は連続してやる気になるものです。 新聞の利用時間と考察 テレビの利用…

強烈なパワーワードを用いた見出しやタイトルについて

ネット上の記事は読まれてナンボなので、見出しに力を入れるのは当然なのだが、見出しにあまりに強烈なキーワードが用いられすぎていて記事のラインナップを見ると「下品だな~」と思うことがあまりにも多い。 例を列挙すると以下のようなものがある。 ~の…

FACTFLUNESS 冒頭クイズに全問正解したが…

図書館に予約していた故ハンス・ロスリング氏著のFACTFLUNESS(ファクトフルネス)をやっと借りられたので読んだのだが、冒頭の12問のクイズにあっけなく全問正解してしまった。 2017年に14ヵ国12,000人に行ったオンライン調査で平均は2問正解で、11問正解が…

本の弱みと強み

俺はPodcastで経済ニュースや講義を聴くほうが好きなので、このところはあまり音楽を聴かなくなったし、これは他の人と逆かもしれないが、テキストを読むのは大好きなのに映像を観るのは結構苦痛なので、目でも耳でも文章を追い続けているほうだと思う。 音…

山崎寿人氏著「年収100万円の豊かな節約生活術」に学ぶ豊かな生活

今シリーズはとりあえず、ここまでで一区切りとなる。 寝太郎さんは月に2万円の生活をBライフと呼んで実行されていて、今もB’ライフとでも呼ぶべき生活をされておられるが、「年収100万円の豊かな節約生活術」を著されている山崎寿人さんは月に8万円程度の出…

寝太郎さんがアパートを借りたそうだが…

今回は前回の続きになってしまう。 以下が前回の内容である。ゴールデンウィーク中はうちのご主人の実家にいたので、前回と前々回は予約投稿をして出かけ、前回の内容がアップされたのは5月5日だったのだが、その1日前の5月4日に寝太郎さんのブログが更新さ…

高村友也氏著「自作の小屋で暮らそう-Bライフの愉しみ」に学ぶ人生観

2月末のことだが、「寝太郎さんが帰ってきた!」とうちのご主人に向かって思わず叫んだ。 昨年の9月25日にブログを更新されて以来、Twitterも含めて急に更新&交信が途絶えたので、実は心配をしていたのだが、2月25日に寝太郎さんが自宅の小屋に戻られた。 以…

中野孝次先生著「清貧の思想」は俺のバイブル

先日、内山直氏著「幸せの確率」はアーリーリタイア本の決定版という内容で書いた際に、高村友也氏著「自作の小屋で暮らそう-Bライフの楽しみ」と山崎寿人氏著「年収100万円の豊かな節約生活術」の紹介をすると言っておきながら延び延びになっていたのでそ…

マスコミが報じたばかりに広がることって意外に多い

Yohoo!のトップページにて、FNN PRIMEが報じた「違法漫画サイト根絶 政府本腰」という見出しが出たが、とうとうここまで目立つところに出たか!と思った。 これまでもこういった報じ方はされていたのかもしれないが、俺がこういったぼやかしのない表現で確認…

内山直氏著「幸せの確率」はアーリーリタイア本の決定版

アーリーリタイアを夢見るかどうか、それを可能にするかは人次第だし、リタイアをしたとして何をしたいと考えるかも人次第である。 生涯現役でないと経済的に行き詰ると思う人もいれば、生涯現役こそ生きがいを失わない生き方と思う人もいるであろう。 俺の…

橘玲氏の煽りに深く感謝

橘玲氏の著書は数多く読んでいる。 多くの読書をして、鋭い視点でそのエッセンスをまとめてくれるありがたいお方である。 立ち読みしかしていないので読み込めていないのだが、前に出版された「専業主婦は2億円損をする」は、氏が「幸福の『資本論』」にて述…

「ザ・ボイス そこまで言うか!」3月末終了がショック

外を歩くときは大抵PodcastをBluetoothイヤホンで聴いている。 以下、余談。 どーでもいい僕の貧弱なスマホ事情を書く。 僕が持っているスマホはタダ同然で手に入れたため、容量が3.5GBしかなく、それでいてアプリを外部ストレージに入れられないという低ス…

dマガジンを読んでいるので週刊誌の比較ができてしまう

費用・労力・媒体自体のおもしろさという面で全ての新聞に目を通す気はしない。 それどころか1紙も取っていない。 しかし、dマガジンを購読するようになって、dマガジンで読める範囲での一般週刊誌である、週刊文春・週刊新潮・週刊現代・週刊ポスト・週刊朝…

朝日新聞を徹底批判をする人はもしかして朝日を読み支えているのかな?

最初に僕の立場を申しておくと、僕は全てにおいて右寄りではないが、朝日新聞のことは虫唾が走るほどに嫌いである。 朝日新聞を読むと自分とあまりにも意見が違っていることが多くてイライラするし、朝日新聞に1円も出したくないので購読していない。 しかし…

人生100年は嘘?日本政府の公式寿命推計は男性が84.19年、女性が90.93年

昨日、人生100年について書いたが、リンダ・グラットン氏の「LIFE SHIFT」ではコーホート平均寿命とピリオド平均寿命で推計が異なるというふうに書いており、一般的にはピリオド平均寿命がとられているが本書ではコーホート平均寿命で試算したというようなこ…

いつの間に人生100年が公式見解になったというのだ?

リンダ・グラットン氏の「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」は発売されて間もない頃に読んだ。 本書は、平均寿命100歳の「人生100年」時代が到来するから当事者のみなさんはきちんと考えていこうねと啓発している。 確かに先を見ることは大切だし、100歳まで生…

高齢者ベッタリになるしかない週刊ポスト

週刊ポストの「年金は75歳までもらえなくなる」「老前破産」「75歳まで働かされるニッポン」と3週続く特集の題材が気になったので目を通してみた。 本誌は、政府の「人生100年時代構想会議」が「高齢者を中心にした給付の社会保障制度から、全世代型の社会保…

Kindle Unlimitedと悪戦苦闘

本当は紙の本を買って本屋さんの売り上げに貢献したいのだが、モノが増えるのが嫌で本をこれ以上増やしたくないものだから、本の購入はついついKindleになってしまう。 Kindleで電子書籍を購入して読むことも多いが、ちょうど1年前のサービス開始と同時にKin…

デービッド・アトキンソン氏著「新・所得倍増論」の感想

自分自身では日本社会のことを悪く書くことが多いのだが、外国人に言われると腹が立ってくることもある。 インターネット上で小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソン氏の日本に批判的な文章を何度も目にすることがあり、その度に癪に触っていたのだが…

匿名性と「生産性」

ちきりんさんという有名ブロガーがいらっしゃって、とても内容があるので、ブログを読んだことも多々あれば、本も数冊購読したことがある。 ちきりんさんは匿名性を大切にしているため、対談や講演などでもお面をかぶって顔を出さないようにしているらしい。…

Kindle Unlimited 即日開始

8月3日にいきなりKindle Unlimitedが使えるようになったが、既にKindleユーザーなので即日無料体験。 新しい本や売れ筋の本はあまりなく、むしろそれで安心したが、これだけの本があれば読みたかった本を次々と見つけられるもので、普段は3日に1冊程度のペー…

出口治明氏著「日本の未来を考えよう」の感想

クロスメディア・パブリッシングから出ている出口治明氏著「日本の未来を考えよう」という本が昨年からずっと積ん読になっていたのだが、少し前になんとか読み終えた。 この本はひたすら統計データが載っていてそれを出口氏が解説しているだけの本なのだが、…

浮気などに関してはどこから情報を得ても晒してもいいのか

毎日相当な量の活字媒体に目を通すので活字媒体では見たことは多々あれど、そもそもテレビを見ないし、特にバラエティーは全く見ないので、ベッキー氏をテレビで見た記憶がほとんどないが、ベッキー氏・「ゲスの極み乙女。」川谷氏の騒動の件はさすがに気に…

戦後70年と朝日へのいらだち

何故に10年ごとに談話を出さなきゃならないのかわからないが、終戦70年の総理大臣談話の内容は良く練られ尽くした内容だったなあという感想を抱いた。 今朝、新聞社各社の社説をチェックしたのだが、あの談話を受けて、「いったい何のための、誰のための談話…

楡周平氏著「『いいね!』が社会を破壊する」の読書メモ

新潮新書から出ている楡(にれ)周平氏著「『いいね!』が社会を破壊する」という本をずっと前に読んで、読んで印象に残ったことを備忘録としてメモしておいたのだが、気をひくためだけにつけられたような題名とは違って思いの外いい本だったので、こちらに…

Kindle導入

楽天koboを持っていて全然使っていないくせに、少し前にAmazonのKindle Fire HDXを買った。 本というのは読む人と読まない人の差が激しいものなので、自分が読むほうかどうかわからないが、数日に1冊は読んでいると思うので、読まないほうではないだろう。 …

軽減税率と新聞とあれこれ

消費税の軽減税率を公明党あたりが強く求めているが個人的には反対である。 求める側は食料品や新聞にそれを適用することを求めているが、何故にこれらが他のものより大切だと思えるのか全く疑問だ。 そりゃ公明党にとっては聖教新聞と公明新聞、共産党にと…