GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

日本人に対する諦めの境地

このブログ、過去記事になればなるほど政治に熱いブログだったのだが、このところはそういった内容に触れる頻度が激減した。

政治や経済に関するマターに関しては語りだしたら何時間でも話し続けてしまうぐらいにあれもこれもと思うことはあるのだが、「発信しなくてええや…」と思うに至っているのである。

 

やはり、新型コロナ禍で日本社会や日本人に対して強い違和感と嫌悪感を持つようになったというのがその原因としては大きい。

おそらくこの間に抱いた負の感情が無くなることは一生ないと思うので、俺とその周りが良ければ、同胞がどうなろうと苦しもうと知ったことではないと心の底から思う。

最近までマスクをしていてやっと外したような人や、まだマスクをしているような、俺と感覚が違い過ぎる人がどうなろうとマジで知ったことではない。

また、新型コロナ禍で俺の考えはかなりマイノリティだということがわかったので、「世の中に細々と発信しても共感されんわな…」と思う。

 

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とはいえ、たまには最近思った所感を述べてみる。

 

ニュースを見てても、ウクライナ戦争やスーダンニジェールミャンマーの状況などはほぼガン無視に近く、老人向けのちまちましたニュースばかりが目につく。

新型コロナ禍が過ぎ去って怒りを向ける対象が無くなったためか、「富士山に弾丸登山者が殺到して迷惑」「○○山に軽装の遭難者がいて救出」「鎌倉小町通りで食べ歩きしたゴミは持ち帰って!」「花火大会でゴミの山が残った」「インバウンド客が押し寄せて観光公害が~」といった正義中毒的なニュースがやたらと目立つのだが、ニーズがあるからこういったニュースが量産されるのである。

新型コロナ禍においてこれでもかと発揮された日本人の自粛・不謹慎・同調圧力の陰湿なメンタリティーが抜けきらないというか染みついてしまっているのだろう。

「ゴミの山」と言うなら行政も「ゴミ箱ぐらいまともに設置しろよ!こんなにゴミ箱がない国、他に例がないぞ!」と思う(ポイ捨てした人を見つけ次第注意している俺が言うのも難だが…)。

 

また、「安い日本」「日本はもはや発展途上国」「○○分野における日本の世界ランキングは下がる一方」といった日本衰退ポルノとも称される自嘲報道と、失った自尊心を取り戻すための「外国人は秩序正しい日本社会を評価している」「外国人が日本グルメに舌鼓」といった外国人様褒めてニュースも多い(外国人の日本への浅い感想などマジでどうでもいいから、YouTubeにこの種の動画が出てきたら片っ端からミュートしている)。

 

自民党女性局の「フランス視察」が炎上した件に関しては、団体で視察旅行をしても意味はないとは思うものの、特別に目くじらを立てることもなかろうと思う。

そもそも、国費から党に政党交付金を拠出した時点で、今の法律では使い方は使途の範囲内であればかなりブラックボックスとなっているのだから、日本維新の会がそれを問題視するようにその根本を論じないと意味がないと思う。

日本の社会に個人の政党加入や個人献金といった政治文化が根づかず、それと逆に多額の企業・団体献金が政治を動かすようになって政治が利益誘導型になり過ぎていたのを是正するために、献金ルールをある程度厳格化するとともに必要悪的に政党助成金制度というものが制定され、利益誘導型の政治に辟易としていた国民は小選挙区制などとともにそれを「コーヒー一杯分なら…」と支持したのだと理解している。

なので、必要悪である政党交付金が議員の支持者への祝儀に消えようと、党のパーティーに消えようと、派閥の合宿の経費に消えようと、フランス視察旅行に消えようとどうでもいいわとしか思わない。

SNSにアップされた写真が納税者の機嫌を損ねたとかいって騒がれているが、俺は「旅行なんて公費や公務で行っていいことなど一つもない、自費で行ってこそ心から楽しめる」と思っており、うらやましいとは1ミリも思わないので騒ぐ人の気持ちがわからない。

エッフェル塔ポーズぐらいでいちいち腹を立てるような狭量な性根で生きていたら疲れるだろうよ…」と哀れに思う。

 

日大アメフト部員の大麻所持の件に関しては、「これは個人の事件であって、チームや大学が連帯責任を取るのはマジで狂っている!日本死ね!」と思う。

こんなことで大学だとか理事とかを責めて何になるのかさっぱりわからない。

PCR検査に引っかかった無症状感染者が部内に出た時点で出場辞退を迫られる学校の構図と全く同じというか、この連帯責任社会、マジで終わってるわ…。

 

俺は大麻の臭いがとても嫌いなので、日本で大麻を解禁して欲しいとはこれっぽっちも思わないが、有害性と依存性の双方においてタバコと酒のほうが大麻より有害であることが科学的に実証され、それゆえに世界各国で解禁の流れにあるのに、「日本の杓子定規ぶりとガラパゴスぶりは新型コロナの時と同じだな…」と呆れる。

確かに大麻には幻覚作用があるし、ゲートウェイドラッグになる危惧もあるし、酒と同じく中枢抑制作用麻薬的な作用もあるが、人をおかしくすることに関して酒よりは余程マシである。

個人的には大麻を吸っている人より酔っ払いのほうがずっと迷惑なので、せめて路上飲酒ぐらいは欧米諸国と同じように禁止してくれないかと思う。

どうせガラパゴス国家であるならこれを先鋭化させて喫煙と飲酒を禁止して厳罰を科すのはいかがだろうか。

両方とも大麻より有害なのだから個人的には大賛成である。

俺もビールは好きだが、タバコの煙と酔っ払いが消えてくれるのであれば一生酒を我慢する。

 

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マイナンバーカードを巡る騒動に関するの件でも、「木を見て森を見ず」というか、デジタルで遅れまくっていてどうにも首が回らなくなっている状況への危機感という「森」への視座なしに、情弱に合わせて、かつ情弱を惑わせるような「木」の論争ばかりが跋扈していて呆れかえるばかりである。

マスコミはあえて情弱を焚きつけて煽っている感がするから余計に気持ちが悪い。

 

あと、外が暑いのはわかっているし、台風や大雨が来れば被害もあるだろうよとわかっているのに、涼しい部屋でテレビの前に座って麦茶でも飲んでいる視聴者に対してそのニュースを延々と報じ続けることにかなりの違和感がある。

朝ドラや大河ドラマを観てる際にはるか遠い地の天候情報がL字表示で出るとテレビをかち割りたくなる。

それとは逆に、ブラックジョークにもなっていないのが「甲子園」の放送。

大新聞社が酷暑の炎天下に高校生に肩を酷使する日程で野球をやらせ、その全試合を涼しい部屋で麦茶を飲んでいる人々向けに、公共放送が野球だけを特別扱いして全試合を報じることに対してビッグモーターへの怒りと同種の怒りを感じる(誇張し過ぎました)。

「甲子園」でやるのを止めて、釧路あたりで無放送でやってはどうか。

どうしても「甲子園」にこだわるなら、時期を変えるか、ナイター開催にするか、準々決勝以降だけにするかといった抜本的な対策が必要であろう。

 

最後にするが、歳時記や宗教観を否定するつもりはないけど、盆と正月の時期というのは気候的には一年で最悪の時期なのに、「こんな時期に皆がまとまって休むのは人生を楽しみ方としておかしくないか?」と思うのだけど、これに関しては他人事なのでまあいいや…。

 

以下、7月28日~30日まで入笠山と毎年恒例の蓼科を旅行したので写真を置いときます。

 

photos.google.com

 

少し前に友人と食事した後、22時頃に歌舞伎町タワーの新宿カブキhall~歌舞伎横丁の見物に行ったがこの通りの賑わい

 

勝鬨橋塗装工事中のために板張りになっている

 

月夜の夜間はこんな感じに…

 

築地大橋のたもとに月が沈むところ…

 

8月4日に河口湖にも避暑へ。今夏3度目の避暑。一人でバス旅。大石公園から

 

かわいらしいコキアと…

 

河口湖の白鳥さん。河口湖の観光客のほとんどは外国人でした

 

翌日に花火大会があるそうですが、前夜祭があって15分ほど花火が上がるそうなのでちょっと待つ。前夜なので人もまばら…。富士山の登山ルートも見える

 

花火は河口湖大橋の東側から上がります

 


打ち上げ地点がものすごく近くて大迫力

 

翌日は南岸を歩いて昼過ぎにバスに乗って帰京

 

同じ頃に佃~月島~勝どき~晴海エリアでは佃にある住吉神社の例祭が行われていた

 

佃堀の周囲には祭のための仮設の建屋が並び立つ

 

通常、例大祭は3年に1度なのだが、新型コロナ禍を挟んで5年ぶりの開催となった

 

佃エリアは開発激しい中央区に残る粋な下町

 

金曜日から月曜日まで4日間ぶっ通しで行われるのだが、甘ったれな俺だったら体力持ちませんな…

 

8月8日は東京會舘の「株主バイキング」に行きました。東京會舘の宴会場はものすごく広いのです

 

フランス料理のバイキングは大満足ですが、バターたっぷりの本格フランス料理は胃に堪えます

 

東京會舘名物のマロンシャンテリー(中央)はもう少し大きいサイズだけど、普段は1,000円以上するんだよな~。パクパクと複数個食べておきました

 

満腹になりすぎて腹ごなしに丸の内仲通りを歩く。ブランコで胃袋に隙間を作る