2018-01-01から1年間の記事一覧
無学なもので勉強できていないことを恥じるのだが、いずれ勉強してみたいと思っているのが、国家統治だとか組織のメカニズムについてである。 世界の王朝だとか中国の科挙の時代からあったように、官僚制というメカニズムは、法律と両輪を成して国家運営にお…
今回のテーマは専門的に研究している人がいくらでもいそうであり、俺のような門外漢が下手に触れると火傷しそうなテーマなのだが触れることとする。 また、最初に述べておくが、俺は民主主義を愛し、そこで保障されている言論の自由をどこまでも愛しており、…
先日、セーリングの「ワールドカップ江の島大会」の開会式にイルカショーが披露されたことに対して国際セーリング連盟が非難し、日本セーリング連盟は「イルカの扱いについては個人や国によって考え方が違い、イルカショーを披露したことは慎重さを欠いてい…
一応はうちのご主人も本ブログを読んでいるのだが、「文が長すぎる時は、読む気がしない」と言われた。 そりゃそうだろ。 俺だって他人の文章があんなに長かったら読む気がせん。 でも、俺は他人が求める文章を書きたいわけではなく、自分の書きたいことを書…
節約して簡素に生きるライフスタイルの構築について考えると、我が家における2大欲望消費である旅行代と外食代に関しては徹底的にコストパフォーマンスを求めていかなくてはならないと考えている。 旅行は人と出かけない限りは自分で全てコントロールできる…
人生において食事ほど楽しいことはない。 少なくとも生まれてこのかた食欲の権化であり続けた俺にとってはそうである。 食欲の権化といってもただ食欲があるだけでグルメというわけではない。 外食と家で作って食べる場合とではそれぞれの利点がある。 食事…
台風の目の右側では特に強風が吹くが、昨日は台風の目が大阪の左側を通過し、潮位の高い時間帯と重なったために大阪周辺の地域の被害は甚大なものとなった。 それにしても、地震あり・水害あり・猛暑あり・台風ありと西日本にとってはとんでもない夏になった…
本シリーズ最終回となるが、今回はおまけの回である。 デービッド・アトキンソン氏が指摘するまでもなく、日本の生産性が上がらない理由は、解雇規制が強過ぎることによって産業間の人材の移動が起きず、最低時給が安いことも相まって淘汰されるべき産業がい…
今回はむちゃくちゃ長いが、次回はおまけの回となるので、内容的にはクライマックスの回となる。 本シリーズの第2回に「時給1,300円を確実なものとするためには、最低時給を強引に引き上げる方法と、労働需給を逼迫させて人手不足の状況を作り出して時給を上…
日本の生産性は低いと言われるが、今回は生産性について触れる。 生産性は一人当たりのGDPはいくらなのかという数字を見れば比較できるので、一人当たり名目GDPを比べれば簡単にわかるのだが、より公正に比較する方法として、就業1時間当たりの一人当たり購…
消費が増えない根本的な理由は、GDPの6割を占める肝心の家計の可処分所得がいつまでも増えないからである。 企業は不況時に人件費を下げずに労働分配率を上げて踏ん張っている代わりに、好況時になると労働分配率を下げて人件費を上げないまま長らく経営して…
本ブログに検索から訪問する人がどのページにアクセスしているかはわかるようになっているのだが、黄金町について書いたページへのアクセスはかなり多い。 かつて飾り窓に何百人という売春婦が立っていたが、当時の中田宏市長が主導した浄化作戦で一網打尽に…
GDPは一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額であり、主に四半期単位もしくは年単位で算出する。 GDPは生産・支出・分配のどの観点から見た時も同じ金額になるが、これは三面等価の原則といわれ、常に「生産=支出=分配」という式が成り立つというこ…
4回目と5回目は労働政策というところからは一旦外れて、経済全般について触れる。 経済学の大原則だが、自由市場下では需要曲線と供給曲線が一致したところで均衡価格が成立する。 需要と供給の少ないほうの増減に合わせて、取引量やGDPが決まっていく。 一…
移民を受け入れてしまうと時給の上昇圧力が挫かれて時給が下がるうえ、短期的にも長期的にも社会不安の原因になりやすいので、日本は移民政策には長らく慎重な立場を取り続けてきた。 先日、日本商工会議所などが外国人労働者の受け入れを強く陳情している件…
今回のシリーズのために先日に別途書いた内容が下記の内容である。ここで述べたのは以下のような内容である。 日本での新卒時の就職は、就“職”ではなく就“社”なので、日本企業においては自らが望むようなキャリアを構成し辛い。 また、キャリアやスキルの細…
いつもは俺の意見をメモするのに使っている本ブログだが、これから9回にわたって、日本経済と労働政策全般について思うことを書く。 本ブログは適当に書いている回と、ガチで書いている回があり、本シリーズは久々にガチで書くシリーズとなる。 シリーズの途…
俺は異常に神経質で面倒くさい人間だ。 リモコンは常に直角に並んでいないと気が済まないし、排水溝の掃除は毎日するし、部屋に埃が落ちていることも許さない。 そういう意味では同居人にとっては便利な存在だろうと思い込んでいる。 モノに関してもきちんと…
世界に自由貿易を求める圧力をかけ続けてきたアメリカが逆に自由貿易を阻害する時代になっているが、そんな中で日本とアメリカの日米通商協議=FFRが行われている。 アメリカの変節に際し、「どの口が言うか!」とは思うが、俺は子供の頃からアメリカの外圧…
日本でサマータイムの実施が検討されているようだ。 もちろん、オリンピックを挟んだ2年間のみの実施というのは論外だと思うのだが、これまで森喜朗氏と俺の考えが一致した記憶がない。 俺が宮崎から上京した際に、冬場に東京の日没があまりに早すぎて戸惑っ…
アメリカの大学でペーパーテストで入試をしたら人格を捨ててガリ勉に励む中国人や韓国人ばかりになるので、私学がアファーマティブ・アクションによって合格者を選別するのは仕方ないと思う。 また、高潔な人格や志の高さや手先の器用さなどが求められる医学…
前回、日本の終身雇用制度は正社員が自分の職種を自分で選べないこと、転職をしたら収入が大幅ダウンして人生設計を大きく狂わされるために何があっても辞めずに働くしかないことを、「従属者」と呼んだ。 自分で選んだ職種や仕事ではなくとも大きなやりがい…
需要と供給だとか、生産性だとか、移民といった内容について次回以降に触れたいのだが、その前提として、ごくごくわかり切っていることではあるが、日本の終身雇用制度について思うことを書いておこうと思ったので、以下に長々と述べる。 日本における多くの…
LGBTの権利について国内で色々と議論・主張がなされるのはわかる。 国内に住んでいる以上は国内で権利を主張することが合理的かつ利益にかなうからだ。 ところで、イスラム教の国には国として同性愛を完全に否定する国が多い。 また、イスラム教の国には女性…
仮に日本が自前で中国と渡り合う軍隊を持つとなると5倍は費用がかかるという声もあるが、ひいき目に見てもアメリカと同盟を組んでいるおかげで日本の軍事費は安く済んでいるわけである。 実際にGDPの1%しか軍事費を負担していない国なんて日本以外の主要国…
元々、本ブログは「GOODDAYS」サイトの「日々の随想-モラトリアム・デイトレーダーの日常」というワンコーナーに過ぎず、日々思ったことをつれづれ思ったことを書くためのブログだったのだが、だんだんとテーマのあることについて書こうと思うようになり、…
猛暑が続き、今日の東京はこれまでで最も暑かったが、今日は猛暑よりも水難事故で亡くなった人のほうが多かったようである。 少し思ったことを以下に羅列してみた。
高校時代に最も仲の良かった友人が退職するとのことで、これは只事ではない話だなと思ったので会うことにした。 男同士で会うときは、予約はおろか店も決めずに会って、適当な店に入ることが多いが、友人が「ここでいいか?」と言って入った店が喫煙可の店だ…
クソ暑い日々が続きますなあ。 こんな炎天下で長袖の服を着た高齢の交通誘導員が道に立っているのを見ると、こういうのは止めさせないとダメだろうと心の底から思う。 そもそも不要にしか思えないような交通誘導を義務づけている政治家や役人側は一度も路上…
東京は他の地域に比べればまだ気温はそれほどでもないようだが、昨夜は寝苦しくて今夏初の冷房をつけた。 深夜の錦織VSジョコビッチに続いて、クロアチアVSイングランドの試合を録画観戦する必要があったので、寝つけないなどというロスは許されなかったため…