GOODDAYS

東京の真ん中で仙人のように生きる俺のつぶやき

凶悪犯罪と反社会勢力と人権など

結局、参議院選挙は全国区は佐藤正久氏、東京選挙区は武見敬三氏に投票した。

毎回自民党を支持するわけではないのだけど、前回述べた通り、俺が最大の争点と考えたのはシーレーンの保持である。

佐藤氏に投票したのはまさにそこを重視したからであり、武見氏に投票したのは公約に賛同できたのと当落線上で戦っておられたからである。

武見氏が当選できるかは今の時点ではまだわからない。

投票率は相変わらず低いが、ものすごく不満がある人であれば必ず投票に行くだろうから多くの人にとっては現状の政治への不満はそれほどないということだろう。

 

ここから本題に入るが、京都アニメーション放火殺人事件や登戸での殺傷事件のような事件が起きるたびに毎度思うことは、このような事件を少しでも未然に防ぐ手立てはあるのだろうかということである。

実効的な目線で考えると、どうしようもないクズ人間がいるのは仕方ないと割り切るか、それとも埋め込みチップだとかGPSだとかカメラというツールを用いる方法などで前科者等の人権を制限して未然に防ごうとするかということになるだろうが、こうしたことに対する決定には政治が大きく関わることになる。

人権派」の考えを突き詰めていくと犯罪の抑止力は大きく毀損するだろうが、結局は人権というものを誰の立場に立って考えるかということでもあるのだろうと思う。

仮に前科者や犯罪者予備軍の人権を制限する場合、強姦事件を起こした人間は例外なく去勢してしまうというような対応策があるだろうし、社会全体に対してより強固に防犯するのであればガソリンを購入する際の身分確認およびマイナンバー等を用いた身分照会の厳格化およびガソリン給油口への施錠の義務化等を考えて良いかもしれない。

火炎瓶が投げられるような事件を見かけることがめっきり減って、ガソリン爆発の怖さを忘れかけていたが、こんなとんでもない方法で同じような事件を起こす者がいたらと思うと面倒くさい規制すら必要なのではないかと思ってしまう。

ところで、意図的な犯罪に対して自動車の暴走事故に関してはテクニカルな解決策が示されているのでこれをどうするかというのも政治の役割といえるかもしれない。

 

今回の参議院選挙に「安楽死制度を考える会」というワンイシュー政党があり、政見放送を聴いたが、「自分の最後は自分で決めたい」という主張には個人的には賛成である。

しかし、国民のなかには「自分なんかいなくなったほうがいい」と忖度して安楽死を選ぶような人もいるだろうから注意が必要と考える人も多いだろうと思う。

個人的にはそれも含めて考えても「自分の最後は自分で決めたい」という主張に賛同するが、こうした考えが現代の日本社会で通ることはほとんどないので、「人権とは面倒くさいのう」という気持ちにもなる。

 

社会的トピックが多い時は多いもので、京都アニメーション放火殺人事件の翌々日に報じられたニュースは宮迫博之氏と田村亮氏の会見関連のニュースばかりだった。

お笑いを見ない人間なので吉本興業のガバナンスの酷さへの興味はあまりないのだが、反社会勢力がからむという意味では気になるトピックである。

有名人には麻薬商人や詐欺師や美人局など悪いことを企む連中が数多く近寄ってくるに違いないが、人気商売をしていない人としている人、組織を背負っていない人と背負っている人とでは取れる対応は全然違うのだろうなと思う。

例えば、前者は反社会勢力との写真撮影を比較的断りやすいだろうが、後者にとっては厳しいだろうなと思う。

飲み屋で何らかの要望をお願いしてきた反社会的勢力らしき人とのコミュニケーションを無下にしてメンツを潰すのも難しいだろう。

そもそも即興的に騙しのプロでもある反社会勢力であるかという調べがつくかといえばそれは土台無理な話だろうし、拒絶して逃げ出すのもなかなかに難しい話である。

 

これは俺が格闘技をやっていた頃の15年以上前の話だが、格闘技関連のとある飲み会で顔見知りのとある方に「何の仕事をしてるんですか?」と聞いたら「オレオレ詐欺やってます」と答えられたことがあり、ドン引きしつつも、「へえ~そうなんすか」と軽く驚きつつ話を流してそれとなく席を立った記憶がある。

それでも、飲み会の後に全員での記念撮影ぐらいはあったかと思う。

俺が無名なのと、無名であるがゆえに俺に悪意を持って近づく人もいないから安心できるというだけの話である。

 

2011年頃に暴力団排除条例ができてきて、マスコミは「反社会的勢力に対する基本姿勢」を打ち出し、社会も徹底排除を目指して現在にいたるが、反社会勢力とされている人はともかく、更生を考えている人はどう生きれば良いのか、追い詰められた者ができることは限られるだろうなとはいつも思う。

京都や登戸の事件を起こした者もある意味で追い詰められた「無敵の人」であるが、現在の社会の有り方ではこうした芽を摘むのは難しいだろうなと思う。

もちろん、凶悪犯罪はファクトでいえば激減しているので現状維持という手もあるだろうが、積極的に芽を摘むのなら、更生に重きを置くか、テクノロジーを用いた管理社会に移行するかといった選択肢を取るしかなかろうと思う。

個人としては前者にも後者にも大賛成である。

 

【2019年10月27日追記】

総務省消防庁が、京都アニメーションの放火殺人事件を受け、ガソリン販売の規制を強化する方針を明らかにしたそうで、車への給油ではなく、携行缶などに入れて販売する場合は、購入者の身元や使用目的の確認を事業者に義務づけるそうであるが、一歩前進といえると思う。

 

今日、金魚祭りを覗くために西葛西の行船公園に行ったのですが、これが江戸川区営で無料の自然動物園はあるわ、滝もある立派な日本庭園もあるわでビックリ

 

少し前のとある日に散策がてら通りがかった堀切菖蒲園。菖蒲の季節は終わってましたが、以前より気持ちの良いところになっていました