GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

メキシコに運命を任せてる面も?

スポーツを観戦するのが好きなくせに、このブログではスポーツのことといえばネガティブなことばかりを言っているのだが、やはりワールドカップはおもしろい。

背負っているものが悲壮なほどに大きな戦いの醍醐味というものだろう。

 

予選では1日に2試合までは無理しないでも見られたが、トーナメントになるとさすがに23時からの試合しか見られない。

でも、深夜3時の日本VSベルギー戦は見ないわけにはいかない。

準決勝も何故か3時からのようなのだが、これも見ないわけにはいかないわなと思う。

 

コロンビア戦で起きたような奇跡が起きればなあと思うが、これまでがあまりに何もかもが上手く行き過ぎた感がある。

2002年の日韓大会の時に埼玉スタジアムではなく、パブリックビューイングで日本VSベルギー戦を見た時に、鈴木選手と稲本選手が決めたゴールは脳裏に焼きついているが、あの時に引き分けたベルギーと今のベルギーは全然違うようだからな~。

 

ところで、今日の23時からはブラジルVSメキシコの試合だ。

 

メキシコ人にとってサッカーと大統領選のどちらが大切なのかはわからないが、メキシコ大統領選でアンドレス・ロペスオブラドール氏が勝利し、初の左派政権が誕生することになった。

なお、政権発足はまだ先で、11月30日までは現政権が続くことになっている。

 

俺は、金融資産をメキシコペソで運用していることが多いので、これは一大イベントだった。

日本代表はコロンビアの守備に運命を任せて賭けに勝ったが、俺はメキシコペソに運命を任せている面もある。

普段からトランプリスクや治安リスクの大きいメキシコだが、大統領選はさすがに怖すぎたので、大統領選の前にほとんどをいったん円ポジションに戻していたのだけど…。

 

俺は所有している不動産日本円建て資産とならざるを得ないので、金融資産については可能な限り外貨建ての通貨もしくは投資信託ETFで持つよう心がけている。

 

スワップ・ポイント金利が得られないユーロや、政策金利17.75%でも右肩下がりで切り下がり続けるトルコリラには手を出さないが、量を減らしたり増やしたりしながら、米ドルで持ったり、メキシコペソで持ったり、円に戻したりしているため、常にホールドしているというわけではないものの、メキシコペソの7.75%という政策金利はとてもありがたい。

 

というわけで、基本はスワップ狙いでのホールド運用とはいえ、売買もそれなりにしているわけだが、売買は自分が文章に書き出したルールに則って行うよう気をつけているし、何が起きても大丈夫なようにレバレッジは低めにしている。

余談だが、外貨以外では個別株は持たず、新興国・先進国・日本株の指数連動型の投資信託ETFを分散させて持っているのだが、こちらは長期で持ち続けていて、チェックはたまにするぐらいである。

もちろんこのところはとても渋い。

また、個別株にはロマンを感じてはいるが、30歳の時にいったん退場しているし、外貨を持つことが集中投資になっているので、株式は徹底した分散投資にしているというわけである。

 

話を変える。

先日、6月28日「老人だけでなく、子供にも現金を配れ」というようなことを述べたが、世界中で福祉と給付において「移民に対してどうするか」ということが大きな問題となっており、ドイツなどはこれで政権まで倒れようとしているので、例には挙げたのだが、実際には簡単な話ではない。

ベーシックインカムの是非についての論争も同じで、これなどは移民を全く認めない社会でしか実現できないだろう。

韓国の済州島で大量のイエメン人が難民申請というニュースを見て、ビビったわけではないが、念のため弁解的なことを書き残しておく。

 

【追記】

2018年7月3日追記。

惜しかったけど、優勝しない限りどこかで負けるわけで、これで勝って次にブラジルに4-0とかで負けるより、物語としてはずっと美しかったのではないだろうか。

全てはコロンビア選手の開始3分後のハンドに感謝。

あのおかげで本来なら2敗1分で敗退するはずが、1勝2敗1分になったわけである。

なお、ブラジルの劇団ネイマール先生が足を踏まれてからの時間差を挟んでの七転八倒ぶりは芸術の域に達してましたが、ベルギーのLUKAKUさん、あの風格で25歳とはサバ読み過ぎというか、末恐ろしいっす。

 

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東京タワーのサムライブルーは今日で終わるのか?深夜3時に「マジックアワー」が訪れることを望みたい!

 

長年渇望した受動喫煙防止条例の成立

前回の都議会選からほぼ1年が経った。

 

かつて石原慎太郎氏が排ガス規制という後世に残る大英断をした時のような大きな変化を都政に期待していたが、昨日、東京都受動喫煙防止条例がやっと成立した件はそれ以来の大英断であろう。

2020年4月の施行まであと2年弱あるのは長いと思うけど、主に市街地で定められている路上喫煙禁止条例との合わせ技は、屋外では吸い放題の多くの国と違って喫煙者にとってこの上なく厳しい規制となるわけである。

 

ところで、連邦国家ではない日本国における地方自治にはしょせん日本国憲法の第8章で定められる程度のしょぼい権限しかないわけで、その中では今回の条例はかなり大きな部類に入るものだろうと思う。

徴税だの福祉制度だの産業政策だのといった肝心な部分を握る国家権力を支配する霞が関自民党のおっさん達にはあの程度のダメダメな受動喫煙関連法案しか作れないのだが、都議会はがんばってくれたと思う。

 

俺は前回の都議選で、自民党の候補も、短大の幼児保育学科卒で民進党から鞍替えしたばかりの都民ファーストの会の候補も、小池都知事も全部嫌で、結局はやけっぱちで泡沫候補に投票したのだが、今回ばかりは小池都知事都民ファーストの会を評価したい。

今後も小池氏と都民ファーストの会に投票することはないけど、今回の実績に免じて個人的には小池氏が学歴を盛ったであろう件は許してもいい。

先の展望無しに築地移転問題でかき回すだけかき回して泥沼に突入し、インパール百合子」と呼ばれ、もはや国民民主党並みの死に体だと思う都民ファーストの会もこれでやっと実績を作れたのではないかと思う。

 

ところで、俺が長年にわたって都政に求めていたのは以下の4つだが、最も希望する受動喫煙防止条例が成立したのでありがたい。

 

  • 飲食店での喫煙を止めさせてくれ。
  • 築地市場移転を早く成し遂げて、我が家から300mしか離れていない環状2号を早く開通させてくれ。
  • 家の前の隅田川を我が物顔で通る水上バイクの暴走族ばりの騒音をどうにかしてくれ。
  • これは都政でなく区政だと思うが、いい加減、もう少し街にゴミ箱を設置してくれ。
    外国人観光客が困ってるし、コンビニがかわいそう。

 

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話を地方自治ではなく、国政レベルに移す。

自民党という政党は多種多様な支持基盤を持ち、右から左までさまざまな議員を擁しているわけだが、もし、野党につけ入る隙があるとすれば、利権がからんでいるところに塩を擦り込むように焦点を当てることではないのかなと思う。

モリカケのような、国民生活にとってどうでも良いようなところではなく、国民生活の利害に関わる部分においていくらでも切り崩しどころがあるし、そこに対する怒りをガンガン煽れば良いように思うのに何で攻めないのかなあと思う。

どうせ、現在利権を貪っている人々は何があっても自民党公明党支持なのだから、そこの利権をいくら切り崩しても野党にとっては痛くも痒くもないはずなのである。

過去にも取り上げている気はするが、例えば、以下のような切り崩しどころぐらいは誰にでも思いつくような部分であろう。

 

  • サラリーマンの専業主婦である第3号被保険者による厚生年金と健康保険のタダ飯食い的な優遇の意味、および、扶養控除の存在に何故にその他の被保険者が怒りの手を上げないのかがどうしてもわからない。
    なお、「広宣流布」活動に忙しい創価学会の婦人会はほとんどが第3号被保険者だろうから第3号被保険者制度の廃止は公明党にとっては絶対に譲れない一線なのではなかろうかと思う。
    自民党公明党が袂を分かつ時には自民党はこの制度の廃止に踏み込むかもしれないし、そうなることを強く期待したい。

  • 子供よりも老人優先の福祉がまかり通り過ぎ。
    子供を増やして国家福祉と財政の長期的な維持を願うなら、第3号被保険者への不要な優遇を止める代わりに、例えば、子供一人につき月額10万円ぐらいの現金を成人する時まで配れば良い。
    親は子育てをしているのだから、親がそれでパチンコに行っても割り切るべき。
    「子供がいない人は年を取って福祉のタダ食いをすることになるだろうが」と、趣旨をきちんと説明、もしくは子有り世帯と子無し世帯の対立を煽れば、子無し世帯のほうが分が悪いはずである。
    我が家は不妊治療に400万円かけて子供は諦めたが、好きでやったことなので助成金などは一切いらないし、子供への現金直接支払いには大賛成である。
    もしくは、完全に現役世代の側に立って、食い逃げ世代と食い逃げ不可な若年世代の対立を徹底的に煽って若年層の投票率を上げつつ若年票を取り込むのも手。
    これに関しても議論を尽くせば多数派とはいえ高齢者のほうが分が悪いはずである。

  • 農家の収入の半分以上が補助金であることにサラリーマンが怒らないのが意味不明。
    高齢化が深刻で、耕作放棄地も多いのに、企業や農家でない人の農業への参入障壁や規制は高いままで未来の展望が描けないし、農村への移住を考えている人も農村住民の閉鎖的な気質が怖いから田舎に移住できないわけで、このあたりの構造もどうにかするべきである。

  • パチンコ業界・タバコ農家・予算の多すぎるNHKといった業界との理不尽な癒着はツッコミどころ満載だと思う。

【追記】

2018年6月29日1時追記。

日本VSポーランド、最高に好きな展開!まさにSAMURAI!勝ちのためには手段を選ばない宮本武蔵のようで、フェアプレーでも何でもないのにフェアプレーポイントがポイントになったというのも絶妙。

昨日の韓国VSドイツも超絶おもろかったけど、サッカーは人生のごとしですな…。

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