GOODDAYS

  世の中の歪みをかいくぐってひたすら逆張りの人生を歩む俺の意見

長年渇望した受動喫煙防止条例の成立

前回の都議会選からほぼ1年が経った。

 

かつて石原慎太郎氏が排ガス規制という後世に残る大英断をした時のような大きな変化を都政に期待していたが、昨日、東京都受動喫煙防止条例がやっと成立した件はそれ以来の大英断であろう。

2020年4月の施行まであと2年弱あるのは長いと思うけど、主に市街地で定められている路上喫煙禁止条例との合わせ技は、屋外では吸い放題の多くの国と違って喫煙者にとってこの上なく厳しい規制となるわけである。

 

ところで、連邦国家ではない日本国における地方自治にはしょせん日本国憲法の第8章で定められる程度のしょぼい権限しかないわけで、その中では今回の条例はかなり大きな部類に入るものだろうと思う。

徴税だの福祉制度だの産業政策だのといった肝心な部分を握る国家権力を支配する霞が関自民党のおっさん達にはあの程度のダメダメな受動喫煙関連法案しか作れないのだが、都議会はがんばってくれたと思う。

 

俺は前回の都議選で、自民党の候補も、短大の幼児保育学科卒で民進党から鞍替えしたばかりの都民ファーストの会の候補も、小池都知事も全部嫌で、結局はやけっぱちで泡沫候補に投票したのだが、今回ばかりは小池都知事都民ファーストの会を評価したい。

今後も小池氏と都民ファーストの会に投票することはないけど、今回の実績に免じて個人的には小池氏が学歴を盛ったであろう件は許してもいい。

先の展望無しに築地移転問題でかき回すだけかき回して泥沼に突入し、インパール百合子」と呼ばれ、もはや国民民主党並みの死に体だと思う都民ファーストの会もこれでやっと実績を作れたのではないかと思う。

 

ところで、俺が長年にわたって都政に求めていたのは以下の4つだが、最も希望する受動喫煙防止条例が成立したのでありがたい。

 

  • 飲食店での喫煙を止めさせてくれ。
  • 築地市場移転を早く成し遂げて、我が家から300mしか離れていない環状2号を早く開通させてくれ。
  • 家の前の隅田川を我が物顔で通る水上バイクの暴走族ばりの騒音をどうにかしてくれ。
  • これは都政でなく区政だと思うが、いい加減、もう少し街にゴミ箱を設置してくれ。
    外国人観光客が困ってるし、コンビニがかわいそう。

 

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話を地方自治ではなく、国政レベルに移す。

自民党という政党は多種多様な支持基盤を持ち、右から左までさまざまな議員を擁しているわけだが、もし、野党につけ入る隙があるとすれば、利権がからんでいるところに塩を擦り込むように焦点を当てることではないのかなと思う。

モリカケのような、国民生活にとってどうでも良いようなところではなく、国民生活の利害に関わる部分においていくらでも切り崩しどころがあるし、そこに対する怒りをガンガン煽れば良いように思うのに何で攻めないのかなあと思う。

どうせ、現在利権を貪っている人々は何があっても自民党公明党支持なのだから、そこの利権をいくら切り崩しても野党にとっては痛くも痒くもないはずなのである。

過去にも取り上げている気はするが、例えば、以下のような切り崩しどころぐらいは誰にでも思いつくような部分であろう。

 

  • サラリーマンの専業主婦である第3号被保険者による厚生年金と健康保険のタダ飯食い的な優遇の意味、および、扶養控除の存在に何故にその他の被保険者が怒りの手を上げないのかがどうしてもわからない。
    なお、「広宣流布」活動に忙しい創価学会の婦人会はほとんどが第3号被保険者だろうから第3号被保険者制度の廃止は公明党にとっては絶対に譲れない一線なのではなかろうかと思う。
    自民党公明党が袂を分かつ時には自民党はこの制度の廃止に踏み込むかもしれないし、そうなることを強く期待したい。

  • 子供よりも老人優先の福祉がまかり通り過ぎ。
    子供を増やして国家福祉と財政の長期的な維持を願うなら、第3号被保険者への不要な優遇を止める代わりに、例えば、子供一人につき月額10万円ぐらいの現金を成人する時まで配れば良い。
    親は子育てをしているのだから、親がそれでパチンコに行っても割り切るべき。
    「子供がいない人は年を取って福祉のタダ食いをすることになるだろうが」と、趣旨をきちんと説明、もしくは子有り世帯と子無し世帯の対立を煽れば、子無し世帯のほうが分が悪いはずである。
    我が家は不妊治療に400万円かけて子供は諦めたが、好きでやったことなので助成金などは一切いらないし、子供への現金直接支払いには大賛成である。
    もしくは、完全に現役世代の側に立って、食い逃げ世代と食い逃げ不可な若年世代の対立を徹底的に煽って若年層の投票率を上げつつ若年票を取り込むのも手。
    これに関しても議論を尽くせば多数派とはいえ高齢者のほうが分が悪いはずである。

  • 農家の収入の半分以上が補助金であることにサラリーマンが怒らないのが意味不明。
    高齢化が深刻で、耕作放棄地も多いのに、企業や農家でない人の農業への参入障壁や規制は高いままで未来の展望が描けないし、農村への移住を考えている人も農村住民の閉鎖的な気質が怖いから田舎に移住できないわけで、このあたりの構造もどうにかするべきである。

  • パチンコ業界・タバコ農家・予算の多すぎるNHKといった業界との理不尽な癒着はツッコミどころ満載だと思う。

  • 外国人に利用される生活保護国民健康保険の高額医療制度利用の放置を始めとする、軽い処罰と性善説で成り立つ穴だらけの日本の法体系にツッコミを入れれば支持もされるのではないかと思う。

【追記】

2018年6月29日1時追記。

日本VSポーランド、最高に好きな展開!まさにSAMURAI!勝ちのためには手段を選ばない宮本武蔵のようで、フェアプレーでも何でもないのにフェアプレーポイントがポイントになったというのも絶妙。

昨日の韓国VSドイツも超絶おもろかったけど、サッカーは人生のごとしですな…。

これで、無気力試合必至だったイングランドとベルギーも真面目に試合ができるわけで、彼らに90分間無気力試合をさせるよりはずっとマシなわけで、そういう意味でもナイスアシスト!

 

2018年7月1日追記。

イングランドとベルギーは日本に勝った後のブラジルに当たりたくなかったようで、イングランドが無気力に試合をして負けたんだそうな…。

 

川崎市某所を散策した際にたまたま見かけた病院の看板。ザ・性善説っていうか、日本国憲法の第25条が保証している対象は「すべての国民」なのだが…。