総合に関しては素人ですが、恒例の感想を書きなぐります。
桜庭はがんばっていたけど、全く歯が立たなかったように見えた。
痛めつけられるさまと痛めつけられた様子の双方とも痛々しすぎた。
いくら夜遅くの放送だからってあれを映すことはないのに…。
それに、レフェリーストップが遅すぎるように思えた。
もっと選手の安全について考えて欲しいと思ってしまうわいな…。
桜庭はピンチの時にも自らを鼓舞するように言葉を発し続けているのをマイクが拾っていたのだが、言葉を発する桜庭とそれをマイクが拾えていることにビックリした。
昔のように技があれば多少の体格差をカバーできた頃と違って、総合格闘技の完成度が飛躍的に上昇し、心技体すべてがトップクラスでないと通じなくなっている時代において、桜庭の体重・身体で93kg級に挑むのはキツイ気がする。
もう、最後の花道を考えてあげても良いような気がするなあ…。
ヴァンダレイ・シウバ VS 中村和裕…予想当たり
中村は健闘したなあ…と思った。
胴着の件は残念だが、途中からシウバが中村の打撃に慣れてきたため、勝ち目はなさそうと思いはじめた矢先だったし、まあ、こんなところなんだろうな…。
マウリシオ・ショーグン VS アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ…予想当たり
素人目にも一番おもしろいカードに思えるのだが、カットカットの連続で残念…。
ホジェリオの健闘が光っていたように見えたのだが、全部見てないからわかりませぬ。
イゴール・ボブチャンチン VS アリスター・オーフレイム…予想ハズレ
前回ビクトーをフロントネックロックで決めて驚愕の勝利をおさめたアリスターだったが、何と今回も同じ技で勝利を飾った。
打撃系の格闘家というのはタックルをしかけられやすく、その時にフロントネックロックを取りやすそうに思えるので、立ち技系の選手はこの技を徹底的に鍛えたほうが良いような気がする…。
あおりで「一瞬で決着」とか言っていたからロシアンフックが決まるのかと思って見ていたので結果にはビックリした。
でも、11分20秒の試合をカットするなよ!と思ったのは私だけではあるまい…。
予想は外れたけど、アリスターの成長が著しかったので良しとする。
アントニオ・ホドリコ・ノゲイラ VS パウエル・ナツラ…予想当たり
ノゲイラが敗れたら「総合格闘技って何?」ってことになところだったのだが、ちゃんとTKOで勝ってくれたのでめでたしめでたし。
セルゲイ・ハリトーノフ VS ペドロ・ヒーゾ…予想当たり
予想通りハリトーノフ様の圧勝。
田村の実力は測定できているのだが、負けたらかわいそうすぎるので田村を応援した。
これで瀧本が勝っていたらホンモノであることが証明されたわけだが、今後はどうだろう?
瀧本のパンチは山本KID選手のように当て勘が良いというわけでもないが、KID選手と同様に思いっきりが良いのでああいう選手のパンチは意外に怖いんだよなあ…。
ミルコ・クロコップ VS イブラヒム・マゴメドフ…予想当たり
マゴメドフのパンチは当たったらすごそうだったが、見切っていたミルコはお見事。
テイクダウンもなしにミルコの圧勝に終わった。
結局、予想が外れたのはボブチャンチンの負けだけだった。
それにしてもブラジリアンは強い…。
決勝ラウンドはシウバ VS アリスター、ショーグン VS アローナになりそうな気がするが、この4人中ではアリスターが一番劣るような気がするのでやっぱりシウバが有利か?
シウバ VS ショーグンの同門対決はかわいそうだし、興行的にも盛り上がらないだろうからあまり見たくないなあ…。