GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

公務員と大阪マター

今日から新年度だ!でも、オイラにはなんの関係もない…。

東京では桜が開花し、ペイオフも今日から実施される。

 

ところで、民間企業ではサービス残業があたりまえだというのに、大阪市においては、カラ残業で6,331人もの職員が処分されたという。

しかし、その大半が「文書訓告」や「口頭注意」だけだというのには、大阪市民でなくとも納得がいかない。

大阪市の財政はヤバいのだから、全員クビにすればいいのに…。

 

私の友人には何故か公務員がすごく多いのだが、私は公務員が好きではない。

確かに、公務員にも一生懸命仕事をしている人が多くいることはわかるが、この国の将来において、財政赤字問題こそが最も憂慮すべき問題である以上、「税金を払う人=大好き」で「税金を使う人=大嫌い」という図式が感情的に成り立つのはある意味仕方がなかろう…。

カラ残業や豪華すぎる公務員住宅はもちろんのこと、無駄な公共事業や存続意義のない組織を存続させる目的などのために多額の血税が無駄に使われるものだから、勢い余って、「脱税する人=気持ちわかる」「脱税がバレた有名人=見せしめ&ブタ箱入りとはかわいそうすぎ」という図式まで私の中で成り立ちそうになるからコワイコワイ…。

 

市場化テスト」が実施されていくことは大変好ましいことだが、対象とされる業務が、刑務所の警備だとか、路上駐車の取り締まりだとか、未納年金の催促だとかで、「民間の人間がやったら当事者間の風当たりが強そうな業務ばかりですな~」と皮肉の一つでも言ってやりたくなる。

駐車違反を取り締まるのが警察だったら「チッ、しょうがねえな!」といったところだろうが、民間会社の社員やパートだったら「てめえふざけんな!」となるだろう。

 

「民間にまかせられない」と役所が言っているような仕事にこそ無駄がありそうだと思うのは私だけではないだろう…。

要りもしない計画を続ける各種計画部門なんてのはその好例である。

また、未納年金の催促業務については、「未納年金の催促電話は可であるが、強制徴収に関してはダメ!ということになったため、結局、ほとんどの債権回収会社が請負から降り、徴収業務は市場化テストの対象ではなくなった」というようなことが日経新聞に書いていたが、骨抜きにする役所もさながら、「我々にはノウハウがありますから…」と、強制徴収をやろうとした民間の債権回収会社も恐るべしだと思った…。

 

愛知万博において「食中毒防止のために弁当の持ち込みを禁止する」などというアホなきまりがあったらしいが、小泉首相の“英断”で弁当の持ち込みが可能になった。

ところが、今度は「家で作ったのだけはいい」などと協会側がふざけた規制を設けた。

幼稚園児を相手にしているわけではあるまいし、そんなもの自己責任だろうがね!

このように詭弁ばかりを弄してばかりいて、人を小バカにする連中の頭の中をかち割って見てやりたいものである。

徹底的に責任逃れをすることしか考えつかない頭をしているんだろうな~。

 

会場内で販売されている飲食物の料金はバカ高いと聞くし、それをゲットするのに行列に並ばなければならないというから、客の立場に立って考えていないことなんて一発でわかる。

手弁当を作って家に持ち込むことができる愛知県周辺に住む人以外はガマンしてバカ高いものを食えということかいな?

こんなに客の立場でモノゴトを考えないようでは、せっかく愛知万博に大勢の人が来ても良い思い出なんぞ作ってもらえないだろう…。

また、「地域全体で一緒に盛り上げよう」という発想がここからは感じ取れず、まことに残念でもある。

このような話を聞くだけで愛知万博になど絶対に行きたくなくなってきた。

元々、行列と人ごみが大嫌いなので、暇人のくせに興味がないのだが…。