GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

花粉症でない人が読んでも意味のない話

先週、秩父駅から山に向かって歩いたところにある「秩父ミューズパーク」という大きな公園に行き、「PICA秩父」というコテージキャンプ場のコテージに妻と二人で宿泊した。

コテージといってもバーベキューの食材が用意され、大浴場まであるので、グランピングとまではいかずともグランピングに近い施設で大自然の中で肉を炙り、気が済むまで炭火を眺めて至極の時間を過ごした。

初めて観る羊山公園の芝桜も実に美しかった。

混雑が大嫌いなのでこれまでここの芝桜を観に行くのを避けてきたのだが、新型コロナ禍で人出が減っていればラッキーと思って出かけたところ、平日であることもあり、人は少なかった。

以下が訪問時の写真である。

 

photos.google.com

 

寝るまでは最高の気分だったのだが、夜中になって半端なく花粉症の症状が出てしまい起きてしまった。

目はかなり痒いわ、鼻水は止まらないわ、鼻は詰まるわでその後なかなか寝つけずに大変だった。

寝るのは大変だけど起きている分にはそこまでしんどくなかったから、コテージに設置された天体望遠鏡で星を見たり、朝焼けのPICA秩父の敷地を忍び足で散歩したりした。

 

出かけた日は両日とも天気が良かったのだが、その前日に結構な雨が降ったのでその影響で花粉の飛散量が増えた可能性は高い。

しかし、5年間にわたる舌下免疫療法によってスギ花粉はほぼ克服したし、ヒノキやハンノキのアレルギーはあれど、東京の都市部では薬を飲むことによって花粉症の症状をほとんど出さずに生活できているのに、こういうところで症状が出てしまったのはとても無念である。

何が無念って、大好きな新緑の季節の森でまた症状が出たことが…である。

過去に強烈に花粉症の症状が出た記憶があるのは、ゴールデンウィークに泊まった河口湖と、同じくゴールデンウィークに泊まった奥多摩で、今回が3度目となるのだが、舌下免疫療法を終了してもやはり症状が出たか…と無念に思った。

この美しい新緑の季節の森に入るのに覚悟が必要だというのはとても悲しい。

そして、やはり俺は都会でしか生活できないのかと思うと、田舎に引っ越す気が無くてもどうしてもさびしい。

早くスギだけでなく、ヒノキ版の舌下免疫療法治療薬が出ることを願いたい。

 

あと、思い当たることとして、普段は耳鼻科から「ビラノア」という花粉症薬を出してもらって飲んでいたのだが、少し前に切れてしまい、Amazonで「アレルビ」というジェネリック的な安い花粉症薬をポチって購入して飲んでいたということがある。

この薬の効きがイマイチだった可能性も否定はできないが、やはり森の花粉飛散量が強烈だったのだろうと思う。

森林の中にある公園から秩父市街に戻ったらかなり楽になったので、おそらくは薬の効果に差があったというよりは森の中の花粉飛散量が桁違いだったのだろうと思う。

 

といいつつ、秩父から戻った翌日に耳鼻科に行った。

耳鼻科に行った翌日に従来飲んでいた薬を飲んで丸の内・銀座付近、さらにその翌日に浦安市内を歩いたのだが、花粉症の症状はほとんど出なかった。

サングラスで防御しているとはいえ、強風が吹いていたのに症状は出なかったというのは心強い。

しかし、これでは薬の効果測定にはならない。

 

実はゴールデンウィークには数年前に花粉症に奥多摩で泊まった宿と同じ宿を予約していて、舌下免疫療法終了後のリベンジを誓っていたのだが、これでは返り討ちに遭ってしまうと思って泣く泣くキャンセルした。

4月25日から緊急事態宣言が再発出されるが、個人的には小池百合子氏という人物の所業に怒り心頭で、逆に反感しか湧かないので、緊急事態宣言が出たからキャンセルするということは絶対になく、むしろ、緊急事態宣言が出たからこそ逆にどこかに出かける予定を入れてやろうと思うぐらいなのだが、この季節にとても魅力的な新緑に囲まれて過ごすことに難があることがわかってしまったので、さびしい都市部で過ごすしかないのかなあ…などと思っている。

 

f:id:gooddays-shumai:20210423212318j:plainいろんなところにテレワークをしている人を見かけるが、東急プラザ銀座の屋上にもテレワークしている人がいた

 

f:id:gooddays-shumai:20210423212328j:plain浦安市内の運河にて

 

f:id:gooddays-shumai:20210423212336j:plain新浦安の海岸付近から。前は東日本大震災後に行ったが、今は被害の片鱗もなく、より洗練された街になっていました