MYグルメを連続で書くのもそろそろしつこいのと、ここ数年の蓄積はある程度吐き出したかなと思うので、一旦、今回までで止めときます。
今回は肉シリーズ。
肉はハナマサで安い肉を買って料理すれば安くで量を食べられるし、いきなりステーキでささっと立ち食いしてきても良いのだが、人は時折、プレミアムな肉も食べたくなる。
俺は食べ物にお金を払うのには抵抗がないが、アルコールや飲み物にお金を払いたくないケチな人間なので、高級店に行く時はランチタイムに行くことが多い。
例えば、自分でローストビーフを作ってもいいのだが、プレミアムなローストビーフを食べようと思ったら、ロウリーズ・ザ・プライムリブのような店に行く必要がある。
もちろん、ランチタイムにであるが、ロウリーズ・ザ・プライムリブは入った瞬間に「Welcome to Lawry's」と黒人の店員さんに声をかけられるので一瞬すくむ。
外国人店員がワゴンカートに乗せられた塊肉からうやうやしく切り出して出てくるローストビーフは確かに美味いが、日本人にはあまり馴染みのないクリームドスピナッチ(ほうれん草)やクリームドコーンといったつけ合わせにも注意を奪われる。
なお、写真は恵比寿に移転する前の赤坂店のものである。
肉塊をうやうやしくカッティング
ローストビーフもつけ合わせも異国な感じです
次行きます。
バイキング発祥の店と言われる帝国ホテルのインペリアルバイキング サールではビュッフェ形式なのにローストビーフはその都度切ってくれる。
食べ放題とは思えないほどにケーキがちゃんとしているのが感動。
帝国ホテルのケーキは食べ放題でもきちんとしてます
ついでですが、下の写真は、野菜と一緒にオーブンで焼き、グレービーソースを作った後の野菜は捨ててしまう、残った野菜がもったいない、ベターホーム社のレシピで俺が作ったローストビーフです。
俺手製のローストビーフ
次はステーキ。
人生で最も美味いと思ったステーキは新宿の今半で、いつかの自分の誕生日に食べたものだったが、昔すぎて写真はない。
なお、アメリカンなステーキも食べたくなり、パートナーの誕生日に丸の内のウルフギャング・ステーキハウスにランチタイムに行ったことがあり、ここは前菜とサラダで既に満腹になるので要注意だが、前菜とサラダが美味い。
もちろん肉もとても美味しいが、和牛霜降りとは比べたら…ね。
ウルフギャングステーキハウスの重厚な内装、サービスする人数も多い
贅沢な素材を用いた前菜
チョップドサラダを食べたらもう結構お腹に溜まってしまう
ステーキは美味しいが大食漢の俺でもグロッキー状態に…
常にケーキは別腹ですが、パートナーの誕生日なのに俺が全部食べるハメに…
先ほど今半のステーキはとんでもなく美味と書いたが、今半ではどうしてもすき焼きに流れがちである。
それでも、ステーキのほうが美味しかったと記憶があるのだが、毎度、どうしても肉を生卵に投じたくなってすき焼きに流れてしまう。
今半ではどうしてもすき焼きにいってしまう…
次は焼き肉。
焼肉は、閉鎖前は晴海埠頭公園に行って焼いて食べていたりもしていたのだが、臭いと煙の関係で、家で食べるのは難しいから基本は外食となる。
ただし、思わぬ形で高級和牛が手に入った場合は、全ての窓を開け広げて、溶岩プレートの回りをアルミガードで覆って焼くこととなる。
なお、あらゆる料理にアルミガードは必須だが、我が家では美観のために毎日収納しており、アルミガードを使っていてもキッチンの壁のアルコール拭きはかかさない。
単に俺もうちのご主人も神経質なだけです。
チェーン店だが、ふたごのはみ出るカルビは絶品だと思う。
ふたごのすばらしいところは店員さんが焼いてくれるので必ず100%の状態で食べられるところだと思う。
とはいえ、焼き肉とタバコの煙を浴び続けるのは嫌なので、俺はこれとホルモンと大盛ライスとビールをそそくさと飲んで食べて入店から30分で店を出ることが多い。
あとは、新橋のホルモンだんのホルモンも絶品なのでたびたび行くが、ここもそそくさと食べて速攻で出ることが多い。
肉とタバコの煙に巻かれる焼き肉屋はオン・ザ・ライスで食べて逃げるように出る
肉料理を手軽にささっと食べるには当然ながら俺のフレンチや俺のイタリアンも重宝できると思う。
前回Eggs 'n Thingsで挙げたキラリト銀座にある店はそのまま入りやすい。
肉は原材料費が高いわけだが、このチェーンはいきなりステーキと同じく、単純に原材料費の割合が他店より圧倒的に高いので単純にコスパが良い。
ただし、テーブルチャージとお通し代が300円ずつかかるので、二人で入店した場合、基本フィーが1,200円かかり、そこに飲み物を頼むと、食べ物を頼む前に2,400円程度がかかるが、牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニと日替わりの目玉メニューとパンを食べる程度で量としても十分というか質的にガツンとくる。
そういうわけで、生演奏があるタイミングで入った場合は別だが、こちらも入店から退店まではかなり短時間のことが多い。
原価率の高さがこの店の特色
フォアグラのロッシーニは全てが濃厚過ぎて日本人の腹には相当ガツンときます