旅の概要
ゴールデンウィーク明け後の5月というのはかなり良い季節なのにも関わらず旅行代金が一年で一番安いぐらいに安い。
この時期こそが一年中で旅のベストシーズンなのだ。
旅の感想
支笏湖
日本屈指の透明度を誇る湖で、田沢湖に次ぐ363メートルの水深を誇るためこれだけ北にあっても不凍湖であり、琵琶湖の90の1の面積ながらも4分の3の水量を持つ湖である。
運悪く霧がかかっていたため、写真で見るような絶景を見ることはできなかったが、幻想的な雰囲気は堪能できた。
それにしてもこの湖、とてつもなく大きく感じた。
登別
苫小牧を経由して登別へ。
温泉で有名な登別だが、時間がないので温泉には入らず、地獄谷からの景色を展望。
硫黄の臭いをかぐだけでも温泉に入った気になった?
室蘭
はるばる憧れのチキウ岬まで着たのに10メートル先も見えないぐらいの霧に見舞われる。
また来ることを心に誓いつつ、室蘭やきとりといくら丼で腹を満たして鬱憤を晴らす。
伊達
「北の湘南」と言われ、リタイア後の終の住処として売り出し中の伊達市。
「北の湘南」というなら湘南に住めばいいやん!とも思っていたが、噴火湾の見事な景観を望み、すぐ近くに洞爺湖があるのは大きな魅力とも思っていた。
でも、実際に行ってみてすごいことが起きたのでこの地に大きな魅力を感じた。
…というのは、室蘭では霧がかかって前を見るのも困難なぐらいだったのに、伊達市に入った瞬間に霧がなくなって晴れ渡ったのだ。
さすが北の湘南。
洞爺湖
サミットを1ヵ月ちょっと後に控えた洞爺湖。
当然ながらウインザーホテルに行ってきた。
といってもロビーでくつろいできただけなのだが…。
周囲の警備体制はかなりのものだった。
残念ながら空は晴れ渡っているのに山頂近くが霧がかっていて洞爺湖は望めず。
洞爺湖の景色は下から楽しんだ。昭和新山の噴煙も有珠山の地震跡もかなり楽しめた。
特に地震跡はかなりのオススメ。
そうそう、洞爺湖って海からかなり近いんですな。
羊蹄山
夕暮れ時に通りかった羊蹄山の景色はそれはそれは神々しいものでござった。
蝦夷富士というだけあって形が富士山に似ているわけで、なんか富士山の近くをドライブしているような気にすらなった。
藻岩山
夜景の美しい藻岩山の夜景は当然楽しみにしていたが、やっぱり美しい夜景というのはいいもの。
冬の空気が澄んだ日はもっときれいなのだろうが、5月下旬でも寒かったからこれで十分だわな。
札幌・すすきの
札幌に来るのは2回目。
当然、ジンギスカンを食す。
ジンギスカンを食らってビールを飲むことぐらい東京でもできるのに、やはりお約束を果たすことで札幌に来たという感慨にふける。
札幌・二条市場
売り気満々の売り子さんには申し訳ないが、カニの試食に終始。
まあ、毎日築地市場を通りぬけて市場前の会社に通っているオイラにとって市場というのは非日常ではなく日常中の日常なわけで…。
市場の人に一番美味い寿司屋はどこか聞いてその寿司屋で寿司を堪能。
確かに美味。
札幌・モエレ沼公園
天気は崩れていたが、イサム・ノグチ氏の世界観を十二分に堪能。
でも、この公園には抜けるような天気の日に再び必ず訪れたい!
小樽
小樽も2度目となるが、10年ぶりなので、新鮮な気持ちで訪れる。
実際、頭で描いていた場所よりずっとすばらしい場所だった。
ぜひまた行きたいが、その時はここに宿泊してここのムーディーなビアホールで心ゆくまでビールを片手に海の幸を食らいたい。