このところ年末年始は海外にいることが多いが今年はグアムで過ごした。
日本の静粛な元旦も決して嫌いではない。
でも、寒い時期に高い航空料金を払って帰省するより、航空料金が安くて季節の良い時期に帰りたいのが本音で、故郷の宮崎には春、妻の故郷の長野には秋に毎年帰っている。
人気のない東京に残って寒い中、夜中まで起きて、静かに年越しをして眠気を我慢して夜中に初詣でに出かける、もしくは、少し名残惜しい中そのまま眠りにつくという過ごし方でも別に問題はない。
とはいえ、日本でサラリーマンをしていると一週間近くまとめて休めるのが夏休みと年末年始しかないのだから、やはりこの機会はできれば旅先での滞在に充てたい。
でも、国内含め、北半球の大抵の場所では寒いので、近くて暖かい南にどうしても目が行ってしまう。
そういうわけで今回はグアムで結婚式を挙げて以来、2度目のグアムに行った。
この時期にビーチで泳いで寝転んで、豪快なバーベキューを食べて、ドライブして、ビーチサイドのホテルのプールで爆音のDJプレイと生歌ライブを聴きながらド派手に打ち上がる花火を見ながら年を越すのは年の初めとしては気分が良い。
28日の仕事納め後の夜21時に飛んで、元旦の朝に帰る慌ただしいプランだったが十分に満喫できた。
グアムは雨季と乾季はあるものの年中同じような気候で、食事も街並みもアメリカナイズされておもしろくなく、短期間いるぶんにはテンションが上がるが、ずっといると退屈しないのか心配になるほどで、3日4日いれば十分といえば十分である。
今年は予約の初動が遅かったので行かないだろうなと思っていたところ、一昨年のアンコールワットがそうだったように直前にトラベルズーでチャーター便を用いた結構安い商品が出て、ビーチ沿いホテル・飛行機保険等々込み込みで一人12万円ぐらいだったので「これなら行く」と思って出かけた。
参考までに、ここ5年の海外での年末年始休暇において、ホテル・宿泊・保険・食事等々を合わせて夫婦二人で消費した額は以下の通りです。
年末年始の休みを過ごすために上海以外は自分一人の1ヵ月の手取り月給をまるまる散財するような感じで本末転倒感は拭えないが、年末年始の旅行はまとまった休暇を取り辛い日本のサラリーマンの悲哀ですな。
- バンコク 7日間 コンラッドホテルに宿泊して 35万円
- 香港 8日間 食事を充実させたこともあって 42万円
- シェムリアップ=アンコールワット 5日間(夜発) トラベルズー利用 32万円
- 上海 3日間 食事込みリッツカールトンホテル宿泊の格安団体ツアー 12万円
- グアム 5日間(夜発) トラベルズー利用 30万円程度
ちなみに夏の9日間の休みは本当に行きたい遠方が多いので毎回安定して60万円程度かかる感じです。