先週はまた築地市場が火事になったようで、うちにいたら煙が見えたのでしょうが、3日間金沢に行っていたので見ませんでした。
ところで、金沢ではちょうど成人式が行われていた。
そこでふと「どの段階かで新成人から喫煙を法律違反にしたらいいのに。そうすれば労せず喫煙者は減っていくのに…」と思った。
生まれてこのかた一本もタバコを吸ったことがないので本当のところはわからないが、喫煙には百害あって一利なしと言われるようになって久しい。
もちろん、タバコを吸う権利を奪うことは人権に反するともいえるし、タバコ産業関係者や生産者の首を締めることにもつながる。
しかし、タバコの害とそれらを比べた場合、前者を守るべきだとは俺には思えない。
なにせ、初めから吸わなければ禁煙に悩むこともないし、タバコを買うカネを工面しなくても良くなるし、健康も害しにくくなるし、医療費も大幅に減るのだ。
そして、非喫煙者にとってはあの臭いから徐々に開放されることにつながるのだ。
過去にも言ったことがあるのだけれども、多くの人にとってはタバコの問題は健康問題かもしれないが、俺にとって95%は臭いの問題でしかない。
また、最近は特に熟年男性が読者層の雑誌などにおいて、逆の流れで喫煙する権利のようなものを主張する輩がいるが、彼らは自分の発する臭いのキツさをいまひとつわかっていない。
彼らの場合は自らの発するオヤジ臭とタバコ臭がブレンドするからさらにキツい。
吸う人が一人でもいる場所においては、吸わない人間全員が苦痛を受けているとわかっていたらこんなバカなことを言おうとは思いもつかないはずだ。
俺がレトロでいい感じの喫茶店に入りたくてもなかなか入れないのも、飲み会に行った服をすべて洗濯もしくはクリーニングに出すのもこの臭いがどこまでも精神的に苦痛だからなのだ。
タバコはエレベーターの中のおならと一緒で人前で吸って良いものではないという認識を喫煙者諸君にはしっかりと持っていただきたい。
最後に余計なことを言っておくと、俺は納豆の味は嫌いでないもの、臭いが大嫌いで一切食わない。
納豆を食うヤツがいる部屋とタバコを吸うヤツがいる部屋のどちらかにしかいられないなら、迷わず後者の部屋に入る。
俺の希望だけを述べると納豆も分煙ならぬ「分納豆」にして欲しいのだが、納豆が健康に良いのは重々承知しているし、それができぬ相談だということを知らないほどバカではない。