心配しながらも今回ばかりはなかなかメールをできずにいたところ、岩手県の海の近くに住む友人は家のすぐ近くまで波が来たものの無事で、茨城県の友人は今も水が使えないけど無事とわかって安心したのだが、今回ばかりは被害に遭われた方々のことを思うと「安心した」という表現を使うことすらはばかられる。
実は、11日の朝から13日の夜まで西の方へ旅行に出かけており、地震があったときには北九州市門司のわたせせいぞうギャラリーにいた。
そして地震があったことを知ったのは夕方に買い物をした際に店のおばさんに話しかけられてからなのだが、東北や関東で大変なことになっていても場所が違えば街が平静を保っているのは当然とはいえ、東京在住の身としてはものすごく不謹慎なのだが、山口→秋芳洞→門司→下関→角島→萩→津和野→岩国→宮島→広島を旅行してきた。
昨夜、「一体、家の中はどうなっているのだろう」と思って帰ってきても、本一冊コップ一つ倒れておらず無被害で、職場で周囲の苦労話を聞くたびに本当にいたたまれない気持ちになるが、徒歩通勤なので通勤の苦労もなく、申し訳ないことに中央区は停電もないとのことで、被害に遭われた方々はもとより、東京に住む人に対しても申し訳ない気持ちになる。
せめて無駄な買いだめをせず、徹底的に節電に努めなければならないと思う。
被害には遭わなかったし、身をもって地震を体感しなかったが、色々と学ばねばと思う。
東日本大震災の時に俺は小倉にいた