少し前に友人の実家に行った時にそこのトイレが男女別だったことに衝撃を受けた。
家に居ながら立って用を足せるわけである。
田舎のトイレなのにTOTOのネオレストが設置されていたことにも少し驚いたが、立ってできる勝ち組っぷりの前では小さなことである。
うちの親父は外に散歩に出かけた際には必ず近くの公園で用を足して帰ってくるし、俺も多少の尿意を我慢して外に出て公衆トイレで用を足すことが多い。
あまりにも悲しいが、これが現実である。
座って用を足すのはそれほどまでに面倒なのである。
うちの祖父母の家も分離式だったが、確かに昔の家はそういう家が多かった。
俺がマンションを買った時に男用トイレの設置を強く願ったが、うちのご主人に却下されたことを今更ながらうらめしく思う。
せめてもと思い、美術館にありそうな無機質なトイレの設置したいという願望を叶えたのが左下写真の我が家のトイレである。
汚い話だが、子供の頃、実家の2階のトイレの床にわざと小便をかけて床材が変質していくのをこっそり楽しんでいて、掃除する母親を困らせていたぐらいなので今はそのバチだと思って粛々と不便を我慢している。
以下、余談。
少し前にFacebookに以下のような文章を載せたら、「いいね!」激減、コメント倍増だった。
空が青く秋が深まっていく気持ちの良い季節ですが、風が強い日でしたね。
公園のトイレを横目で見て通り過ぎた後、一瞬、ぎょっとしたのですが、よく見返したら強風に煽られ、秋の訪問者が紛れ込んでいたようでした。
戻って目視確認するあたりも俺らしいなと。
下品なつもりで書いたつもりでもなかったのだが、品のない記事は印象が良くないらしい。
俺と同種の友人は喜んでくれたのだけど…。