前回の最後に仮想田舎暮らしについて書くと書いたが、今回は仮想も仮想の「家グランピング」について書いてみる。
僕は前に「田舎に引っ込んでこのようなことをしたい」と以下のようなとりとめのないようなことを書いたのだが、今住んでいる家でも疑似的にその気分を味わえないかと、この都会のど真ん中でヤケクソ的なことを考えてみた。
- 美しい山や田園風景を見ながら暮らしたい。
→秋になったので、気休めだが、昼休みの20分程度は何もしないようにして公園で緑や雀や鳩を眺めて過ごすようにした。 - 自然に囲まれたなかでの爽やかな朝が恋しい。
→朝に通り過ぎる公園で少しはそれを感じようとしてみる。
早くキンモクセイ咲かないかな。 - 寝転がって空を眺めていたい。
→寝転がらなくても上を見れば空はどこでも見られる。
上を向いて歩こう。
ちなみに勝鬨橋や家から観る夕焼け空は超きれいなんです。 - 満天の星を見ながら生活したい。
→無理なので、観たくなったら仮想田舎暮らしをするか、プラネタリウムに行く。 - 風情のある小屋に住みたい。
→家を小屋と思いこむ。(今回の趣旨) - 焚火をして好きなだけ火を眺めまくりたい。
→ランタンに火を灯して眺めるしかない。(今回の趣旨) - 食べ物を炙りまくりたい。
→焼き肉屋か焼き鳥屋に行くか、店の前で鼻をくんくんさせてその気になる。 - 出来たての美味しい野菜を食べて生きてみたい。
→そんなに味がわかる人間じゃないのだから普通にプロが作った野菜を超新鮮と思ってありがたく食べる。 - 人間としての原始的な部分を感じてシンプルに生きてみたい。
→そもそも意味不明。都会で田舎の空気感は味わえないが、瞑想でもするか。
→夜は22時半頃に寝て、朝にゆっくりとした時間を過ごすためには7時半までに起きれば良く、さすがに9時間は寝ないが、その間の9時間を「寝てても良い時間」に充てることで、アラームに起こされることなく自然に起きた時間に起きる「毎日が休日気分」制度を実行することとした。
そして、緑に囲まれて田舎の空気を吸って上記のようなことをして過ごしたいのであって、キャンプやグランピングに憧れているわけではないのだが、家でグランピングをしている体、むしろ、マンションという構造体に囲われているのだから「超グランピング」のつもりで過ごしている気分を心の中に作り出すこととする。
風に関しては、川沿いで、かつ、南東と北西に窓があって風が通り抜けるためかなり強風が吹くのと、ファンを回して心地良い風を起こせるのが自慢なのだが、そこにロウソクのランタン生活を取り入れてみた。
まだ、2週間ほどのことだが、リビングと寝室を移動する際に火事防止と明かりの確保のためにランタンを持ち歩く日々である。
本はKindleで読むことが多いので、真っ暗に近くても別に不便は感じない。
というわけで、ランタン生活の様子はリビングと寝室で以下の写真のような感じである。
寝室にはより緑を多めに配置して、より、自然の中にいる体を装うようにしている。
マンションで勝手にグランピング気分に