歌舞伎町は大歓楽街であると同時に日本最大の大風俗街でもあった。
ここら一帯をフラフラと散歩してみると、飲食店・風俗店・映画館・ゲームセンター・パチンコ店・ボーリング場・漫画喫茶・ダーツバー・サウナなど、いろいろなジャンルのお店などがあっておもしろいと思う。
なお、行政側が行った浄化作戦によって、風俗は店舗型からデリヘル型へ変化・分散し、案内所も監視の目をくぐりぬけるべく形態を変え、違法DVDショップも減ってきている。
今や外国人観光客が押し寄せ、六本木顔負けのインターナショナルな夜遊びエリアへと変貌を遂げた。
ロボットレストランの客の9割は外国人観光客だというが、行ってみると思っていたよりずっとすばらしいショーを見ることができた。
また、ゴールデン街は外国人観光客で溢れていて、わけのわからない風情を醸し出している。
かつて、今は無きコマ劇場の前の広場は、ナンパで有名な広場だった。
何をしているのかさっぱりわからないがいつも多くの人がいた。
私も大学生の頃はこの辺に何度かナンパをしに行ったものである。
歌舞伎町は欲望の渦巻く街である
かつて、区役所通りの風林会館のあたりはヤ○ザ屋さんや中国系マフィアが多くて治安があまり良くないと聞いていたが、今は外国人観光客も多く、そんなに危険な感じはしない。
どちらにしても私はほとんど気にせずに歩くのだけど…。
好奇心がてらこのあたりをフラフラと散歩してみるとおもしろいと思う。
上:ホストクラブ街が立ち並ぶ一帯
下:新大久保駅からコリアンタウンが広がる一帯
JR山手線新大久保駅を下りた一帯はコリアンタウンが広がっているが、そこから、適当な路地に入りJR山手線に平行して新宿方面に向かって歩くと、かつては、途中で外国人の立ちんぼ(売春婦)に出くわす一帯となっていた。
取り締まりが厳しくなったためか、新大久保の女性の人気が高まって女性比率が高まったためか、そういった光景も見られなくなり、立ちんぼは他の地域に分散しているようである。
コリアンタウンとしての新大久保の人気は盛り上がったり、時に若干盛り下がったりしつつも、圧倒的に若い女性から支持されているため、政治情勢の影響はそれほど受けていないように見える。
むしろ、その時々の流行りに応じて街の表情が激しく移り変わっている印象である。
大久保通りの歩道の幅員が狭いため、休日は人で溢れかえっている。
また、新大久保駅周辺に広がるエリアはコリアンタウンとはいっても、外国人には居心地が良いのか、他のアジアの国々の人や店も集まっていて、一大エスニックタウンの趣もあるので、その観点でも見て回ることをオススメする。
余談だが、大久保の他に、JR常磐線三河島駅周辺や荒川3丁目や東日暮里3丁目あたりや上野駅東側や川崎市の桜本あたりにもコリアンエリアは存在する。
とはいえ、これらには新大久保のような風情はない。
話題は変わるが、御苑大通りの右側一帯に新宿2丁目エリアが存在するが、ここは“ナイスゲイ”の街である。
このエリアは昼に夜に何度も通過したことはあるのだが、全く詳しくない。
上:新宿二丁目全景
下:「USED VIDEO STORE FOR MEN」の看板が掲げられた店