GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

年金財政検証・大人のジャンプ酒場

年金のことを気にはしつつも「老後はまだ先だから」と考えているため、若い人たちは必死にならないのだろうけど、年金の所得代替率が下がる見込みであると政府が堂々と述べているのに何の騒ぎにもならないのだから若者がおとなしい国であるものである。

俺はデモより選挙を重視したいので日本であまりデモが起きないことをむしろ成熟しているとすら考えているが、人口分布的にマイノリティーに追い込まれている者がデモをするというのは理解できる。

若年人口が少なく、投票率も低く、少子化が進み、必死さでも高齢者に負けるためにもはや選挙ではどうにもできないのだが、だからこそデモで主張するということにならないのだから従順なものである。

選挙でどうにもできないにせよ、デモしか手段がないかわいそうな香港と違って日本はマシなのだが、若者ほど自民党の支持率が高いというのが実情であり、いかに野党が不甲斐ないかということを物語っているともいえる。

 

平均寿命の延び以上に年金の所得代替率が減るのは完全にアンフェアなので、「年金財政検証」などと言ってお茶を濁さずにさっさと今の高齢者への給付を抑制するべきなのだが、絶対にそうしないために「マクロ経済スライド」などと言ってちょろまかしている。

第3号被保険者制度という専業主婦のタダ飯喰らい制度がいつになってもまかり通り続けているのを見ても、どれだけ少子高齢化が進もうが、いくら財政赤字が膨らもうが、今さえしのげればそれで結構ということだけど、人類全体がそんな感じで行き当たりばったりなのだから仕方ない。

というか、そもそも年金自体、所得水準や厚生年金か国民年金かという違いによってあまりに給付額が違い過ぎるので全体論を論じても仕方ないといえば仕方ないのである。

日本国には消費税率を引き上げることができる余地が十分に残っているため最終的には財政赤字をどうにかすることができるの同じで、少子高齢化問題と年金問題の最終的な解決策として、年金支給開始年齢の引き上げとそれによるリタイア年齢の引き上げという実に簡潔な解が残されているので俺はこの問題に関してはものすごく悲観しているというわけではない。

 

話は変わる。

9月から飲食店で禁煙か喫煙可かを表示する標識の掲示が義務づけられるらしい。

喫煙者が半数以上を占める自民党議員が作った受動喫煙防止法はクソだが、東京都受動喫煙防止条例はすばらしい規制であり、そのおかげで喫煙可の店の事実上の存在期限は残すところあと半年となったわけで、その日が来るのが本当に待ち遠しい。

 

先日、友人に誘われて歌舞伎町にある「おとなのジャンプ酒場」に友人夫妻と我が家の4人で行ってきた。

ここは喫煙可だったのだが、行った時間帯に吸っている人がいなくてかなり助かった。

 

店に飾ってある1985年前後の週刊少年ジャンプを手に取って、「どのマンガを読んでいたか」を確認し合ったのだが、うちのご主人含めてそれぞれ読んでいないマンガが2つか3つあっただけという結果であった。

どうしても絵柄が気に入らないマンガだけパスして他は全部読むというのが基本だったと往時の記憶を再確認した。

 

店にはジャンプのキャラクターの紙製のコースターが用意されていたのだが、うちら4人のうち2枚が同じキャラクターのコースターで、友人は「どうしてもドラゴンボールのコースターが欲しい!」と言い出して、周囲の客に交換をしないかと話しかけ、実際にドラゴンボールのコースターをGETした。

こういう小さなことができるかどうかというのが人生における大きな差を作るのだろうと思うが、実際に彼は10年以上自営業で商売が続いている。

彼は一緒にカレー屋を探していた時に、ラーメン屋に入って「近くにカレー屋さんありませんか?」と聞くような猛者なので絶対に真似はできんけど…。

まあ、シンプルライフ&断捨離人間の我が家ではノベルティグッズの収集は崎陽軒のひょうちゃんしかしていないため、うちらの分は友人にプレゼントした。

 

店で一番おかしかったのは、トイレの壁にキン肉マンのマンガのカットが貼っており、それがベンキマンの背中に「タバコの吸いがら ガム・パンツを便器に流さないでください」と書いてあるカットだったことである。

キン肉マンはパンツを詰まらせて勝利したわけだが、良い子の皆さんもとい大人は真似したらいかんぜよ!

 

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ぐぬぬ…ジャンプロゴのれんとは…泣かせる…

 

2時間飲み食べ放題で税込み3,000円なのでかなりリーズナブルなのでもあった…

 

思わず手に取って読みだしてしまう…

 

ジャギ様!

 

なめられる花粉症患者・中国ダサすぎ

8月23日に健康保険組合連合会同じような効果の市販薬で代替できる花粉症薬を保険適用外にして医療費を600億円削減したいと提言したニュースには驚いた。

一番驚いて焦ったのは耳鼻咽喉科の病院かもしれないが、花粉症は患者の人数が多く、薬を飲むことによって得られる社会全体の恩恵が相当に大きな疾病であり、患者が薬を飲むことによって社会全体の生産性の向上にものすごく寄与するだと思うのだが、患者に現役層が多いため削減を提案したとしても最もゴネられない分野ととらえられたということだろう。

まずは老人の巣窟と化している整骨院における全治療を保険対象外にするほうが先だと思うし、花粉症の保険適用を切って、末期患者にオプジーボを使われまくったり、あまり延命効果が得られなさそうな超高額薬剤を次々に認可したり、無駄な延命治療を続けたりしても反感を買うだけのようにも思うが、国民皆保険であるがゆえに保険料の支払いから逃げることもできないわけで、花粉症患者にとっては保険適用外にならないよう強く願いたい一念だと思う。

アマゾンの深刻な火災の件があるなかで一気に木を切り倒せとは言いづらいし、故郷・宮崎においてもスギの盗伐事件が相次いでいたりもするのだが、まずは全国のスギをどうにかしてからにしろと思っている人の数は相当多いと思われるのにそう思っている人々がなかなか結束しずらいのも辛いところである。

「N国」ではないが、次の国政選挙では意思表示のために「安楽死制度を考える会」に投票するしかないと思う人も増えたのではなかろうかとすら思わせるニュースだったように思う。

 

俺も長年の花粉症で、しかもスギもヒノキもその他も患っているため、2月から5月いっぱいの4ヵ月間もの間、花粉症を発症している。

しかし、2015年9月よりシダトレン、途中からシダキュアで減感作療法の舌下治療をしていて、来年ぐらいには治療終了になると思うが、重症のスギ花粉症患者だったのに劇的に症状が軽くなり、花粉の季節があまり憂鬱ではなくなった。

花粉の時期でも病院処方の花粉症薬を併せて飲むことで症状をほとんど抑えることができている。

なお、シダキュアを4週間に1度処方してもらう際に、病院代が510円、薬代が1,730円で2,240円を支払っている。

もし、薬代が10割になったら5,770円になるので合計で6,280円の負担となるが、シダキュアは市販薬では代替できないので大丈夫だろうと思うけど、1日に1錠を1分間舌下に含むだけで根治に近づくシダキュアのような画期的な薬が自己負担になったら暴動が起きるだろう…って、ここは日本だから起きんわな。

 

話題転換。

工作なのか何なのかわからないが、大阪の道頓堀で香港デモ支持者に対抗して中国人が中国の国歌を熱唱したらしい。

他の国でも同じような現象が起きているようだが、ダサくてドン引きする。

あまりブログでこういった表現は使わないようにしているがマジでキモいと思う。

他の国の人がそう思うであろうことに気づかない中国人が心底哀れでならない。

 

ところで、米中貿易摩擦で相当な痛手を被っているものの中国の経済発展が終わると思っている者は少数派だろう。

深圳の発展ぶりがすごいだとか中国発のテクノロジーのすごさなどとこれでもかと新たな情報が入ってくる。

でも、どんなに中国が発展しても共産党によるディストピア化が強化されていっている以上、中国社会は哀れでグロテスクだと思うし、仮に彼らが日本人より物質的に豊かな暮らしを始めるようになったとしても全くうらやましくない。

中国国内で香港デモを支持するような言動をSNSでにおわせようものなら友人リストからことごとく削除されるような監視社会ゆえにそうなのだろうと信じたいが、「愛国教育」とやらの洗脳によってそのようにダサ勘違いな行動をとるようになってしまったということも否定はしきれないだろう。

キャセイパシフィック航空に対する常軌を逸した圧力や、アシックス、ヴェルサーチカルバン・クライン、コーチ、スワロフスキー、ジバンシィが被った炎上を見ていると、ますますディストピア化が進む中国とは関わらんほうがいいなという想いを強める外国企業や外国人は少なくないだろうなと思う。

 

あと、同じような観点で、学生の同意を得ずに「内定辞退率」の予測を企業に販売したリクナビの所業にはかなり腹が立ったし、この企業は絶対に許せんと思った。

 

gooddays.hatenablog.jp

 

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今年最後のミニトマト。ベランダでの水栽培です

 

ミニトマトリコピンは普通のトマトの3倍らしいが、軽く1,000粒は食ったと思う

 


根っこが半端ないが、ここからよくぞあれだけのトマトがなったものだ…