GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

多くのログを残しているが役に立っているかは不明

何かとログが残りやすいし、ログを残すのにITを駆使できる世の中になったが、僕は地味な方法で結構多くのログを残している。

日記と地図だけアナログだが、他はデジタルなのでデータの蓄積はできる。

もちろん、後で何らかの改善に役立てるためだけにやっているので、役に立たないとわかればログを取るのを止めるが、今のところとっているログは以下のような感じで、意外と多い。

そして、それが役に立っているかと言われればわからないのが泣き所でもある。

 

現在とっているログ

  • 日記
  • これまで歩いたことのある都内の道の地図プロット
  • 家計簿
  • 労働時間・ギター練習時間・体重
  • 徒歩距離・自転車距離・トレーニング内容
  • 幸せに感じたことログ
  • アンガーログ
  • 読書で得たこと・記録しておきたいことログ
  • ブログ・Facebook


EXCELにリスト化し続けている事項

  • 近々やるべきことリスト
  • 次に読みたい本・レンタルしたい映画
  • 次に行きたい飲食店・旅行・ドライブの候補地
  • 休日や有休を取った時にやりたいこと・行きたい場所
  • 日帰りドライブの走行距離や高速代ガソリン代
  • 旅行の反省点・次回に生かせる点
  • 僕はこんなに幸せリスト・不安不満リスト
  • 現在の総資産・家計の時価総額
  • 観劇・映画の感想
  • 新規に挑戦した飲食店の感想
  • クローゼットの服の枚数
  • 日用品やサプリメントの月額換算値
  • 電化製品の時間当たり使用料金やガス・水道での使用料金


■リスト化し続けている事項

  • 考えついたことメモ
  • ブログ下書き


■ログをとっていない事項

  • 過去の値にとらわれないために株式・FXの売買履歴はあえて記録していない


■前はログとっていたが今はやめたもの

  • 食べたもの
  • 食べたものの推定カロリー
  • 料理した回数
  • ゴミ拾いをした回数

 

ここまで書いて、わずか1年半前にも同じような内容で書いていることに気づいて笑った。

 

gooddays.hatenablog.jp

 

 

日本社会は移民によって心地良くなく、移民が入れば日本人のストレスは増える

今は反対派が多いにせよ、日本の少子高齢化に伴う移民の必要性については、いずれ叫ばれていくことになるだろうが、言語による明快な主張ではなく、「あうんの呼吸」で成り立つ社会が移民にとって心地良いはずがない。

 

日本社会以外の社会にもそういった側面はあるのだろうが、特に日本という国は「あうんの呼吸」で成り立つ部分があまりに多い社会を長い時間をかけて作ってしまった。


もちろん、それには長所も短所もある。

 

長所は、何も言わなくても相手がこちらの事情を察してくれるからほとんどノンストレスで日々を過ごせるということである。

 

実際、僕はこの長所の恩恵を存分に受けて、消費者としてはもとより、生産者=サラリーマンとしても他人に対するストレスがないそれほどない日々を過ごせている。

もちろん、ストレスがないわけではないが、仕事上のストレスはパフォーマンスに対する自分への怒りがほとんどで、あとは自分の考えと会社の方針が違う際に会社に合わせなくてはいけないということがあるが、これはどの社会においての勤め人の宿命なので仕方ないことある。


短所は、普段ストレスがないものだからストレス耐性が極端に弱くなってしまうという逆説的な面であり、もう一つは言うまでもないことであるが、皆が空気を読み合ってコミュニティーが成り立っているため、それを破る際に「空気を読め」という圧力がかかりやすい面であろう。

かつては自由に意見を言えない空気のために無謀な戦争に突入し、突入後も引き返せなくなった日本ではあるが、今の時代においては同調圧力があったとしても、今は軍国主義の時代ではなく、また、思ったことを言っても殴られることなどないのだから、空気を読むかどうかは個々の自由ゆだねられているともいえる。

しかし、日本社会において空気を読まない・読めないで過ごすならば、だんだんとコミュニティーから疎外されていくであろうことは否定できるわけがないので、おそらくは空気を読む習慣がない・読む能力を身につけづらい移民にとって心地良くなりようがないのである。

 

年金支給年齢を遅らせ、かつ、アメリカのように定年退職制度=あらゆる年齢差別を禁じるなどの施策によって、高齢者もリタイアせずに働き続けるようになるだとか、北欧のように専業主婦を軽蔑する社会的風潮が醸成されない限り、もしくは同じく北欧のように夫しか働いていない家では家族を養えない給与体系と税率になっていて必然的に誰もが働きに出ざるを得ない社会にならない限り、この国の労働者率は不足していくわけだから、いずれは外国人労働者に頼るかどうかを真剣に検討しなければならない局面が訪れる。

 

個人的には、まず、専業主婦優遇税制および第3号被保険者が存続する年金体制や健康保険制度を漸進的に改めてもらって、金持ち以外の専業主婦には働いて納税をしてもらいたいと思っているが、そうしてもいずれ外国人労働者が必要になるのではないかと思う。

移民を受け入れるようになると、今の、日本人によっては心地良く、移民にとっては心地良くないであろう日本社会は変化を余儀なくされ、公衆道徳や習慣をはじめとしてさまざまなことを想定した性悪説的なルールの制定をしていく必要性が生じてくる。

また、空気を読めない人間がどんどん増えると、「あうんの呼吸」で成り立つ人間関係が成り立たなくなる。

つまり、空気を読める人間ばかりで形成してきた社会に、そうではない異分子が入ってくることによって、日本社会全体が大きな変化を迫られるようになるということでもあるのだが、日本社会が外国人居住者にとって居心地が良い社会に変化していくことは、かなりの部分において日本人にとって居心地の良くない社会に変化していくことでもあるのだと思う。

残念だが、これは避けようがないことだと思う。

 

しかし、いずれ外国人に頼らざるを得なくなる中で、個人的には逆に移民が増えることによって社会が良くなっていく面もたくさんあるのではないかとも期待している。

外国人から見たらクレイジーとしか思えない長時間労働サービス残業や低い有休消化率や「お客様は神様」といった滑稽な慣習の是正などはまず最初に期待したいところである。

他の国の国民の持つ、おおらかさ・明るさ・したたかさといった要素が日本人に伝播するという側面も期待できる。

あとは、仕事の範囲が重複してお互いで補い合う点は日本の会社の良いところではあるが、それによって起こる責任の所在があいまいになるという短所や、誰がミスをしたかをぼやかして組織全体でかばうという非合理的な美徳が排除されることによって生産性・合理性が上がることなどは期待できるのではないかと思う。

なお、これは歴史を顧みるに日本人の最大の弱点なのではないかと個人的には思っているのでこの非道徳的な美徳が是正されることには大きく期待したいと思っている。