今日は久々に東京に雨が降った。
こういう日に電車の窓ガラスが曇っているのを見るとなんともバイ菌に侵されそうな気持ちになる。
本当は空気が乾いた日のほうが危険なのだろうが…。
今年はまだ風邪は蔓延していないと思うが、たまにジムで風邪をうつされていたと思われるものの、長らく無菌に近い状態で生活をしてきたので、電車に乗ると風邪をうつされないか心配になる。
とことんこまめなうがい手洗いの敢行が求められる。
ここから汚い話になるので食事中の方はご遠慮願いたい。
花粉の季節はまだなのに最近の私は妙に鼻水が垂れる。
会社でティッシュを鼻につっこんだままにしているわけにはいかないため、頻繁に鼻をかまなくてはならないだが、新人くんとしてはちょっぴり恥ずかしい。
もちろん、できるだけ音を立てずに、気持ちだけは上品にひっそりとかんでいるが、回数が多いからカッコ悪い。
カッコ悪いだけならいいが、それによって不潔な者を見る目で見られたり、人に不快な思いをさせるのだとしたらコトは甚大である。
「あんな鼻ばっかりかんでいるヤツが触った回覧になんか触れたくない」と思う方もいらっしゃるのではないかと思うと申し訳ないやら恥ずかしいやらで情けなくなる。
本当は、鼻水の水分への直接コンタクトを防ぐために、水分量多めの回に2枚重ねでかむなど、清潔さを保つための細やかな工夫もしているので安心して欲しいと弁解してまわりたいぐらいである。
子供の頃から学校の机にティッシュ箱を置いて、鼻が垂れるたびに鼻をかんでいたからそういう不安には慣れっ子なのだが…。
そして、今は恥ずかしいが、子供の頃はむしろ勝ち誇った顔で鼻をかんでいた。
ティッシュ箱を常備していることに勝った気になっていたのだろう。
小さい話だ。
私は体質的に花粉の季節も鼻はあまりつまらないのだが鼻水が出まくるから参る。
一日にどれぐらい出るか測定したくなるぐらい出ることもある。
本当のことを言うと、仕事中に眠くてあくびをかみ殺してばかりいるから鼻が垂れるのだが、そうなるとやはり睡眠時間をもっと増やさなければならないのだろうか…。
いや、そんな問題ではないな。
また、電車だけでなく、職場でも風邪はうつされたくないものだ。
関係ないが、子供の頃は、毎時間毎に教室の窓を開け広げて換気をしていたので長年に渡って冬場はクラスメイトから「換気魔」と呼ばれていた。
こんな奇人ぶりだったからモテなかったのだ。
そこまでして人から風邪をうつされたくなかったのだろう。
実際に私が換気していたおかげで私のいたクラスで風邪が大流行することはなかったし、そのことは友人も認めていた。
ただし、国立だったため制服着用で、冬も半ズボンだったが…。
“四十五十は鼻垂れ小僧”というぐらいだから、三十歳で鼻垂れ小僧なのはあたりまえなのだが、それにしてもこのアレルギー持ちの虚弱は体質にはほとほと困る…。
「もうちょっとブサイクでも、背が低くてもいいからもっと身体とお腹の強い子に生まれたかったよ」と言ったら人によっては「調子に乗っている!」とお思いになるのだろうか…。