あじさいの季節なので、あじさいが印象的な鎌倉に行くことにした。
栃木・埼玉方面から湘南方面まで延びている湘南新宿ラインという路線があるのだが、池袋から乗るので座っていけるだろうと思っていたら、池袋から横浜までずっと満員に近い状態になっており、ずっと座れなかった。 「埼玉県民め!朝っぱらから大挙して横浜・湘南くんだりまでわざわざ行くなよ!」と気分を悪くしながら鎌倉へ向かった。
北鎌倉駅で降りた後は、円覚寺→東慶寺→浄智寺→名月院→建長寺→鶴岡八幡宮→高徳院(鎌倉大仏)という定番的なルートを回った。
こういった感じのルートを回るのは何度目かだが、数年に一度しか来ないこともあって、上手い具合に記憶が薄れてくれているため、新鮮味を失わずに済むのが大変にありがたい。
左写真は浄智寺の布袋様なのだが、「お腹を触って幸せをもらってください」ということになっておるので…バチあたりなことをしているわけではありませぬぞ!
しかし、オンシーズンの休日であることもあって、やはり鎌倉界隈の人は多かった…。
特に明月院のあじさいは有名なこともあって、特に人が多く、そのことが風情をそぐ大きな要素になってしまっていたのがいささか残念ではあった。
でも、このエリアの社寺群は、基礎的には鎌倉幕府に建立・発展した社寺群であるわけで、そのため、ものすごく長い歴史を感じさせられるのだが、東京近郊にこういったエリアというのは鎌倉しかないこともあって、特におごそかな気持ちにさせられるのである。