GOODDAYS

  世の中の歪みをかいくぐってひたすら逆張りの人生を歩む俺の意見

北朝鮮関連で気になったニュース

気になったニュース2つ。

 

  • AERA1月1日・8日合併号の三村光弘氏の記事に北朝鮮穀物生産は順調で貿易量も拡大しているとあった。

    →確かに以前どこかで北朝鮮穀物生産高が正恩氏体制になって上がっているという記事を見た気がするし、「そりゃー金日成親子が生み出した主体農法を改めれば誰でも増産できるわな」と思った記憶もある。
    毛沢東大躍進政策のような主体農法をやっていたという時点で終わっているが…。
    でも、ならなんであんなに貧相な木造船が漂着しまくるほどに追い込まれているのだと思って記事を読み進んだら、「利潤の追求に熱中するあまり、漁業者の危険に無頓着に…」「(兵士の亡命については)一般の下士官の亡命」とあった。
    北朝鮮の現状に、「今どき堆肥で寄生虫に感染しまくるだなんて…」「身体が寄生虫に蝕まれていた板門店の共同警備区域から脱走した兵士の位って高くなかったっけ?」「中国に漁業権を売り、海がどんなに荒れてても漁に出まくって禁止されている流し網で漁をするのは何故?」などとツッコミを入れつつも、センセーショナルなまでに危機的な状況にあるというニュースばかりが目につく中でこのような見方もあるということはチェックしておこうと思う。


  • 12月22日に国連の安全保障理事会で採択された、ICBM発射を受けて全会一致で採択された決議は、「灯油など石油精製品の北朝鮮の輸入を来年1月以降、約90%削減する」というかなり強い内容だった。

    →先日、北朝鮮からメンツを潰されたとはいえ、この強い決議に中国も乗ったのは驚きである。
    北朝鮮はなんだかんだでイギリスやドイツなど160ヵ国と国交を持っているわけだけれども、ガソリンや灯油を90%カットということで庶民の生活はガチでどうなるのだと思いつつ最後の生命線は中国とわずかにロシアが送る原油のみという状況になるのだろうか。
    日本もABCD包囲網で石油や対外資産の封鎖で追い詰められて第二次世界大戦に突入したが、その前夜と状況が似ており、書くまでもないが、北朝鮮が核を保有するだけに各国政府の緊張の度合いは半端ではなかろうと思う。


  • トランプ大統領エルサレムイスラエルの首都と認定した問題で、国連総会の緊急特別会合は21日、事実上、認定の撤回をアメリカに求める決議案を圧倒的多数で採択した」というニュースについて。

    アメリカによる脅しで経済支援を受ける国にはアメリカによるイスラエルの首都認定に賛同したり、実際に移転表明をする国もあったが、日本が反対に回ったのは妥当だし、かつ、河野外相が他国に先駆けてイスラエルパレスチナの首脳と会談を持ったのはなかなかだと思った。
    なお、主要国ではオーストラリア・カナダ・メキシコなどが棄権に回ったようである。
    北朝鮮や戦前の日本と同じく、今日の日本も石油こそが国家における最大の生命線であり、日本はこの多くを中東イスラム諸国に依存しているわけで、日本にとって中東イスラム諸国はむしろ他のどの地域よりもケンカをしてはいけない地域であるともいえるというのは言うまでもない。
    サウジアラビアなどから「イランと融和的」ということで断交されているカタールイランから日本は相当な量の原油液化天然ガスを輸入していることもあるから事情は複雑だなと思う。
    なお、2016年の日本の原油輸入先は1位サウジアラビア・2位UAEが圧倒的で、3位カタール・4位イランとなっており、液化天然ガスは1位オーストラリア・2位マレーシア・3位カタールとなっている。