- 石川町・元町→山手地区→山下公園→中華街→MM21[所要時間半日・移動を含めると1日]
- 石川町駅→元町地区→石川町駅→イタリア山庭園方面(山手地区方面)
- イタリア山庭園→山手本通り→ベーリックホール→エリスマン邸→山手外国人墓地→港の見える丘公園
- 横浜人形の家の脇→山下公園→氷川丸→ホテルニューグランドの脇→中華街方面
- 中華街大通り→善隣門→西門通り→福建路→関帝廟通り→横浜関帝廟→南門シルクロード→山下公園
- 山下公園→開港広場→大さん橋国際客船ターミナル→横浜開港資料館→横浜海岸教会→横浜市開港記念開館→神奈川県本庁舎→横浜税関→MM21方面
- 新港橋→赤レンガ倉庫→マリン&ウォーク横浜→横浜ハンマーヘッド→ワールドポーターズ→コスモワールド→(パシフィコ横浜・臨港パーク・ぷかり桟橋)→クイーンズスクエア横浜→横浜ランドマークタワー→桜木町駅
【注釈】
たびたび更新してますが、最後は2020年11月に更新。
石川町・元町→山手地区→山下公園→中華街→MM21[所要時間半日・移動を含めると1日]
ルートを回る所要時間は半日~1日といったところであろう。
横浜観光といえばこのルートで決まりである。
このルートはかなり楽しめるはずである。
石川町駅→元町地区→石川町駅→イタリア山庭園方面(山手地区方面)
元町 ★★☆☆☆
JR根岸線・京浜東北線石川町駅南口の改札に「→元町方向」と、「あなた、右側よ、右側。間違っても左じゃないのよ!」と言わんばかりに書いてあるので、その心温かい忠告を聞いて右側に出よう。
そう、左側の「寿町」「松影町」「扇町」あたりには、元町の婦人が決して近寄らないディープゾーンが広がっているのである…。
右に曲がってちょっと歩くと元町通りが海側に向かって続いている。
横浜の上品なイメージをそのまま持ち合わせた雰囲気の良い商店街である。
何も買わずに歩くだけでも気分の良くなる商店街である。
その後は是非とも山手地区へ登りたいのだが、どうせならもう一度石川町駅前まで引き返してきたほうが良いだろうと思う。
元町商店街の途中にある大丸谷坂から代官坂の中の気に入った坂を上ってアクセスしても良いのだが、イタリア山庭園に行くためには大丸谷坂を登りたいところである。
イタリア山庭園へは駅から見て1本目の路地に入り、大丸谷坂を上って山手地区へ登ると行ける。
といいつつ、個人的には元町商店街の外れにある元町公園からベ―リックホール方面に登ることが多い。
イタリア山庭園→山手本通り→ベーリックホール→エリスマン邸→山手外国人墓地→港の見える丘公園
山手地区 ★★★★☆
大丸谷坂を登る途中に左側に折れる分岐があるのだが、そこは右に進み、坂の中腹にあるイタリア山庭園へ。
ザルツブルクのミラベル庭園に似ているといっては大げさだが、立派な庭園と2軒の洋館がある。
上:外交官の家
下:ブラフ18番館
イタリア山庭園
庭園を出たら、そのまま直進して、行きあたって東西に延びる通りが山手本通りである。
そして、ここを左折してずっと道なりに続く一帯が山手地区の見どころである。
豪邸や教会や庭園が立ち並ぶので通りに沿って見て行くと楽しめる。
ベーリックホールとエリスマン邸はなかなかの見どころなので忘れずに見学していただきたい。
なお、横浜の洋館は市が買い取っているため無料なのだが、実にすばらしい。
ところで、エリスマン邸の「しょうゆきゃふぇ」は私が気に入っているお店である。
山手外国人墓地を過ぎて通り沿いにずっと歩くと、港の見える丘公園へ行きあたる。
上:ベーリックホール
下:ベーリックホール内部
ベーリックホール内部
上:山手本通りと山手外人墓地
下:エリスマン邸
港の見える丘公園の展望台からは横浜港や横浜ベイブリッジの美しい景色が望める。
港の見える丘公園を下ってからは、是非、山下公園へ向かっていただきたい。
横浜人形の家の脇→山下公園→氷川丸→ホテルニューグランドの脇→中華街方面
山下公園 ★★★☆☆
港の見える丘公園から出て、運河を横切る歩道橋をわたって、横浜人形の家の脇を通り過ぎて、ポーリン橋を通じて山下公園に入ると良い。
山下公園では、公園と海を眺めつつ歩きたい。
氷川丸(9時30分~21時30分、800円)を観光するのも良し、大道芸人がいれば彼らを見物するのも良し、横浜マリンタワー(10時~21時、700円)に登ってみるのも良し、美しい山下公園通りを散策するも良し、ベンチに座って海を眺めるも良しである。
なお、本ルートからは外れるが、氷川丸横の桟橋からはシーバス(10時10分~17時5分、600円)という船がMM21のぷかり桟橋まで出ており、所用時間は約15分である。
時間がなくて、早くMM21に行きたいときは乗れば良いと思う。
なお、山下公園を散策する途中に中華街に行くと良い。
港らしい風景
中華街大通り→善隣門→西門通り→福建路→関帝廟通り→横浜関帝廟→南門シルクロード→山下公園
中華街 ★★★☆☆
山下公園通りの中ほどにあるホテルニューグランドの右脇の道に入って少し歩くと、中華街東門(朝陽門)があるが、ここからが中華街である。
というより、そのようなことを述べなくても門があるのでそうだとわかる。
なお、ホテルニューグランドにはシーガーディアンⅡという有名なバーがあるのだが、有名なカクテル「ヨコハマ」を飲むために一度だけ行ったことがある。
中華街大通り→善隣門→西門通り→福建路→関帝廟通り→横浜関帝廟→南門シルクロードの順に五角形の形を描いて歩きつつ中山路・香港路・市場通り・上海路をのぞき見すればくまなく回れると思う。
なお、私は全く場数を踏んでいないのでどの店がオススメかについては全く言及できない。
近年、やたらと食べ放題の店が増えた印象があるが、これがかなりお得な店が多いため、このところの私は食べ放題に行ってばかりである。
上:中華街朝陽門
人がわんさか…
ホテルニューグランド方面を…
山下公園→開港広場→大さん橋国際客船ターミナル→横浜開港資料館→横浜海岸教会→横浜市開港記念開館→神奈川県本庁舎→横浜税関→MM21方面
関内(県庁前駅周辺) ★★★☆☆
山下公園通りを並木道に歩くと、開港広場に行き当たるが、かなり良い雰囲気の広場である。
なお、山下公園からMM21を直接結ぶ山下臨港プロムナードがあるが、ここを渡ると関内地区を抜かして通り過ぎることになってしまうので、ここは渡らないようにしよう。
開港広場には、横浜開港資料館(10時~21時、月曜休、200円)がある。
開港広場には鐘塔が印象的な横浜海岸教会が見える。
どうでも良いが、横浜開港資料館の向かい(海側)の建物の2階にサンアロハという店から炎が出ているカレー店があるが、ここはハワイアンムード満点のカレー店で、雰囲気的には結構オススメである。
もちろん、北欧料理の名店スカンディヤもオススメで、ここのスモーガスボードはすばらしかった。
上:開港広場
下:横浜海岸教会
上:横浜開港資料館
下:日本大通り
スカンディヤおよびサンアロハあたりからの景色だが、私はこの光景が大好きである
また、開港広場を右に曲がって少し歩くと大さん橋国際客船ターミナルに行き、屋上デッキから横浜港を眺めることができるが、ここもかなりオススメである。
この周辺の県庁前一帯は横浜の歴史的な建築物が集中している。
横浜海岸教会からは横浜スタジアム方面へ歩き、大桟橋入口交差点まで来て右折すると本町通りに出る。
そして本町通りを直進すると、県庁前交差点の左前方には赤レンガ造りの横浜市開港記念会館がある。
ここを左折し、みなと大通りを歩くと、右手に塔が美しい神奈川県庁本庁舎がある。
そして、つきあたりの新港橋を渡って、横浜税関脇を通るとMM21へと出る。
なお、馬車道エリアにも歴史的な建物が密集している。
新港橋→赤レンガ倉庫→マリン&ウォーク横浜→横浜ハンマーヘッド→ワールドポーターズ→コスモワールド→(パシフィコ横浜・臨港パーク・ぷかり桟橋)→クイーンズスクエア横浜→横浜ランドマークタワー→桜木町駅
MM21 ★★★★☆
MM21(みなとみらい21)の評価として、星4つにしているが、かといって、MM21で何を体験するというわけでもなく、ぐるっと見て回って「立派だね」でおしまい、ということで十分だと思う。
しかし、それだけでも楽しめる場所である。
赤レンガ倉庫
マリン&ウォーク横浜
横浜ハンマーヘッド
関内地区から税関前を通り、象の鼻パークを過ぎて新港橋を渡ると、赤レンガ倉庫やワールドポーターズがある。
マリン&ウォーク横浜と横浜ハンマーヘッドいうショッピングモールもあるがこちらも雰囲気が良い。
これらを興味に応じて見て回ったら、コスモワールド方向へ。
観覧車のコスモクロック21(11時~20時[場合によって21時・22時]、800円)に乗ることができる。
その後、国際橋を渡る。
パシフィコ横浜・臨港パーク・ぷかり桟橋は見ても見なくても構わない。
なお、山下公園から出たシーバスはぷかり桟橋に着く。
その後は、クイーンズスクエア横浜方面へ向かうと良い。
さまざまなショップが存在しているクイーンズスクエア横浜を通り過ぎると横浜ランドマークタワーへ着く。
横浜ランドマークタワーはあべのハルカスに次いで日本で2番目ののっぽビルである。
展望台(10時~21時、1,000円)は、273メートルもの高さがあり、景色は絶景である。
帰りは、動く歩道を通じて桜木町駅へ向かうことができるが、日本丸メモリアルパークや汽車道などに行くのもオススメである。