GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

安倍首相の「総辞職する」覚悟あり発言の件で思ったこと

前回、テロ特措法について長々と書いたが、そう言っている間に安倍首相がずいぶんと思い切った発言をした。

インド洋での海上自衛隊による給油支援活動の延長に失敗した場合、内閣総辞職する意向を示したというような内容の発言である。

 

首相をやることに疲れての発言だったり、やぶれかぶれの発言であろうとは思いたくもないし、そうであっては困る。

私は、この発言が、「私がここまで本気になって言っているのだから、野党が政局の具にして真面目に協議に応じないのならば、もはや、野党やマスコミがなんと言おうと、どれだけ支持率を失おうと、3分の2以上の議席を持つ衆議院の決議で参議院の決議を覆してみせますよ…」という意の発言であって欲しいと願うのみである。

 

チャーチルの言葉を借りるまでもなく、その他の政治形態を除けば民主主義は最悪に近い政治形態だが、今日の日本のように衆愚化してくると民主主義そのものに強い危険性を感じる。

また、湾岸戦争時にあれだけ積極的に人的貢献をしようと必死になっていたのに、ただただ政権を奪取するという目標のみのために徹底的に国民に甘いことを言い、国家の中央政府における最も重要なファクターである外交と防衛すら政局の具にしようとする小沢氏は煽動家にしか思えない。

なお、何度も言うが、私が今までの選挙で民主党に投票しなかったのは今回の参議院選挙のみである。

 

内閣や与党が今回のテロ特措法の継続に対してこれだけ力を入れているのは、これは竹下内閣時の消費税導入と同じで、もはや国民がなんと言おうと国にとって必要な法案は通さねばならないという政治家たちの悲壮な覚悟があらわれているからに他ならない。

ちなみに私はいくら政治家がお金で汚いマネをしていようと、そこら辺の国民よりは余程良心に満ちた存在だと思っているし、そういう覚悟が伝わると心から応援したくなる。

アメリカの言いなりになるのはもうやめたほうが…」云々という意見に対しては前にもさんざん述べたが、小沢氏がメルケル氏に諭された件からもわかるとおり、この洋上給油は国際社会に支持されている活動であるので、合理的な意見だとは思えない。

 

話は急に変わるけど、iPhoneの値段が下がるそうね…。

前に買った人にもいくらか返すとか…。

iPhone発売と同時に徹夜で並び、周囲から賞賛の拍手を受けながらiPhoneを片手に持って勝ち誇ったように店を出て、「これまでの俺の人生の中で最高の瞬間だ!」と叫んでいた彼は今もそう思っているのだろうか…。

 

そうそう、いまだに最も古い形式のiPod miniしか持ってないオイラは新iPodの発表に「おおっ!」っと思ったのだが、まだまだ値段が高いんすね…。

こっちのほうこそ早く下がらないかな…。