GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

難民ですら耐えられぬ北欧の冬

その1。

日本人にとっては原油が安いといいことだけで悪いことなんて何もないのだが、原油が安くなると世界の株価が下がり、投資マネーも円に流れ、結局株安になるのだが、なんだかな~と思わずにはいられない。

ガッツリ他国通貨を買ったままのオイラはたくさんの含み損を抱えてるので余計にそう思う。

確定申告で払う予定の昨年の投資利益にかかる税金や冬のボーナスをはるかに上回る含み損を抱えていますが、ひたすら戻るのを待ちます。

 

その2。

妻が海外の出張先で帰国前に再両替をしたら全て2,000円札で手渡され、これじゃ困るので1,000円にしてくれないかと言ったらしいが、頑としてノーだったらしい。

多分、その係員はどの日本人もそう言って埒が明かないのでノーと言ったのだろうが、他の国ではあたりまえのように使われる2の単位のお札なのに、何故か日本では財布から繰り出すのに躊躇してしまうようになってしまっている。

どうしてどうしてここまで受け入れられなかったんだろうなあと思うが、海外の両替所に吹き溜まっていたとは…。

妻は2,000円札を一通り周囲に見せてからATMに食べさせる予定のようです。

 

その3。

AFP時事ニュースによると2015年にフィンランドで難民申請をしたのは32,500人で、うち、20,500人がイラク人で、そのうち3,700人の認定の可否が決まったらしいが、そのうち2,600人が内定取り消しを求めたり帰ったりしたらしい。

寒さフィンランド人の敵意に満ちた雰囲気に耐えかねた云々と書いてあったが、雰囲気はともかく、さすがにフィンランドの寒さに耐えられなかったか。

フィンランド人の幸福度は世界最高水準なのだが、寒くて何もなくて税金が高くてもフィンランド人は幸福感を感じているわけである。

昨夏にヘルシンキに行ったばかりだが、俺はあそこの食生活と寒さのなかで冬を過ごすのは勘弁と思った。

 

どこかの世知辛い国から日本に帰国した時の圧倒的な安堵感を忘れずに過ごすことができれば、海外から帰国した日本人の幸福度とやらももっと上がるのだろうが、ほんの数日経てば日本のぬるま湯をあたりまえと思ってしまう。

昨今、日本から海外への留学生が減った、内向き志向が云々と叫ばれるが、情報が溢れかえるようになった今、皆が日本がいいってことを知るようになったからに決まってるわな。

 

それに対して、自国を捨てて移民になった韓国人の反日ナショナリズムが本国以上に執拗な理由はわからんけど。

 

ヘルシンキ