GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

ダメ足腰尻

今年の目標の一つに足腰や尻などの下半身強化を掲げていたのだが、がんばるところはがんばったものの、肝心な部分ではダメなままであり、それぞれ以下の通りであった。

 

少しががんばった点

毎朝深めスクワットと四股を10回ずつ、1回当たりわずか20分の筋トレを月に2~4回行い、スクワットとデッドリフトを8回×2セットやって大腿の筋肉はちょっとだけ太くなったと思う。

信号待ちの暇つぶしにカーフレイズもやることにしてるのだが、多少はふくらはぎが鍛えられたと信じたい。

 

ダメなままの点

徒歩通勤や休日の散策のおかげで歩くのは相当歩いても平気だが、立つのは苦手なままで、展覧会などに行くと足の裏などが心底疲れる。

また、靴を履いたままだとすぐに足が疲れるので、会社では常にスリッパに履き替えてしまうし、外でもすぐに靴を脱いで足をぐるぐる回して足を休ませてしまう。

 

下半身の冷えにも弱いままで、今年は会社ではできるだけひざ掛けを使わないようにして下半身を鍛えるぞと思っていたが周囲の女性より早く降参して、基本的体質は汗かき暑がりのくせにひざ掛けなしでは仕事ができない冷え性女子以下ぶり。

 

会社で椅子に黙って座っているのも苦手で、すぐに片足正座をしたり、片足あぐらをかいでしまう。

行儀が悪いことこの上ないが、たまに乗る狭い大江戸線の中で足を組みたい衝動に駆られてもそれはじっと我慢するようにしている。

 

ポケットに財布と携帯電話を入れたままにしていても平気なケツになりたいと常々思っているのだが、ズボンのポケットにハンカチ以外のものが少しでも入っていると異物感を覚えるので、いまだそういった男前尻にはなれないまま。

 

足指の蒸れも極端に嫌うので20年前から五本指靴下しか履いていないが、これも到底止められそうにない弱さ。

といいつつ、家の中で五本指靴下を履くと快適度が薄れるので家に帰ったらまず足を洗って、普通の靴下に履き替えるようにしている。

なお、新しい靴下には風呂の後に履き替えるため、帰って履くのは前夜履いていたものとなる。

 

最低と思われてもやめられない個人的な習慣に、風呂上りにパンツを履いた後、しかも、デリケートゾーンをドライヤーでしっかりと乾かした後に、デリケートゾーンにベビーパウダーをまぶす習慣があるのだが、この快適さを思うとこれもやめられないままで、妻から笑われ続けている。

それも靴下と同様に病的なまでに蒸れを嫌うせいなのだが、どこかで突然死でもしたら検死されて粉がまぶされた下半身を見られるので、死ぬなら突然死に限ると思っているもののそれだけは勘弁して欲しい。

 

ウォシュレットがないと生きていけない身体になって久しいが、困るのは海外旅行時で、この場合は大抵はホテルで用を足して、素っ裸になってシャワーで尻を洗うようにしている。

もし、外で催した場合にはトイレットペーパーを水道水でべちゃべちゃに濡らしたものを持ってトイレに入るのだが、ぐるぐる巻いたトイレットペーパーを水に濡らす俺を見て周囲の異国人がどう思っているかは知らない。

過去にウェットティッシュも何度か試したが、べちゃべちゃティッシュのほうがしっくりくるし、ウエットティッシュを流すことに対する抵抗もある。

俺の場合はべちゃべちゃティッシュでなんとかなったのとそういうシチュエーションに出くわすのが年に1度あるかどうかという程度なので、携帯ウォシュレットはまだ持っていないが、携帯ウォシュレットの携行を俺に義務づけない点に関しては自分の尻を褒めてあげたい。

でも、トイレットペーパーを濡らしている間にキープしているつもりの個室に他の人が入ってしまうというリスクは確実に伴うので、非常時には使いにくいワザである。

 

少し前からヒートテック上下の着用を開始したが、クローゼットに眠っている亀の絵が描かれた腹巻が年明けからの出動に備えている。

 

そもそも俺が社内から一歩も出ず顧客との折衝もない今の職種を選んだ理由は、勤務時間の少なさとあわせて「いつお腹が痛くなってもトイレに行けるから」なのでした。

 

あまりにも甘ったれな下半身に愕然とするが、かといって、上半身も甘やかされていないわけではないので、要は俺が甘ったれで貧弱で根性なしで極端に面倒くさい変人なのである。

 

来年はもうちっとがんばろ。

 

面倒くさい男