GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

偉そうなオヤジが許されるのが嫌な日本社会

塩村都議へのセクハラ発言一部始終について、一応東京都民だし思ったことをメモ。

 

発言の内容云々もだが、政治家のヤジという文化が嫌で仕方ない。

あんなの政治以外の場面で発しようものなら一気に敵からも味方からも総スカンだろうにと思う。

セクハラ発言を問題にするよりむしろ政治家のヤジ文化そのものをやめて欲しい。

 

「自分が早く結婚したらいいじゃないか」「産めないのか」という発言の内容に関してはあまりにも下衆すぎるが、普段からああいうことを思う感覚が不思議だ。

レベルの人間が偉そうに振る舞っていても政治家になれたり、くだらないヤジを許容し続けているのが日本社会の残念な点であり、ああいったオヤジ文化は本当に嫌である。

 

オヤジ文化と言えば、道端で見てるとタバコのポイ捨てをするのも店員などへのマナーがなっていないのも若い人よりオヤジのほうが余程多いが、偉そうなオヤジ文化というものには生理的嫌悪を感じる。

加齢臭については自分もそうなる可能性があるのに言うのも難だが、偉そうかつオヤジの加齢臭やヤニ臭が日頃から嫌すぎるというのもオヤジという存在をやみくもに嫌悪してしまうポイントでもある。

 

ところで、塩村氏が本当にどの程度腹が立ったのかは俺にはわからんけど、塩村議員はすぐにブチ切れずに笑みを浮かべたように見えるが、あれは発言の内容があまりに下衆すぎて腹も立たなかったのか、本人が言うようによく認識できなかったのかわからんし、塩村氏をダシにしてしまって申し訳ないが、あのあたりが日本人の弱さ・人の良さ・瞬発力のなさの表れの典型だと思ってしまった。

 

後になってみれば、ものすごく腹が立つのに瞬発力がなくて言い返せない経験は誰しもあると思うが、国際社会の動向や果てはスポーツなどを見ているとそのあたりの日本人の瞬発力のなさは天下一品である。

「そんなだからサッカーで点が取れねえんだよ!」と全く関係のないことを思い浮かべたりすらしてしまうのだ。

瞬間キレが得意な隣の国々の人々の爪の垢を飲めばいいと思うが、だからといって点が入るようになるわけでもないのが残念なところである。

 

天下一品といえば、3日前の土曜日に六本木でライブを聴いて、深夜にもはや日本か外国かわけのわからん状態になった六本木の街をミョーなテンションで歩いていたらラーメンの天下一品が視界に入ってしまい、大して腹も減ってないのにどうしても食いたくなって、嫌がる妻をもろともせず3年ぶりぐらいに天下一品に入った。

確かに、初めのふた口ぐらいは衝撃的に激ウマだったけど、その後は深夜だったこともあってかなり重く胃にのしかかった。

妻は胸やけになったらしいが、俺はならなかったことは救いである。

大学2年ぐらいの頃は「明日もお待ちしています」という丼のメッセージを、「こってりスープは低カロリー」という標語とともに真に受けて、むしろ一時期は五反田の天一こってり唐揚げ・豚キムチ・小ライスもしくは小チャーハンの定食を主食にしていたものだが、今はさすがに連日は無理、定食も無理。

まあ、それでも「こってりですか?あっさりですか?」と聞かれようものなら「いやいやこってりっす」と、そんなアホな質問せんでくださいビームを出した真顔で返答するようにはしている。

軽く100回以上行っていて、一度もあっさり食ったことないからあっさりが美味いかどうかすら知らんけどね。

 

そういえば、10年ぐらい前に、親子4人が錦糸町天一に入ってきて、全員があっさりを頼んでいたことがあって、天地がひっくり返るくらいの衝撃を受けたことがあったのだが、あれは何も知らずにだったのか確信犯だったのかを当人に確認しなかったことが10年経った今でも悔やまれる。

これは俺の瞬発力の無さゆえに残してしまった大いなる後悔の一つでもある。

 

後半は全然関係のないこと書いてすんませんでした。

 

P.S.実は今夜、二郎インスパイア系の店で野菜増しのつけ麺食べました。

 

日本人には肉体はともかく精神的な瞬発力がもっと必要だ