GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

アメリカが尖閣諸島を支配していたのがラッキー

国家としての中国と仲良くしようとすること自体が幻想ということはわかっていることだが、靖国の次は尖閣諸島で言いがかりをつけてきたか…。

 

タカ派的な発想というのは大抵独りよがりなので、タカ派的発想はしたくないが、この国には譲歩するだけ無駄ということは今回の件からもよくわかる。

それにしても、あれだけ人権に鈍感な国が、暴力的な船長の人権には驚くほどに敏感なようだ。

日本人の中国嫌いというか、中国という国の品格に対する侮蔑感情がさらに増すのは間違いないが、中国という国はそういうことは一切気にしないらしい。

今回のニュースで俺が最も期待するのは各国の知識層が中国のことをもっともっと嫌になってくれればいいなあ…と願うことに尽きる。

 

それにしても、こういう鬼っ子であっても、それがいなくてはとても商売に困る存在だということが痛い。

ちなみに、日本の最大貿易相手国は中国。中国の最大貿易相手国はアメリカである。

同じく高圧的ではあっても、50年間にわたって日本に最も大きな影響を及ぼし、かつ、軍事的脅威国に抑止力を効かせ、かつ、常に黒字を稼がせてくれるアメリカの存在の中国に比べてありがたいことよ…。

国内でも米軍基地の滑走路のことで揉めているが、まさに内憂外患の様相ですな…。

 

ところで、尖閣諸島については沖縄返還前にアメリカが支配していたので、アメリカから見ても中国が言っていることがデタラメだとわかるという点では心強いように思う。

韓国が実効支配している竹島と違って、尖閣は日本が実効支配しているのだから、これは手放してはならない。

 

中国といえばレアアースを握っていることが怖いが、大前研一さんによると、生産量は97%でも埋蔵量では36%しかないというけれど、そこで中国に好きなように扱われないように戦略的な資源確保に動いてほしいものだ。