GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

俺らの入籍と価値観

今日は俺の33回目の誕生日ですが、今日の昼に入籍します。

結婚式は12月4日にグアムで身内だけでやります。

 

相手とは1年半以上一緒に住んでいるので、生活が大きく変わるということはないのですが、気が引きしまる思いです。

俺のことを全力で好きでいてくれて、俺と価値観や優先順位やライフスタイルや趣味や美的感覚が限りなく近く、短気な俺と違ってとても穏やかな性格で、俺にはもったいない人です。

ついでに、英語がペラペラで、ITに強くて、料理はプロで、人見知りな俺と違って他人とのコミュニケーションが上手で、何事にも器用なので、俺の弱点をことごとく補ってくれています。

…と、のろけてしまいましたが、俺は幸せ者です。

 

ところで、もとは普通の知り合いだった俺らが深く仲良くなっていったきっかけは、俺が偶然、ブログをやっていることを教えたら、「こいつ、頭がおかしい。おもしろい」と思ってもらえたからである。

つまり、このブログがなかったら間違いなく結ばれなかったわけである。

 

話は変わる。

先日、婚姻届を出すために、初めて戸籍謄本を取り寄せたのだが、俺の名前が33年間ずっと間違って登録されていたことをそこで知った。

友人や業者が頻繁に間違うのでその度にプチ憤慨していたのだが、まさか戸籍謄本でそれをやられているとは思わなかった。

そもそも戸籍や本籍などというシステムはバカバカしいシステムとしか思わないからどうでもいいといえばどうでも良いとはいえ、内容が俺の逆鱗に触れる内容だったことと、向こうのミスなのにとにかく手続きが面倒だったために、相当怒ったが、33年前のミスなのに今になって俺から怒られる役所の人も哀れといえば哀れだ。

でも、何度もやりとりする間にすっかり打ち解けましたが…。

 

それと、婚姻届の見本に記載されている「中央太郎」さんは俺と1年違いで同じ誕生日で、彼の本籍は俺にとってものすごく縁のある住所だった。

中央太郎さんとのただ事ならぬ縁を感じる…。

 

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次は、俺の価値観についての話。

俺は昔から欧米人的な価値観を持っていると思うことが多い。

俺にとって一番大切なのはパートナーだから、子供がいたとしても、相手のことを「お父さん」「お母さん」と呼びあうことなんて考えられないし、子供中心の家庭を作る気なんぞさらさらない。

また、確かに友人は大切だが、パートナーと一緒にいる時間より友人と一緒にいる時間を大切と思うことはそれほどない。

 

子供が大事、友人が大事、仕事が大事となってしまう人には本当に好きな人と結婚できなかった人も多いのではないかとすら思ってしまう。

見合いや紹介や婚活などという本末転倒な手段で相手を得たら、本当に自分が一緒になるべき人と一緒になりにくいのではないかと思うが、俺は本当に一緒になるべき人と仲良くなり、そして一緒になれたので本当にラッキーだ。

 

二人であればどこにいたって、何をしていたって、何もしていなくたって幸せだ。

一人で旅に出たり、高級レストランに行ったり、高級旅館に泊まったりするより、二人でゴロゴロしているほうがずっと楽しい。

昔には一人旅をたくさんしたが、それはそれで良かったし、また、旅愁を味わうのにはとても良かったけど、二人で行くほうが断然楽しい。

 

最近の世の中には「一人がいい」というような風潮もあるようだが、二人で一緒にいることより一人がいいなんて俺には嘘だとしか思えない。

俺には成功欲や出世欲や見栄は全くないし、職業的使命感もないし、金銭欲もあまりないが、それは、お互いに世の中で一番大切だと思える好きな人といつも隣にいて、その人といろんなことを分かち合うことより幸せなことなんて考えられないからだと思う。

そういう俺のことを腰抜けだとか甘いという人がいても、俺にとってはそれが幸せなのだから何とも思わない。

 

愛し合うことは断じて目的ではないが、幸せになる最高の手段だといつも思う。

 

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