人生3度目のスノーボードをしに白馬栂池(つがいけ)まで行ってきた。
行く前から「苦行だから行きたくない」と心のなかでわめいていたのだが、実際のところ、やはり苦行であった。
行きの深夜バスもスノボ自体も寒さも帰りのバスもとてつもなく苦行也。
ついでにこれもわかりきっていたが、帰ってからの筋肉痛も苦行也。
スキー場に関しては、ゴンドラが一気に4キロも登ってくれるからとても長い距離を降りてこられるのはすばらしかった。
また、雪は白馬だけあってパウダースノーで上手くなった気にはなれた。
とはいえ、中級コースをゆっくり降りてくるぐらいでとどまっているのだが、この上の水準にいくには上手い人にヒントを仰ぐか、シーズンに2回以上行くか、怖がらずにスピードを上げてみるかのどれかが必要になるように思った。
でもこのどれもやる気ないからこれ以上はあまり上手くならないのかもしれないが、別に上手くなりたいというモチベーションもないのだから仕方ない。
この前、ボウリングに行った時に「確かに俺下手だけど、180点とか取れるようになっても別にうれしくないよな…」と思ったのと同じ感覚である。
早朝バスで着いたら外の天気が雨でとても滑る気がしなかったのだが、アーリーチェックインができたのはものすごくラッキーだった。
爆睡して昼に起きたら晴れになったので、それからスキー場に繰り出した。
3時間もやればヘトヘトになるのでそれでちょうど良いのだ。
運動不足からくる足腰の弱さを実感したのと、意外に首と前腕が最も筋肉痛になったことに驚いた。
コケるからこんな部位が痛くなるのだと思う。
首は首相撲をやった後、前腕はサンドバックへのパンチの打ち込みをやった後に起きる箇所と同じ箇所が痛くなった。
下半身強化のための四股と首相撲とサンドバックの打ち込みに励まねばとつくづく思った。
とはいえ、スキー・スノボの類は20代までのスポーツだな…。
それを超えると楽しさを苦痛が上回る率が高くなる。