家に帰るやいなや、酔いつぶれて早起きしたのでなんとなく書く。
老人についてふと思った話。
新聞を見ていたら幼稚園児なんかが老人ホームを慰問したり交流していたりするが、あれって、幼児はもちろん、老人達もうれしいのかな?とふと思うことがある。
自分の孫でもないのに、子供達が出し物をしてそれがうれしい感覚がわからない。
10代の時に「30歳の人はさぞかし大人なのだろう」「30歳の先生は大人だ」と思っていたが、心の中は高校生の時から変わっておりませんものなあ…。
なので、老人になっても今と大して感覚は変わらないと思うのだが、そうだとしたら幼児に慰問されても困る。
仮に、将来俺が看護師に子供扱いされたら、その看護師には多分ブチ切れる。
でも、高年齢の人って、NHKの「のど自慢」に手拍子をつけてあげられる素直さを持っているからなあ…。
あれは絶対、俺には無理。
あれは年齢が成せる業なのだろうか、それとも、生きてきた世代のバックボーンが成せる業なのだろうか…。
関口宏氏の息子と旅の話。
関口知宏氏は鉄道でいろんなところを旅する番組をやっているが、少し前に「体力的に限界なのでもうこれで終わりにする」というようなことを言っていたなあ…。
そりゃーオイラも関口氏をうらやましく思うこともあったが、よく考えると甘くないよな…。
長旅って、実際にやってみると結構辛いよな…。
比較的旅が好きなオイラもそう思う。
ましてや仕事だともはや苦行だろうよ…。
普段旅をしないくせに、「まとまった時間ができたら長旅しよう」「定年したら…」と思っている人なんかがいたら、「旅って甘くないよ…。日常が、日本が一番だよ…」ってツッコミをいれたくなるよね…。
でも、旅は好きである。
そういや、俺って関口知宏氏に雰囲気が似てるって過去3人の人に言われたことがある。
以下、余計な話。
俺が子供の頃はインターネットがなかったから、どうやって子供ができるのかなんか全く知らないまま小学校高学年になったものだが、今は知ろうと思って検索すれば一発でわかっちゃうからすごい。
世間では「できちゃった婚」という言葉がやたらと出てくるが、世間の親御さん達は子供から「ママ、どうして結婚する前に子供ができるの?ねえ、ところで子供ってどうやったらできるの?できちゃった婚って悪いことなの?」と聞かれて困惑しないのであろうか?
オイラが子供の頃に聞いて、「欲しくなったらできる」「ママから産まれた」と言われ、それ以上深く考えずに納得してしまっていたのだが、今の親御さんは子供を言いくるめるのに苦労しそうである。
ましてや、幼い子にネットで大人の事情を知られた日には親の威厳はずいぶんと失われるであろう。
やっとサンタクロースを信じなくなってきた小5の夏に初めてどうやったら子供ができるか知ったときに、小5ですら親に対して「え~」と思ったのだから…。
それはみんなで「え~」って騒いだから気楽だったが、一人だったら重かっただろうね…。
そして、その頃から親のことをパパ・ママと呼ぶのを辞めました…。
親父・かあちゃんに変わっただけだからあまりレベルは変わらんが…。
でも、毛が生えて声が変わったのが中2の終わりだったからそれから大人になるにはまだまだ時間がかかるのでした。
クソ余談でした。