東京は寒いと言っていいぐらいに涼しい土日になっている。
今日は野球の二回戦の試合の予定だったのだが、雨のため来週に順延になった。
「明日野球があるから」と昨夜はジムに行くのをやめたのだが、こんなことならば行っておけば良かった。
でも、面倒だからとバッティングセンターに行くのもやめたのだが、こちらは正解だった。
運動の話をしたが、秋は、運動の秋という以外にも、読書の秋・食欲の秋ともいう。
今日は野球のために朝早く起きたため、読書をした。
安倍氏が首相を辞任した翌日に買って、その翌々日には「失敗したなあ…」と思い、読まないままでいた麻生太郎氏著の「とてつもない日本」を読んだ。
なお、私には時の総理大臣の著書を読む習慣があるのだが、福田氏の著書は何故か読む気がしない…。
安倍氏の「美しい国へ」も良著だったが、この本もなかなかの良著だった。
どちらかといえばイデオローグな安倍氏の本と比べ、「日本はマスコミなどが言うほど悪い国じゃないよ…」と多様な視点からざっくばらんに述べてあって、「小泉純一郎の暴論・青論」などと同じで読みやすかった。
それにしても小沢一郎氏の「小沢主義」だけ「どうしちゃったんだろ?」と思わずにいられないほどにレベルが低い悪著である。
何度も言うが、氏の「日本改造計画」は名著である。
あと、最近は岡田斗司夫氏著書で売れ売れの「いつまでもデブと思うなよ」を読んだ。
ヨーロッパ帰国後太った体重が落ちないままでいたのだが、先週ジムで、「ちょっと太られました?」といつもは「いい身体してますよね…」とお世辞を言ってくれるマッチョマン氏が悪気のない一言をオイラにかけたのをきっかけに「やっぱりやせねば…」と自覚するにいたったからである。
女性の友達や知り合いに「ねえ…最近横腹どうなの?」と言われたとしても、「もういい歳だから、メタボやオヤジ臭なんかあたりまえ」とうそぶいて何処吹く風な私だが、同性に言われるとやはり気になってしまうのだ。
キックボクサーだった学生の頃に1ヵ月で8キロ程度の減量を何回も経験している。
1日の食事を1,800kcalに減らすだけでこれだけ減っていたのも今思うと怖い…。
私はダイエット理論に関しては何から何まで頭に入っているので、今更吸収する知識など何もないのだが、動機づけのためにこの種の本を読むことはたまにあるのだ。
わかりきってはいながらも理論的には正しいことが書いてあるこの本で最も光って映った部分は、「欲望型から欲求型へ」というくだりであった。
確かに、特大のハンバーグやチキンカツをおかずに飯を5杯食べてもすぐに腹が減り、それで太りもしなかった大学生の頃と比べ、確かに今はそんなに食べなくてもお腹がいっぱいになるようになってはきた。
回転寿司を15皿ぐらいは食べられた3年前と比べても明らかに食べられなくなっていて、今は6皿食べればもう十分である。
要は食い意地ではなく、胃袋の感覚というか、身体のシグナルに耳を傾けることが大切ということなのだが、わかりきっていることとはいえ、これは目からうろこというか忘れ去っていた感覚である。
っていうか、こんなことをオタキングが言うんだから説得力あるよな…。
そもそも私は最近、「俺はグルメだと思っていたけど、うまいものを週に1度ぐらい食べられれば他の食事はどうでもいいタイプだな…」という気づきを得ていたのでこれは実行に移せそうな気がしている。
さて、食欲の秋にやせたらまた報告します。
昨日のK-1はおもしろい試合が多かったし、残った選手がみんな良い選手だったので、今年のトーナメントはおもしろそうな気がする。
メインのカードは未消化だったが、あれはまあレフェリーの裁定を信じるしかないであろう。
でも、チェ・ホンマン選手が過剰にパンチを怖がるようになっている気がして、このままボブ・サップ化しないかと思うようにはなってきた。
それにしても、セーム・シュルト選手のレイ・セフォーの意識すら飛ばすあのジャブは反則です。
左肩に溜めてから出すジャブはストレートと変わらない威力があるんだよね…。
他に微妙なテンカウントな試合もあったけど、レフェリーは選手の目を見てテンカウントを判断するわけだが、そればかりはレフェリーじゃないとわからないわけで、私はそれに関してはレフェリーを信じるしかないと思っている。
立っているというだけで、目が泳いでいる様子を実際に見た経験は何度もあるわけだし…。
沢屋敷選手の鼻はやはり折れていたみたいだし、それでも快勝したわけだから試合を裁くって難しいっすね…。
あと、今回のテーハミングクはともかく、次が東京ドームじゃなくて横浜アリーナという部分がビミョーに気になったのはオイラだけではあるまい…。
まあ、オイラにとって大事なのはGPよりも3日後のMAXのほうなんだけど。