GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

中国人経営の中華料理屋は結局バリューが高い

オイラは中国人が経営する中華料理屋で食べるのが好きだ。

 

中国人の衛生観念が日本人と根本的に違うことは昨今の中国関連報道を見なくとも、ずっと昔の1ヵ月にわたる中国旅行で身にしみてわかっている。

油で炒めればお腹は壊さないものだと思って熱を通したものを中心に食べても人生最大の下痢を味わったのは中国大陸内であった…。

だから、今や料理に虫が入っていても別に何とも思わない。

 

そもそも、子供の頃のオイラは家族以外の人の飲みかけや食べかけには一切手をつけられない子だったし、「そんなはしたないことはとんでもない!」という教育を潔癖な母親から受けて大人になった。

でも、大学の部活で皆と同じボトルの水を飲んで給水するか、我慢して脱水症状を起こすかという二者択一をせまれられるうちに全く平気になった。

1回の練習で体重が3kg減るのだから飲まないのはそれこそ死を意味する。

もちろん、自分だけの水を用意する方法もあるのだろうが、先輩絶対かつ集団主義的な部だったので自分だけそういうことをできる雰囲気ではなかった。

 

店の話に戻るが、中国人のお店は日本人の店より根本的に量が多いのがすばらしいし、何より余った時に「折り詰めにできますか?」とどの店であっても気軽に聞けるのがいい。

日本人の店でも折りに詰めてもらうことぐらいできなくはないのだろうが、こういうことは外国人相手のほうが断然聞きやすい。

皆が異様に無駄口をたたかないから、会社ではいまだに一部の人と以外は用がない限り話しかけることができないのに、帰り道に六本木に立ち寄ったならば190cm100kgの黒人といきなり握手して軽い話をすることができるのと同じようなものだ。

外人がいるコミュニティって以心伝心の日本人同士がお互いを抑圧しているファクターを外して何の遠慮もなしに応対できるのが本当に良い。

 

前に住んでいた練馬区の中村橋には中国人が経営する安くて美味くて量が多い希少な中華料理屋が2つあった。

でも、今住んでいるところにはそれはない。

あっても、価格・味・量の3つの要素をすべて兼ね備えている店はない。

ちょっと懐かしく思ったので触れてみた。

 

でも、一度湾岸エリアに住んだら他に住めるのだろうかと思うほどに湾岸エリアは精神衛生に良い。

 

毎日湾岸の絶景を見て、潮の香りとはとてもいえないけど海の匂いをかいでいたら日々のストレスなんて吹き飛んでしまう。

家から10分ちょい散歩した豊海あたりや晴海大橋の上から見る景色は対岸の日の出桟橋あたりからの景色よりも断然すばらしく、おそらくは東京湾岸隋一の絶景ポイントだと思うのだが、そんな景色をいつでも見られるのが本当にいい。

豊海から見たレインボーブリッジ

 

豊海から見た竹芝