ワールドカップ日本代表はオーストラリアに酷い負け方をするわ、株式市場は極めて軟調だわで本当に無気力状態に陥っている
まあ、終盤まで1-0でリードしていたとはいえ、シュートは運が良かっただけだし、シュートを受けまくっていたし、個の力でもかなわずで、どう考えても終始劣勢でしたわな…。
しかし、オーストラリアっていう国は人口が約2,000万人しかいないのにスポーツ能力の高い国だとつくづく思う。
日本が大健闘した大会だったアテネオリンピックでのメダル獲得数もオーストラリアが4位で49個だったのに対し、日本が5位で37個であった。
サッカーだってラグビーの影に隠れて日本と比べてそれほど盛んだったとはいえない状況だっただろう。
かたや、日本のサッカー熱は野球をしのぐ勢いですらある。
それなのにこのザマである…。
このことはいつも思っていることなのだが、サッカー・バスケットボール・ラグビーなどといったスポーツは競技人口や国際水準レベルを見た場合、明らかに日本人に向いていないスポーツなのだと思う。
サッカーで日本を苦しめたバーレーンなんて人口70万人の超小国である。
それに比べたら、野球・柔道・レスリング・ボクシング・マラソンあたりは実績から見たら日本人に向いているスポーツなのだといえるだろう。
日本の柔道競技人口はフランスの3分の1強にすぎないのだから高パフォーマンスである。
とはいえ、アテネオリンピックの日本代表チームが、阪神のウィリアムスが好投してオーストラリア代表に負けた時は多分昨日の3倍は失望した記憶がある…。
でも、オーストラリアはWBCの予選リーグでドミニカ・ベネズエラ・イタリアに全敗して本戦に出られなかったのに対し、日本はWBCで優勝したから、十二分に日本野球の実力を世界に知らしめることができたわけである。
今日から後のワールドカップは肩の力を抜いて見るしかないな…。