GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

J-FIGHT&学生キック

今日はキックボクシングのアマチュアイベントをハシゴした。

 

友人のN氏がJ-NETWORKのアマチュア試合に出ることとなっており、そのセコンドを務めるために大森のゴールドジムへ行った。

 

私より2歳年上なのにキックボクシングのキャリアは1年ちょいしかないN氏だが、体重60kgにして身長181cmというリーチの長さが武器で、また、野球で大学に入れるところだったというぐらいに運動神経が良いのがウリである。

まあ、大学は喫煙がバレてダメになって浪人するハメになったそうだが…。

なお、キックでは私が師匠だが、ゴルフに関しては逆で、私がN氏の弟子となって教えをこいている。

 

私が江古田のジムに行っていない間にスパーリング練習が思うようにできなかったのか、これまた、私のような圧力のある相手と練習がこなせなかったのかは知らないが、生命線ともいえる間合いをあっという間に詰められて相手の距離で戦ってしまっていた。

そして、不可解ともいえるクリンチによる減点があったために判定負けを喫してしまった。

 

センスも悪くないし、挫折して伸びるタイプというよりは調子づけて伸びるタイプだと思うので負けて欲しくなかったが、今回の経験を糧としていただきたいものである。

しかし、試合をするのが面倒で試合を全くしない私と違って試合をするだけ本当に立派なものである。

 

N氏の試合が終わった直後に学生キックをやっている後楽園ホールへ向かった。

 

大学の後輩のOくんのスパーリングパートナーを務め、また、ちょっとしたアドバイスも施していたこともあって彼の試合のことがかなり気になっていたのだが、試合開始にギリギリ間に合った。

 

相手は気の強そうな強打者タイプだったが、両者とも真正面からガンガン打ち合って、Oくんが1Rに2度のダウンをとって鮮やかに1RKOで勝利した。

あまりに鮮烈な勝利だったので優秀選手賞まで受賞していた。

しかし、相手の選手も1度ダウンをとられた時点で打ち合いは避けて蹴りで間合いをとって勝負すべきだったのに打ち合いに応じてくれたのはラッキーだったと思う。

 

しかし、「あんなに鬼強い後輩相手にスパーリング相手として胸を貸していた俺って何気にすげーな…」と感心してしまった。

とはいえ、私には積み上げた老獪さがあるので、今なら翻弄することができるが、彼がもう少し技術的に成長したらかなり危険な気がしてきたわい。

何気に不意にもらったヤツのパンチはかなり効いたものなあ…。

この試合を見ても半端なパンチ力ぢゃないことがわかったし先が楽しみである。

 

学生キックの後に後楽園ホール全日本キックの興行が行われた。

本当は全日本キックも観戦したかったのだが、来週のIKUSAと来月のK-1 WORLD MAXを現地観戦するし、引越しもするので今回は控えといた。

ミドル級チャンピオントーナメントが行われたのだが、結果は予想通りなもので、武蔵選手の弟のTOMO選手が新チャンピオンに輝いた。

そりゃ、身長187cmのTOMO選手は70kgより72.5kgのほうが数倍活躍できるわな…。

 

2回戦で敗れた小松隆也選手は私が学生の頃に学生チャンピオン決定戦で戦った相手なのだが、今回のトーナメントでは1回戦で借敗しながらも、負けた相手の眼窩低骨折のために運良く2回戦に出場できたものの2回戦でも負けてしまったようで、陰ながら応援しているだけにちょいと残念だった。