なんと、佐藤嘉洋選手がワンマッチのスーパーファイトながらK-1 WORLD MAXに参戦することがとうとう報道された。
この最後の大物の参戦は武田幸三選手の参戦が伝えられたときの衝撃より大きいといえよう。
それに、私は佐藤選手の大ファンなので、これはものすごくうれしいニュースである!
なんといっても小比類巻貴之選手に何もさせずにKOしたガオラン・カウイチット選手にKOで完勝したうえで引退に追い込み、初回のトーナメントでアルバートクラウス選手に疑惑の判定負けを喫しているが、今回のトーナメントにも出場するシェイン・チャップマン選手にもKOで完勝しているというとんでもない実績を持っている。
他にも、K-1に出た選手であれば、ブアカーオ・ポー.プラムック選手に判定での惜敗したフジ・チャルムサック選手、小比類巻選手にKO勝ちしたピーター・クルック選手といった強豪選手、世界的に有名な選手では、クリス・ヴァン・ベンローイ選手、イッティポン・アカスリボーン選手、ヤッシーン・ベンファッジ選手、ノエル・ソアレス選手といったこれまた世界の名だたる強豪選手に勝っているので、佐藤選手はタイや世界では一番恐れられている日本人キックボクサーなのである。
佐藤選手のの最大の武器は185cmの身長から繰り出される首相撲からのヒザ蹴りやヒジなのだが、首相撲状態からのヒザ蹴りが1回までしか認められないKOルールではかなり不利になるものの、それを補って余りある実力を見せつけて欲しいものである。 最近はパンチでもKOも増えてきているので大丈夫だと思う。
今回の興行はトーナメントの1回戦だけだということと、ゴールデンウィーク中だし、「今回は会場じゃなくてテレビでいいや…」と思っていたのだが、こんなことならチケット取っておくんだった。
この試合はトーナメントに関係ないのでどうせTBSが放送するわけがないので残念ある。
しかし、全日本キックボクシング連盟を電撃脱退したあと、干されるというウワサも耳にして心配していただけに今回ばかりはいつも?マークの谷川氏がネ申に見えましたよ…。
これだけはずっと気がかりだった件なのだが、名伯楽の小森会長との関係も修復したようだし、本当にがんばって欲しいものである。