GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

逆張り的に高いほうを食べる習慣に…

今の日本のインフレはコストプッシュ・インフレであって、これはデフレ脱却とは言わぬ、ここで金融政策のブレーキを踏んでしまってはまた元の木阿弥、財ではなくサービスの価格、何より実質賃金が上昇してからこそデフレ脱却といえる…と頭ではわかっているのだが、食料品の価格に関しては相当な上昇ぶりを感じさせられる今日この頃。

 

こういう時期だからこそ食費を引き締めるという家庭は多いのだろうが、俺に関していえば余計に食費を増やすようなことをやってしまっている。

 

「高いバナナなんて誰が買うんだろ?」と長らく思っていたのだが、昨年、試しに高いバナナを買って食べたら明らかに美味しかったのでそれ以降は高いバナナに変えた。

近所のスーパーで以前買っていたバナナは106円(税抜98円)だったのだが、それが138円(税抜128円)に値上げになったところを、さらに214円(税抜198円)のバナナを買うようにしたのでバナナへの出費は約2倍となった。

 

コーヒー豆も以前は激安のものを買っていたのだが、妻が「美味しくない…」と嘆くので、グラム当たり3倍ぐらいの価格帯の“普通の”コーヒー豆に変えたら明らかに美味しくなったため、それ以降、コーヒー豆への出費は3倍となった。

 

アイスクリームもバナナと同じで106円から138円への値上げとなったのだが、逆に昔は300円弱だった気がするハーゲンダッツが最近は何故か235円(税抜218円)で売られるようになったため、アイスクリームはハーゲンダッツばかりを買うようになった。

これも出費2倍超ということになる。

献血が終わった後に供されるアイスクリームが数年前からハーゲンダッツからレディーボーデンになって「ノベルティとか一切いらんからハーゲンダッツに戻して欲しい」と内心ガッカリしていたのだが、「こうなったら自分で買ってやれ!」という話である。

 

レトルトパスタソースやレトルトカレーも同様で1袋100円台のものより200円台~300円台のもののほうが明らかに美味しいと知ってしまったのでこちらを買うようになってしまった。

肉に関しても、昔は安売りの際に大容量の肉を買って冷凍したりもしていたのだが、今は安売りかどうかは気にせず、国産かつ安すぎない肉をこまめに買って新鮮なうちに食べるようにしており、そこに昨今の値上げが相まって出費が増えている(冷凍していたのは主に俺が食事を作るようになってからで、主に妻が作っていた頃は今と同じやり方だった)。

「野菜代は当然ながら、旬の果物代もケチらない」という方針でいるので、果物代もバカにならない。

あと、ほとんど水分で栄養が乏しいとわかっていても、レタスのサラダを毎日食べることにしているので、322円(税抜298円)だろうと惜しまずに買っている。

 

食費をどれだけ節約できるかの実験をしていた数年前は銀座のハナマサと木場やお台場のオーケーストアに自転車で遠征する日々だったが、今は近所の安くもなんともないスーパーで賄っている。

 

そうそう、食費どころか、妻はあまり乗り気ではなかったのだが、俺の独断で調理家電のホットクックを昨年に導入したのでした。

導入したからにはしっかりと働いてもらっているし、とても助かっているのだが、「ホットクックの元が取れた」と思えるようになるにはまだまだ時間はかかりますわな…。

 

基本的に質素な生活を送っていながらも、今回はあれこれカネがかかるようになったという話をしたのだけど、美味しく食べることは人生においてとても大切なことなので優先順位が高いのです。

 

先日に羽田空港に行った日とは別の日に羽田神社へ

 

黒湯で有名な蒲田温泉に入る

 

2月9日に江東区森下で火事があったのだが、勝鬨橋からでも煙が見えた

 

2月23日天皇誕生日日比谷公園周辺で天長節奉祝祭が行われ、活気のある神輿パレードが行われていた