GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

YOLOなので年賀状は止める

46歳になりました。

また、13回目の結婚記念日でもある。

どちらもキリが悪い。

もうこの歳になると誕生日なんて普通の一日にすぎないとしか思わないが、「46→ヨロ→YOLO」という語呂が口に出て、「そう!YOLO!」「You only live once.」つまり「人生は一度きり」とは思った。

 

新型コロナ禍から約3年が経ち、それ以前の世界と大きな変化があった。

この期間に強く考えさせられたのは自己決定の大切さについてである。

科学的な知見も、政治行政も、世の中の空気も、世界各国の方針も全てが大きな振れ幅をみせたこの期間があったことで、周囲に影響されすぎずに自分の責任で考えて行動することの大切さをより実感した。

個人的には特に新型コロナ禍を通じて判明した日本社会の過剰な側面に大いに困惑している。

外ではマスクを外すほうが自然だし、政府もそう述べているのに、周囲を気にして多くの人が外せず、実は無意味と言われるようになったパーテーションや手指消毒やハンドドライヤーの休止などもいつまでも続いている。

実効性よりも「やってる感」が重視されている。

社会の空気だけに留まらず、政治や行政施策ですらそうしたありさまなので、困惑が深まるばかりである。

多くの人が、仕事においてクレームや対立を怖れて言うべきことを言わず、人との会話においてもタブー的なものを作り、当たり障りのない会話をすることに終始するのと同種の極端な集団主義・事なかれ主義をそこに感じる。

 

こうした流れと同じ流れで、もう今の時代に合わないとわかっていても年賀状を止めることがなかなかできなかったりする。

「人生は一度きりなのに思ったこともできない・やらないのは嫌だ。多くの人はそうでなくても俺は自分の思う通りに生きるぞ!」と思ったので年賀状は今年末に以下の文面を載せて出して終わらせることにした。

 

昨今はメールやLINEや電話等で迅速に連絡をとり合える便利な世の中ですので、今後は必要な時にいつでもタイムリーに連絡をとり合えれば幸いに存じます。
そういった理由で、今後は年賀状を辞退させていただきたく存じます。

 

過去にも年賀状を止めるか悩んだことは何度もあるのだが、やっと決断した。

年賀状には毎年自作のイラストを載せていて、それがそこそこ評判良かったのだが、「年賀状という古い風習はもう止めねばならない、もし、年賀状だけの関係であり続けるのならば、過去の人生にはおいては意義があったが、今後の人生においてはもう必要のない関係と思っても良いだろう」と考えることにした。

 

gooddays.hatenablog.jp

 

年賀状を止めるのはYOLOの皮切りに過ぎない。

この一年間、しっかりとYOLOを意識したいと思う。

 

以下余談。

今日、浜離宮庭園を散策して門を出て、自転車に乗る直前に何かの糞を踏んでいることに気づいた。

庭園内は犬は禁止で野良猫と鳥しかいないはずなので野良猫かなと思ったが、野良猫とは友達のつもりなんだけど…。

糞はかかとで踏んでいたので、つま先で自転車を漕いで、つま先立ちで歩いて帰宅して風呂で歯ブラシとつまようじを使って靴底を掃除した。

家のドアを開けるやいなや「誕生日なのにうんこ踏んだ。わ~ん」と嘆くと、うちのご主人から「そりゃ運がついたな!」という激励の言葉をもらった。

なお、先週の金曜日に代々木公園を散策した際にも銀杏を踏んでしまっていたので、同じやり方で靴底を掃除したばかりなのだが、異常に嗅覚が良いのと靴の裏をたびたびチェックしてしまう癖でこうした仕事を増やしてしまっている。

 

今日から朝ドラの「舞いあがれ!」に目黒蓮さんが出るので、同じく目黒蓮さんが出演していて異常に人気が沸騰しているらしい「silent」の7話分を昨日一気に鑑賞した。

「silent」で目黒蓮さんが演じる想くんのイメージを脳内でガッチリ固めて「舞いあがれ!」に臨んだらおもしろいのではなかろうかと思ったからなのだが、全くキャラが違うことによる困惑を楽しめた。

連日涙をポロポロ流しながら朝ドラを観ている俺ではあるが、実は「silent」ではほとんど泣いていない。

「ちょっと人のことを気遣い過ぎなんじゃないの?」「恋愛ぐらい泥臭くやれ!」「それこそYOLOだろ!」と思ってしまったのは肉食系が当然だった時代のオヤジの戯言かな…と思った次第。

 

横浜市青葉区の寺家ふるさと村へ。すばらしい田舎景色が広がる

 

とにかく空気が美味い。うらやましい。こういうところにも住んでみたい

 

案山子さん楽しそう

 

愛宕神社へ。虎ノ門ヒルズの横にあるとは思えない空気感。まあ、虎ノ門ヒルズは少し前にできたばかりなのだけど…

 

上とは別の日。東京ミッドタウンの紅葉は早くも赤くなっていた

 

乃木神社に立ち寄る

 

SHARE GREEN MINAMI AOYAMAにて

 

外苑前のイチョウ並木は外国人観光客がかなり多かった

 

東郷神社へ。今回は神社多め

 

代々木公園で銀杏を踏み、その靴を帰宅後に掃除しましたよ…

 

年賀状イラスト。チベットのラサのポタラ宮。今はもうチベットには行けない。

 

年賀状イラスト。ロシアのサンクトペテルブルクの「血の上の救世主教会」。もうロシアにも行けない