モノは壊れるまで大切に使ううえ、物持ちが良いほうなので、新しい製品を手にすることが少ない。
もちろん、10年以上使っているエアコンや洗濯乾燥機や食洗器や冷蔵庫や炊飯器にはいつまでも元気でいて欲しい。
しかし、3年前にタダ同然で買った驚きの低スペックスマホや、14年ぐらい使っているテレビやHDDレコーダーが壊れればすぐにでも高機能のモデルを入手したいと思っているし、14年以上乗っている自転車が壊れれば夢の電動自転車を買うことができると思っているのだが、どれもまだまだ元気なので新しい製品を手にする日はずっと先だろうと思っている。
そんな俺だが、頻繁に買い替えてきた結果、最新型に近い製品を使っているガジェットがある。
それはBluetoothイヤホンだ。
ケチな性格なので、始めのうちはAmazonに表示される中華製の怪しい格安イヤホンを数ヵ月おきに何度も買い替えて使っていたのだが、あまりにすぐ壊れるし、機能に不満足な点も多いので、重い腰を上げて昨年の12月に思い切ってSONYのWF-1000XM3というノイズキャンセリング機能が優れたBluetoothイヤホンを19,638円で購入した。
これもAmazonで買ったのだが、俺にとってはハイエンド製品を手にしたこともあり、機能面には満足している。
買ってまだ1年なのでまだまだ元気でいて欲しい。
PodcastとVoicyとYouTube(有料Premium会員だが、聴くだけで映像はほとんど観ない)を合わせて日に2~3時間は2倍速で話を聴く生活を長いこと続けているのでBluetoothイヤホンはとても重要なガジェットであり、その満足度は俺のQOLに大きく関わる。
しかしながら、このノイズキャンセリングイヤホンが耳穴を塞ぐカナル型で、かつ、「ノイズキャンセリング」機能の能力がとても高いこともあり、うちのご主人が話しかけてきても聞こえないことがあまりに多いので怒りを買っている。
また、「ノイズキャンセリング」モードをオフにして「アンビエントサウンド」モードもしくは「外音コントロールオフ」モードにしたとしても耳穴を塞ぐイヤホンを装着して街を歩くのは好ましくないし、密閉式のイヤホンを長時間装着し続けることで聴力が落ちかねないと心配されてもいた。
そういうこともあって、耳穴にイヤホンを入れずに耳の横に当てるだけで聴くことができる骨伝導イヤホンを買うように言われた。
先日、近所のビックカメラ有楽町店で、俺の中ではハイエンドモデルのAfterShokz AEROPEX(型番:AFT-EP-000019、首回りサイズが子供や女性向けとされているが大人の男でもちょうど良いサイズ感)というアメリカのメーカーの骨伝導イヤホンを購入した。
店員の説明を聞いて選んだのだが、ネットより多少高かったとしてもコンサルティング代込みと思って買った。
結果的にAmazon等で買うより安かったうえ、ポイントも10%ついた。
…で今回の本題なのだが、以下に2台持ち生活をして思った感想を以下に述べる。
もし、このページを読まれている方でBluetoothイヤホン選びに悩まれている方がいらっしゃったらこのド素人感想を参考にしていただければと思う。
- 鳥がさえずる森の中や静かな室内では骨伝導イヤホンのほうが快適。森の中でPodcastを聴きながら鳥のさえずりがきちんと聞こえるし、家の中で妻が話しかけてきても反応できる。この目的を達成できただけで個人的には骨伝導イヤホンを追加で持つ意味があったといえる。なお、イヤホンはスマホだけでなくテレビともペアリングして利用しているのだが、テレビの音を聴く際も耳穴を塞がない骨伝導イヤホンのほうが快適。料理をしながらテレビの音だけを聴くといった使い方は便利である。
- 閑静な住宅街では骨伝導イヤホンでも大丈夫だが、賑やかな街中や車のエンジン音が鳴る道路では外音に邪魔されて聴きづらい。そういった場所ではノイズキャンセリングイヤホンの「外音コントロールオフ(「アンビエントサウンド」モードと「ノイズキャンセリング」モードの中間)」モードがベスト。しかし、そもそも「路上で耳穴を塞ぐイヤホンをするのは危険じゃないの?」という問いがあり、妻に骨伝導イヤホンを買うように言われたのだが…
- 余談だが、「ノイズキャンセリング」モードは実は風に弱く、風が強いと風の音が増幅されて聞こえてしまうのだが、「外音コントロールオフ」モードに切り替えると風の音を最小化できる。そして、風という要素に対して骨伝導イヤホンのほうが圧倒的に優れている(これは重要ポイント)
- 自転車に乗りながらイヤホンを聴くのはとても良くないことなのだが、骨伝導イヤホンなら周辺の音が普通に聞こえるし、風の影響も無力化できるのでアリな気がする
- 地下鉄、特に騒音が酷い大江戸線ではノイズキャンセリングイヤホンが必須。骨伝導イヤホンは無力。というか新型コロナ禍で車両の窓を開けるようになってから、個人的に耳栓かノイズキャンセリングイヤホンなしで大江戸線に乗るのは無理
- 骨伝導イヤホンにはMOLDEX製(明け方にカラスの声がうるさくて起きた時などにMOLDEX製イヤホンを装着して寝ている)と思われる耳栓が同封されているのだが、耳栓をすると骨伝導の音がぼやけてしまうので俺には骨伝導イヤホンと耳栓の併用は無理だった(これはかなり重要なポイント)
- 音楽を聴く場合の音質や没入感は圧倒的にノイズキャンセリングイヤホンのほうが上。かといって、骨伝導イヤホンが音楽を聴くのに向いていないというわけではない
- 総合的な話だが、どちらか片方しか持たない場合にはノイズキャンセリングイヤホン一択となる。しかし2台持つとより快適というのが今回の主旨となる
左がノイズキャンセリングイヤホンSONY WF-1000XM3、右が骨伝導イヤホンAfterShokz AEROPEX
大宮の氷川参道にて
11月19日の夕陽は考えられないぐらいに赤かった
日比谷公園の紅葉
東京駅前の行幸通り
丸の内仲通りのライトアップが始まったが、15時にライトが点いた
表参道にて
アニヴェルセルカフェはフェンディとのコラボカフェに…
代々木公園にて
この時期なのにすっかり紅葉していた
国立競技場
外苑前のイチョウ並木
今日の豊洲ぐるり公園の様子。南天が真っ赤に。ここ数日、朝ドラの内容がハードモードで観るのがしんどい。観るけど…