GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

2019年~2020年度の朝ドラ4作を観ての軽薄「朝ドラ論」

朝ドラ「おちょやん」が終わった。

俺が朝ドラを観るようになってこれで4作目が終わったことになる。

高校生の時も朝ドラを観てから登校して朝の挨拶に間に合っていなかった時期があったのだが、全力で観るようになったのは2019年の「なつぞら」からである。

なので、これまでなつぞら」「スカーレット」「エール」「おちょやん」を観たことになる。

 

なつぞら」を観ようと思った理由は北海道の十勝が舞台だったことと、広瀬すずさんが主演だったことが理由だ。

顔だけを見るならば広瀬さんか橋本環奈さんが日本の俳優で最も美しいと言われることがあるのかないのかわからないのだけど、俺個人の観点でもこのお二方が日本の頂点かと思っており、どちらかと聞かれれば、紙一重で広瀬さんかなと思う。

まあ、この辺は好みの問題だからあまり気にしないでいただきたいが、そういうきっかけでなんとなく朝ドラを見始めたのだ。

 

なお、朝ドラと大河ドラマ以外のテレビドラマは滅多に観ないので、広瀬さんが現在主役を演じている民放のドラマは観ていない。

感想を述べ合う相手はいないし、別に世間との話題を楽しもうとも思わないので、本当にすばらしいドラマは後々の評価をもとに観れば良かろうと思うのである。

実際、今年の年初に「逃げるは恥だが役に立つ」を観て4年遅れでハマったが、それで全然OKだった。

なお、あまり激しいことが起きない作品が好きな俺と、滅多に日本の作品を観ないうちのご主人とでは傾向が違うので各々が気に入ったものを勝手に観ているが、俺が朝ドラの感想を述べるのはもちろん嫌がられている。

 

本来なら「女優」という言葉を使わずに「俳優」という言葉を使うべきなのだが、今回は女性の俳優さんについて述べるので、以下、あえて「女優」という言葉を使わせてもらう。

お気に入りの女優さんに関していえば、美人かどうかというのはそれほど関係のない話になる。

偶然にしてはあまりに合致しすぎなのだが、映画・ドラマをそんなに観てもいない俺のなかでとてもいい女優さんという印象を持っていたのは、二階堂ふみさん・杉咲花さん・清原果耶さんの3人だった。

まさか、二階堂さんが「エール」、杉咲さんが「おちょやん」、清原さんが明後日からスタートする「おかえりモネ」で主役を演じるのだから俺個人にとっては驚きの抜擢だった。

個人的に観ない理由が全くない。

二階堂さんの演技はどの作品でも圧倒的だし、杉咲さんは映画「湯を沸かすほどの熱い愛」、清原さんはNetflixドラマ「宇宙を駆けるよだか」の演技で強い感銘を受けていた。

また、清原さんは「なつぞら」で完全に主役の広瀬さんを食っていた。

 

なお、今秋開始の「カムカムエヴリバディ」主役の上白石萌音さん・深津絵里さん・川栄李奈さん、来春開始の「ちむどんどん」主役の黒島結菜さんは別にお気に入りではなく、深津さんの演技はどちらかといえば苦手である(深津さんが出ていた「空から降る一億の星」というドラマは最上位クラスに好きなドラマなのだが…)。

 

「スカーレット」の戸田恵梨香さんは元々そんなにお気に入りの女優さんではなかったのだが、戸田さんの演技も作品もすばらしかった。

愛する一人息子が亡くなってドラマが終了するという終わり方にも「ものすげーな…」と衝撃を受けた。

余談だが、「スカーレット」の夫・八郎さん役の松下洸平さん、「おちょやん」の夫・一平役の成田凌さんは初登場から陰のある演技をされていたが、双方ともやがて主人公と離婚をするわけで、視聴者が心の準備を少しはできるようにしてくれていたのだなと思った。

4作で判断するのは早いのだが、東京制作の「なつぞら」「エール」は有名俳優さんをガツンと投入して全体的に観やすく朗らかな作品になっていて、大阪制作の「スカーレット」「おちょやん」は個性的な俳優さんを投入して時に視聴者を朝から重い気持ちにさせる作品になっていた。

まあ、たまたま大阪制作の作品の両方で主人公の親が毒親かつ主人公が離婚したからかもしれないが…。

 

「おちょやん」は主人公の「おしん」級の怒涛の人生ぶりに重い気持ちになり、それでいながら主人公のやかましさにあまり感情移入できずにいたのだが、後半になればなるほど驚くほどに作品の魅力が増していき、特にラスト4週のすごさ、回収の見事さぶりはダントツだった。

視聴者の多くを「おちょやんロス」「杉咲花ロス」にさせる見事な終わり方だった。

なお、「花籠の人」はかなり前から消去法で栗子さんだろうと思っていた…と今頃ドヤっても後の祭りであり、本ブログに早めに記しておくべきだったと思った次第である。

 

【2021年5月19日16時追記】

今年になって「逃げ恥」にハマったと書いたが、まさか星野源氏と新垣結衣さんが結婚とは超驚きっす!

 

【2022年4月5日9時追記】

「深津さんの演技はどちらかといえば苦手」とかアホなことを述べた俺が超ドアホでした。

この上なく反省してます。

上白石萌音さん・深津さん・川栄さんどなたもマジで圧倒的。

まさか、「カムカム」が自分史上前代未聞の激スゴドラマになるとは観る前は全く思っておりませんでしたわ…。

同じように黒島さんにも脱帽するのかもしれませんが…。

 

f:id:gooddays-shumai:20210515104925j:plain昨日、三浦海岸に行きました。朝は濃霧注意報が出てたのでちょっと霞んでますが対岸の房総は良く見えます

 

f:id:gooddays-shumai:20210515104935j:plainこちらは南側。三浦半島の先端部方面です

 

f:id:gooddays-shumai:20210515104944j:plainこちらは北側。久里浜方面です。前は右端に横須賀火力発電所が見えて景観を損ねていた記憶があったのですが、何故か見えない

 

f:id:gooddays-shumai:20210515104953j:plain海岸線に沿ってずっと歩きましたが、野比海岸あたりからはずっと磯が続いていました。魚がたくさん泳ぐ磯をずっと歩きます。海の向こうに見えるのは房総の鋸山です。

 

f:id:gooddays-shumai:20210515105001j:plainかなり長い区間に渡って磯歩きを楽しめました

 

f:id:gooddays-shumai:20210515105010j:plainかつては8基227.4万kWと世界最大の出力を誇った横須賀火力発電所の解体工事をしていた。三浦海岸から見えなくなった理由がわかったのだが、帰って調べてみると、“石油”火力発電所を解体して、2基130万kWの“石炭”火力発電所を新設するとわかり、小泉進次郎環境大臣の地元でもあるだけに是非は別としてかなり驚いた。なお、発電所を運営するJERAはアンモニアや水素混焼などによって2050年にゼロエミッションにするという目標を掲げている

 

f:id:gooddays-shumai:20210515105018j:plain久里浜からは房総の金谷へ東京湾フェリーに乗って行けます。40分800円で行けちゃうのでとても行きたかったのですが、今回は予定になかったので我慢

 

f:id:gooddays-shumai:20210515105026j:plain久里浜に上陸したペリー提督の上陸記念碑です。右の資料館にも立ち寄りました

 

f:id:gooddays-shumai:20210515105036j:plainくりはま花の国から久里浜の港を見下ろします。ここにペリー提督率いる黒船が押し寄せたのですね~。ここから黒船を見下ろした人もいたことでしょう

 

f:id:gooddays-shumai:20210515105046j:plain公園のネモフィラ。高台にあるので借景がパノラマになってすばらしい

 

f:id:gooddays-shumai:20210515105056j:plain丘の上から下までものすごい量のポピーが咲いてました

 

f:id:gooddays-shumai:20210515105106j:plainこちらは丘の下にある公園の入口から見上げた様子。壮観

 

f:id:gooddays-shumai:20210515165101j:plain今日、ららぽーと豊洲の入口には「臨時休館」と書いてあったが、「生活必需品取り扱い店舗は営業」とも書いてあり、実際にはほぼ全店が開いていた

 

f:id:gooddays-shumai:20210515165116j:plain普段の様子と全く変わりません。権力側が法律に則らずに行う無茶苦茶な自粛要請とやらに事実上の反旗を翻していてとても好感が持てます