GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

昨年と今年の5月の酷似

いつもそうだが、新型コロナウイルス関連について書き始めたら、何千字でも書いてしまいそうになるのでできるだけ短く述べたい。

昨年からずっと「自粛要請」という言葉に強い反感を持っているのだが、その思いは強まりこそすれ弱まることはない。

自分の身を感染から守ることは大切だが、マラソンをしていてゴールが近づいた時にゴールを何度も動かすような嘘つき政府の言うことを聞くほうがもはや愚かなのではないかとすら思う。

自分の身を守ることというのは感染から身を守ることだけではなく、経済的苦境から身を守ることでもあるはずである。

法治国家である以上、法律ならば守るべきだが、「自粛要請」と言うのであれば聞くかどうかは究極的には当人の自由なはずである。

俺は商売をしていないので経済的ダメージを受けていないが、俺だったら「老人が何人死のうと、コロナが多少蔓延しようと、自分が破産するよりずっとマシ」と思ったに違いなく、経済的苦境に追い込まれている当事者だったらたかが「自粛要請」ごときに従うということはなかっただろうなと思う。

 

もし、政治家の発言を日付別にまとめて書き起こしたら、特に西村康稔経済再生担当全世代型社会保障改革担当内閣府特命担当大臣の言っていることのいい加減さとデタラメぶりには大笑いしてしまうこと必至であろう。

それにしても政治と行政の学びの無さとスピードの遅さと硬直ぶりは尋常ではないと思うが、「こんな無能な政権や行政に任せておけん!」と思っても縦割りかつ硬直化した行政府を解体的再生するのは難しいだろうし、立法府に期待しても与野党双方に期待できないので本当に参る。

 

昨年の日記を見返していたら、5月5日に「緊急事態宣言が月末まで延長。法律ではない自粛で縛るのはもう無理だろ」と書いてあり、驚くほどに何も変わってないなあと思った。

なお、昨年は5月25日に解除されたようだが、今年はそうはならなそうな雰囲気である。

また、昨年の今頃は東京都で日に200人感染したといっては社会が恐怖に包まれていたようである。

尺度って本当に主観的なものだよなあ…と思う。

 

未知の病気に社会全体が恐怖におののいていた昨年の今頃は、マスコミや自粛警察や社会全体が飲食店やパチンコ屋に行く人を徹底的に叩く風潮にあり、また、まだ補償を受けられなかった店側は誰も来ないのに店を開けて待っているという悲しすぎる光景を目にした。

人々の強い恐怖心と自粛警察の圧力があったからこそ、このような恐怖心と同調圧力と私刑の喚起と事業者への生殺しという酷い方法で人流を抑えることができていたわけである。

その後、政府の言うことに対する疑問を感じる人が増えていくと、政府は重い腰を上げて売上に関係なく店舗当たり同額の協力金を払うという極めて雑な手法(後で若干改善したようだが、「初めからやっとけよ!」という話)で補償をするようになり、その代わりに店への営業圧力をより強めるようになったが、エビデンスがなく、人流を抑えるという全体主義的発想を事業者にゴリ押しし、それでいながらずっと前からやっておくべきだった「山梨モデル」の話を今頃言い出すなど、話の一貫性の無さとデタラメ感と嘘つきっぷりがものすごいことになっている。

ハッキリいってバカらしくて聞いておれんとしか言いようがない。

 

とはいえ、俺自身は何としても新型コロナウイルスに罹りたくないので、政府や都の自粛要請は一切考慮せずにではあるが、自分なりに感染しないよう防御していきたい…といつもと同じことを書いて結ぶ。 

 

話は変わる。

朝ドラの「おちょやん 」が来週で終わりなのだが、早くも「フライングおちょやんロス」になっている。

主人公の激動かつ「赦し」の連続の人生を杉咲花さんが実にすばらしく演じておられ、特にこのドラマはラストにかけても尻上がりにどんどんおもしろくなっているので、終わってしまうのが本当に惜しい。

 

ゴールデンウィーク中には潮来・佐原・銚子の誰もいないようなところを歩き回ったのですが、以下はその写真です。

 

photos.google.com

 

f:id:gooddays-shumai:20210507151703j:plain4月30日。船橋大神宮付近を歩く

 

f:id:gooddays-shumai:20210507151713j:plainむこうに見えるのはららぽーとTOKYO-BAYだが、こんなところに結構大きな港がある。まあ、船橋市だけで鳥取県より人口が多いんですけどね…

 

f:id:gooddays-shumai:20210507151721j:plain水揚げもあるようで、中には作業をしている方がいらっしゃいました

 

f:id:gooddays-shumai:20210507151730j:plainゴールデンウィーク中に近所の豊洲ぐるり公園を自転車で流す。この角度からのレインボーブリッジの構図はここならでは。

 

f:id:gooddays-shumai:20210507151740j:plain急に大雨が降ってきたのであわてて橋の下に避難。雨が降っているところとそうでないところの境目がくっきり

 

f:id:gooddays-shumai:20210507151750j:plain皆さん橋の下に逃げ込んできました。雨はすぐに止みました

 

f:id:gooddays-shumai:20210507151758j:plain一昨日の日比谷公園。いたるところに花がたくさん。まさに「日比谷花壇」状態

 

f:id:gooddays-shumai:20210507151808j:plainバラもいたるところに咲いていて気持ちが華やぎます。いい香りです

 

f:id:gooddays-shumai:20210507151816j:plain皇居外苑日比谷公園と並んで散歩中に休むのにとても気に入っている場所です。風を受けて鳥の声を聞いていると緊急事態宣言中でも気持ちが安らぎます

 

f:id:gooddays-shumai:20210507151825j:plain緊急事態宣言中ですが、丸の内仲通りでは道路をふさいで「MARUNOUCHI STREET PARK」という3密を避ける社会実験が行われていました。寝転がれるゾーンもありました