GOODDAYS 東京仙人生活

セミリタイアして質素に生きる43歳自由人のつぶやき

偏った思考回路に陥っていないかの自問自答

前回に続きを書くと言っておきながら、前回と今回はほとんど別々の内容となるが、今回は自分自身が「果たしてこれで俺はバランスの取れた思考回路を持てているといえるのだろうか?」「偏った思考回路に陥っていないだろうか」と自問自答し続けていることの中からいくつかを例として羅列してみた。

 

まず、アメリカの行き過ぎたポリティカル・コレクトネスにうんざりすることは許されるのか、許されないのかという問いについて。

キム・ガーダシアンの下着ブランド「KIMONO」ならば反論があろうかと思うものの、ケイティ・ペリーやカーリー・クロスが着物を着てアピールしたり、アリアナ・グランデが日本文化を取り上げたりすることに関してリベラルの方々が「文化の盗用」と怒ることに違和感を抱くことや、黒人がいるはずのない設定の世界に次々と黒人を主役クラスに起用するディズニー映画の姿勢のような部分に関して「やりすぎじゃない?」と思うことは許されるのかというような自問自答である。

俺自身は、「アジア人が洋服を着るのは良いけど白人が着物を着るのはダメ」「逆はダメだけど白人の代わりに黒人を起用するのは可」というふうに、逆は可だけど強者が弱者を「盗用する」のはダメと考える思考回路に賛同しかねるし、そもそも強者と弱者を決める姿勢が傲慢だと思う。

行き過ぎたポリティカル・コレクトネスは人の表現・思想・行動の自由を妨げると思うので、この「屁理屈」があまりグローバルスタンダードになり過ぎないよう願っている。

 

宗教と倫理について。

俺は「宗教はインチキ」と結論づけた積極的な無神論者なので靖国問題には全く興味がないし、墓参はともかく寺社参拝は形だけでしか行っていないし、アメリカの福音派の進化論や中絶に対する頑な姿勢はどうにかしていると思っているし、イスラム教というのは本来は包容力のある宗教であるとわかっていながらもイスラム教の持つ排他性には違和感を持っている。

かといって、宗教を信じる人の気持ちは尊重したいと思っているので、俺と同じく宗教を毒と考えている中国共産党新疆ウイグル自治区チベットで行っている悪の所業は絶対に許せない。

そして、信仰の必要性をわかってあげることはできないが、それとは逆に、宗教を持たない者はどのようにして倫理を持つべきなのか、自分の中で倫理観をどのように確立するのかということについては常に自問自答している。

なお、「宗教はインチキ」という思考回路こそ偏っているという批判はいくらでも受ける。

 

24時間介護に見る福祉国家のすばらしさと途上国との差について。

症状の重い障害者がマンツーマンでの24時間介護を受けるということは、言わば自分の人生を維持するために健常な誰かの人生を少しずつ頂戴しているということに等しいことだと思うのだが、現代の先進国の社会は個の生産性を一切顧みずにそれを是とし、かつ、介護を受けている者が声高に自分の権利の向上を叫ぶことができるすばらしく理性的で思いやりに満ちた世の中である。

しかし、このような手厚い福祉は先進国でしか行われていないものと思われ、途上国の路上では貧しい障害者がただ地面に横たわっているような様子をこれでもかと目にしてしまうし、紛争地などで人の命が恐ろしく軽く扱われていることもあるということを知ってしまっているがゆえに、恵まれている側にありながらもこの世の矛盾と運命の残酷さに絶望的な気持ちになってしまう。

なお、日本社会においても「自らが弱者であることを行政に対して証明できる者」が実にきめ細かく整備されている社会福祉制度による救済の対象とされ、官に対して弱者であることを証明する能力がない者は弱者として扱ってもらえないので真の弱者が救済されているとは限らないのだけど…。

 

移民の是非と本音に関して。

より良い人生になることを願って他国へ移住することを望む者とそれを歓迎する者、移民が入ってくることを迷惑と考える者の両方の気持ちがとてもよくわかる。

そして、後者の気持ちに近い気持ちを抱いてしまっていることを、自分が恵まれている境遇にあるからこそ責めてしまうが、先進国に住む人々の多数派は後者に近い気持ちを抱いている。

きれいごとを言うことこそ理性的でバランスが取れているといえるのだと思うが、その結果が芳しい結果をもたらすとは限らないことは世界の各地で証明されているし、現実に多数派が理性的でないほうの選択肢を支持している。

 

これは自問自答というわけではないのだが、立憲君主制と共和制について。

人の上に人を置く立憲君主制と共和制とでは後者のほうが人類史的により進化した政治体制だと思っているが、現在のアメリカや韓国の指導者を見ていると立憲君主制国家のほうがマシと思うことしきりで、そう思ってしまっている自分は自分らしくないなあとも思う。

自分らしくないと思うのは、皇室の方々の人権があまりにも剥奪されていることにイライラしてしまっているからであり、皇室ジャーナリストと自称している連中の仕事や、皇室に多くを求め過ぎている世論に酷くイライラしているからに他ならない。

宗教でもある神道最高神官が君臨しているとはいえ、日本で「万世一系」にして世界最長の王朝が続いていることをとても誇らしく思ってしまっているのだが、「皇室の方々の人権を奪うな」「そろそろ開放してやれ」と心から願う立場として我ながら思うことが矛盾しているよなあと思う。

ついでに言っておくと、我が家の祖先の宗教も仏教ではなく神道である。

 

そして、最後に述べておくが、「偏った思考回路に陥っていないだろうか」と自問自答するのは、自分がありたい自分でいるためという目的のためだけであって、他人に偏っていると思われたくないからという要素は一切ない。

 

gooddays.hatenablog.jp

 

【2019年8月18日追記】

「文化の盗用は勘弁して!」と思う最たるものは中国の名創優品(メイソウ・MINISO)のようなパクリブランドだと思う。

 

オリックス株主優待はカタログギフトなのだが、今年は「すみだ水族館」の年間パスポート2枚セットをセレクト

 

暑い日でも室内の水族館ならとっても過ごしやすい

 

チンアナゴさん達に会いたい時にいつでも会えるぞ…

 

東京スカイツリーの真下にあるので場所的にも行きやすい