GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

令和1発目・乾布摩擦・終身雇用

令和に改元してゴールデンウィークが終わると同時に早々に風邪をひいてしもた。

熱は37.3度になった時に処方された薬で抑え込んだので熱で苦しまずに済み、普通に動けるのだが、ただただひたすら喉が痛い。

数日に渡って喉が痛いので、「何故にまだ治らん!」と腹が立つほどである。

寝る時には必ずサージカルテープで口を止め、夏以外はマスクをして寝ているというのに何故にまた喉を傷めにゃならんのだ!これ以上どう努力しろというのだ!

 

風邪も年に1度までなら毒素出しとでもいって許容できるのだが、今年は正月早々に同じように喉の風邪を引き、この時は39度まで熱が上がるわ、喉の痛みが引くと喉の痒みが出てきて咳に苦しむわとろくでもなかった。

ということで、年に2度目の風邪となり、猛烈に自分に腹が立ったのだが、せめて今回は喉の痒みと咳が出ないことを願いつつ、「おえっ!」と呻きながら、のどぬ~る綿棒を喉に塗り塗りしている。

 

俺の両親もほとんど風邪をひかないし、うちのご主人もひかないのだが、うちのご主人に「どうやったら風邪をひかない身体になれるか?」と聞いたら「乾布摩擦せい!」というアドバイス

ヤツが乾布摩擦をしている様子など見たことなどないのだが、日頃の俺の快適追求っぷりと身体に対する過保護ぶりは見ていて目に余るようで、少しは自分の身体をいじめろということらしい。

というわけで、「気が向いたら乾布摩擦でもするべ!」と思う。

 

このブログを書いて15年近く経つが、他者との比較に関しては気にならないものの、20代・30代の自分よりは賢いことを書こう、過去の自分よりは広い視野の文章を書こうと無意識に思ってしまっていたのではないかと最近思った。

そもそも、とりとめのないことをだらだら書く日記のようなものだったのに、とあるテーマに対して世間一般とは違う視座の意見を提示したいと思うがあまり、気負ってしまっていたように思う。

ちょうど令和という新しい時代になったので、初心に戻って以前のようにとりとめのないことでも良いから気楽にそして可能なら短く書こうと思う。

 

話題一転。

 

先日、経団連の中西宏明会長が「終身雇用なんてもう守れないと思っている」と述べたように各方面から終身雇用の維持は不可能という声が上がり続けている。

そのようななか、日本経済を牽引するトヨタ豊田章男社長が「なかなか終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきたのではないかと」と述べたことが話題を呼んでいる。

 

しかし、労働法制は無期雇用を基本として整備されており、判例も厳しく判断している。

まずは立法府が法律を変え、行政府が模範を示さないと動かすべきものも動かないのではなかろうかと思う。

官僚の無茶な働き方を改め、公務員にきちんと残業代を払うべきであるのと同じくして、能力のない公務員を金銭解雇したり、条件付きで公務員の副業を認めたりする法制と事例が社会に求められていくのだろうと思う。

また、能力に応じて報酬にもガンガン差をつけて格差拡大覚悟で日本の生産性を上げていただきたく思う。

その代わり、それと同時に最低時給を上げていくことで、誰もが最低時給である程度の暮らしができる社会になればいいなと思う。

 

【2019年5月16日追記】

国家公務員の働き方を規定しているのは人事院規則で、労働基準法は適用外なんですね。

それに対して、地方公務員には労働基準法は適用されるようですね。

 

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福井県三方五湖