GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

眞子内親王と小室圭氏の件に対する俺の考え

俺は基本的にへそ曲がりだが、世の中と同じように「そうだ!そうだ!」と思うことも当然ながらある。

例えば、児童虐待のニュースを見て世間と同じ反応をするなというのが無理というものである。

俺の友人で万人と同じ感情を何のひねりもなしにFacebookに上げまくっている者がいるのだが、彼は自分の友人と同調的な感想を「いいね!」で共有したいのだろうと思う。

俺には昔から人と予定調和で同調したいという願望がなく、むしろ人と違う意見を提示することで「なるほど。そういう見方もあるわな…」と思ってもらいたいと思うへそ曲がりな人間なので、わざわざブログに書く時はほぼ間違いなく多数派と違う意見を抱いている時である。

本当は最近の韓国の件について書きたいと思うのだが、さすがに多数派と違うことを書きようがなく、強いて書けることがあるとするならば先月に書いたじゃあ何で徴兵制度やってんの?という話だとか、今月に書いた売るなら勝てるケンカを売れよという話ぐらいになってしまう。

 

今回は眞子内親王と小室圭氏の件について述べるのだが、実は、眞子内親王と小室圭氏が結ばれようと結ばれなかろうと個人的には興味がない。

それどころか、この件についてあまり興味がないため、詳しいわけでもない。

これがプロとしての売文なら裏を取るが、あくまで個人のブログなのでその点はお許しをいただきたい。

 

へそ曲がりな俺は本文では小室氏の肩を持つ立場を取るが、小室氏のことを変わり者だと思いこそすれ品行方正な人物だとは思っていないし、また、俺は品行方正な人物だけに好感を持つというわけでもない。

しかしながら、俺は結構ロマンチストなので恋愛に関しては常に純愛を貫いて欲しいと思うほうである。

川谷絵音氏とベッキー氏に関しても純愛を貫いて欲しかったし、不謹慎だが、上原多香子氏と阿部力氏に対しても「そこまでやるなら最後まで突き通せよ!」と思ったほうである。

その点、矢口真里氏と梅田賢三氏に対する俺の好感度はかなり高い。

「火遊びをするなら火の中に飛び込む覚悟でやれ!」と思うという意味では俺は真面目くんなのかもしれないし、そういう思考回路だからそういう純愛ストーリーが多いミュージカルが大好きなのだと思う。

 

小室圭氏に関して世間一般と同じように考えている部分は以下の部分である。

 

  • メンタル強すぎ!
  • SPがついているデートなんてよーやるわ!
  • 結婚しても不自由一直線なのによく結婚しようと思うわ!
  • 全額免除の奨学金での海外留学とはなかなかの奇策に出たのう…。

 

つまり、内親王と交際や結婚を考えるというだけであまりに奇特すぎるわけで、裏を返せば、内親王と自由恋愛をしてもいいと思う人物に奇特ではない人物がいるとは俺には全く思えない。

もし、そう思わない人がいたら、「じゃあ、あなたが皇室の人と結婚してみると想像してみなよ」と申し上げたい。

そして、そういったリスクを避けるための知恵として家柄を見ての見合い結婚がなされてきたわけである。

そう考えると、若干の胡散臭さがあり、母親のカネの問題で揉めているとはいえ、小室氏は俺の目にはかなりまともな部類に映る。

強いて言うならメンタルが斎藤佑樹氏級に強いことに度肝を抜かれるぐらいである。

 

そして、父親が自死した後、あの器量で男からカネを引っ張る母のテクニックと、なんとか成り上がろうと小室氏自身のたくましさにも驚嘆する。

本来なら下流まっしぐらでもおかしくないのに、母子の力でそれを跳ねのけるために権謀術数を重ね、努力を払ってきたことに対して頭が下がる。

 

小室氏の母親と後になって金返せと言ってきた男性とで借用書も交わしたようには思えず、これでは裁判になっても取れんだろうと思う。

ましてや小室氏はその道のプロである。

法的に判断した場合、贈与税の延滞分は払うべしということになるのだろうが、数年に分散して支払われているし、仮に贈与税を課された際に追徴課税を食ってもこの程度であれば大した額にはならないであろう。

法治国家にあって実際に決定するのは法的根拠と証拠なのに、有名になってから週刊誌やテレビを用いて世間の好奇の目に晒して、法ではなくいい加減な世論に裁かせようとすることに俺は違和感を覚える。

どの国民とて、いざ自分のこととなったら民事裁判で片づけるしかないわけだし、カルロス・ゴーン氏ほど好き放題にやっちゃってても立件するのにはあれほどまでに困難を極めるのである。

 

週刊誌やネット上のゴシップで小室氏が先日出した文書について「火に油」だの「対応がまずい」だのなんだのと、まるで企業広報の炎上対策的な観点で述べられているが、確かに空気を読めていない感はあるとはいえ、本質はそういうことではなかろうと俺は思う。

渡したほうが「貸した」と主張しても、受け取ったほうが「あれは贈与でした」と主張した際には、渡したほうは貸したことを証明する必要があるというのは法治国家では当然のことであり、そうでなくてはなあなあの話が通ることになってしまう。

この男性がやっておくべきだったことは必要事項を記した借用書をきちんと交わすことであり、小室氏の母親がやっておくべきだったことは暦年110万円以上の贈与の部分に対して贈与税を払うことである。

我が家ですら俺とうちのご主人との口座の預金を移動する場合には年に110万円を超えないように細心の注意を払い続けているのである。

 

それにしても、不自由極まりないながらも国の金で生活をしている皇室側の秋篠宮殿下が小室氏の母親のカネの件について「それ相応の対応をするべき」とおっしゃっておられるが、「そもそも皇室が超メジャーであるがために小室母子が世間の好奇の目に晒されて、これからも一生に渡ってそういう目に晒され続けることになるわけだし、法的闘争しても取れないカネについて後になって言ってきている男性に相応の対応をしろというのはちょっと違うんじゃないんですか?」と述べたいところですらある。

そして、「もし、あなた方が庶民だったとして小室母子氏と同じ立場に放り出されたとしても小室氏のように見事に成り上がることができるのですか?」と尋ねてみたいところもある。

 

また、もし皇室側の判断で婚約内定解消になった場合に皇室側が一円の慰謝料も払わないで済むぐらいに強い立場なのかというと、こちらに関しては決してそんなことはないだろうと思う。

そして、正当な根拠を持つ慰謝料が国の金から払われた場合に小室母子が世間のリンチに遭うという図を想像するだけで俺はとてもいたたまれない気持ちになる。

 

そのように考えると小室母子が品行方正かどうかということは別として、どうしても小室母子の肩を持ってしまう自分がいるのである。

そして、ロマンチストな俺は眞子内親王が本気の愛を全うするミュージカル顔負けの大恋愛ストーリーに強く期待してしまうのである。

 

f:id:gooddays-shumai:20201228200007j:plain日比谷公園にて