GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

事実は小説よりも奇なりを地で行く花田光司氏

花田光司氏にとって昨年末あたりからの一年間は激動の一年間だったとしか言いようがない。

そもそも花田氏の人生は誰もが知る範囲だけでも以下のような激動の連続だった。

 

若貴フィーバー宮沢りえ氏との婚約破棄→横綱昇進→河野景子氏とデキ婚→整体師による洗脳騒動で兄と不仲に→鬼の形相優勝と長期故障→引退および一代年寄贈呈→驚愕の激やせ→父の死→2010年の貴の乱

 

すごい人生を歩んできた花田氏だったが、この一年は飛躍的に加速度が増した。

 

昨年10月末の日馬富士による貴ノ岩への暴行事件→日馬富士引退→忠実義務違反により理事解任→理事落選→八角理事長らとの全面対決→貴公俊の暴行事件→全面降伏→平年寄に降格→巡業中にぶっ倒れる→相撲協会退職→貴景勝優勝→翌日に離婚発覚→貴ノ岩による暴行事件→貴ノ岩の引退

 

結局は貴ノ岩に始まって貴ノ岩に終わったのだが、その間の出来事の多さとドラマっぷりに目が回るし、その中にあって、花田氏の一挙手一投足だとか、息子・兄・母といった濃いキャラの動向までもが多層的にうごめくのだからすごい。

俺も2005年に「貴乃花氏は今後もいろんなかたちでマスコミを騒がせるのでしょうな。」と予想していたようだが、まさかここまでとは思わなかった。

 

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相撲関係者・兄・母・妻・息子・弟子と次々と関係を断っていく生き方はさまざまな言葉で形容することができるのだろうが、あえて例えるならば、その生きざまはロックスターのようである。

この前も突然ぶっ倒れたけど、自暴自棄になったり、短命になったりしないよう願うばかりである。

まあ、ここまで人生が凝縮されていれば幕末の志士やロックスターのように短命でもええかと思わなくもないけど…。

 

そういえば、少し前に「花田氏は参議院選挙に出馬か?」という観測気球が上がっていた。

参議院選挙というのはとかく芸能人や有名人が祭り上げられがちだが、仮に花田氏を擁立する動きがあったとしたらそれは悪い冗談だろう。

政治というのは目的を達成するためにありとあらゆる権謀術数だの二枚舌だの寝技を駆使することが必要となる職業だが、強心臓という長所はあれど、これほどそれが向いていない人も珍しい。

むしろ、なんだかんだで理事長の座に残っている相撲協会八角理事長や日大の田中英寿氏、もしくはあれほど無茶苦茶やっても傷少なく退陣した山根明氏のような人物のほうがよほど政治家向きである。

今井絵理子氏で懲りてくれていれば良いが、この上なく節操のない世界だけにいらぬ心配をしてしまう。

 

ところで、俺は花田氏の「シコア=SHICORE」に影響を受けて、四股を踏み続けていると10月に述べたのだが、このサイトは放置されているようで、このサイトの中では貴乃花部屋も夫人も健在である。

危なっかしい花田氏を見ていると、もはや四股が健康のためになるのかもわからないのだが、意外といい感触があるので四股を踏み続けている。

 

また、貴ノ岩には本当にガッカリしたが、モンゴル人力士には、旭鷲山朝青龍日馬富士など人間味があるというか、抜けもある人間性なのにガッツリとビジネスで成功したり、多彩な才能を発揮している事例も見受けられるので、もしかしたら彼もまた何かやってくれるかもしれないなあとは思う。

 

さらに余談。

貴乃花関連でビジネス能力が高いといえば河野景子氏が思い浮かぶが、俺と河野景子氏とは出身の中学校と高校が同じである。

高校は1学年に400人いたので多くの有名人を輩出しているが、中学校は1学年170人程度の学校だったのにも関わらずこちらも結構多くの有名人を輩出していて、誰もが知っているような人物だけでも福島瑞穂氏・浅香唯氏・堺雅人氏・神戸蘭子氏などが輩出されている。

俺が当時のことを覚えている方としてもソプラノ歌手の川越塔子氏や料理人の黒木純氏がいるし、歌手でメジャーデビューした同学年の友人もいる。

在学時は河野景子氏は立派なアナウンサーの先輩として、福島瑞穂氏は全国区の立派な弁護士の先輩として認識されていたのだが、まさかまさかその後にこの方たちが数奇な人生をたどることになるとは思いもしなかったものである。

まあ、同じ学校の出身者の話とはいえ面識がないので、取り上げるだけ全く無駄なトピックなのだけど…。

 

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