当然、大阪の地震にばかり心配と関心が行くが、書けることがないので別の話を書く。
このブログでスポーツについて書いた時に、昔は野球やサッカーに応援について書いていたことが多かったのだが、10年前ぐらいからはスポーツに対するマイナス感情ばかりを書いている。
俺個人がスポーツに関して理解できる要素は以下の要素である。
- スポーツをする楽しさと見る楽しさ。
- アスリートによるすばらしいプレーへの称賛。
- アスリート個人のパフォーマンス・人格・キャラクターへの称賛・好意的感情。
- ある程度のスポーツは健康に良く、趣味や生きがいにもつながる。
俺個人がスポーツに関して理解できない要素は以下の要素である。
スポーツに対するポジティブ要素は頭を絞っても4つしか挙げられなかったが、ネガティブ要因を列挙し始めたら30個は挙げられると思うのだけれども、何とか6つに絞った。
- 年を重ねて、誰かが恣意的に構成したスポーツチームを応援する意味があまりわからなくなった。
一応、プロ野球では長らく福岡ソフトバンクホークスを応援しているが、例えば、王監督のもとで小久保・城島・松中・井口・ムネリンが打っていた頃の昔の自分の心の中のメンバーからメンバー構成が変遷していくたびに応援の熱も下がる一方なように思う。
週刊誌で巨人V9時代や西武黄金時代の特集がたびたび組まれるのはそのせいだろうと思う。 - 普段関心を持たないスポーツをオリンピックだからといってにわかに見るのがどうも浅ましい気がする。
もちろん、それをきっかけにハマるのであれば良いが、そうならなかった場合は浅ましく思う。
また、スポーツを通じてのナショナリズムの発揮もみっともない。
とはいえ、浅ましい面こそ人間らしさとも言えるので否定はしない。
余談だが、アイドル文化の浅ましさは全面的に嫌悪させていただく。 - スポーツ留学生を呼んだり、越境入学をさせてまで学校の名前を売る行為に違和感を抱く。
その選手がスポーツで大成しなかった際に責任を持って人生および就職指導までしてあげる、もしくは責任を持って勉学にも励ませるのであれば話は別なのだけれども…。 - プロ選手のプレーのミスに過剰に怒るファンがいるが、ならばご本人が選手になれば?と思う。
プロ選手は結果に対する責任と、好きなことをすることと引き換えに将来のキャリア構成に対して大きなリスクをサラリーマン風情よりも圧倒的に厳しく負っている。
怒って罵詈雑言を浴びせるぐらいなら、応援することを止めれば良いだけの話である。 - 体育会的な体質への嫌悪。
そして、体育と礼儀を結びつけるような体質への嫌悪。
かといって、プロアマ戦でスポンサーを激怒させた片山晋呉選手のように、日大ゴルフ部出身でもあまりに常識を知らないのも困る。
プロアマ戦に対してその必要性を考える議論はあるのかもしれないが、アメリカではもっとホスピタリティーを持ってやっているというし、プロとはそこまで含めてのものなのだろうと思う。 - プロスポーツ以外のアマチュアスポーツは徹底的に趣味であるべき。
そして、趣味だけでは食べられないのだから、本人が食べていくための手段もきちんと身につけるさせるべき。
そういった文脈においては企業に染まりやすい体育会の生徒が就職で強いのは好要素だと思う。
個人的には固太りして頭が固くて傲慢な体育会系のオッサンは苦手だが。
俺は宮崎出身だが、宮崎県の延岡学園高校のコンゴ民主共和国出身の留学生が審判を殴った事件で、その野蛮な行為とそれに対しての審判の寛大な対応の両方に驚いた。
このコンゴ民主共和国の留学生が日本語も話せず、ホームシックにかかっていたということにも驚いたし、アフリカの貧しい国から留学生を連れてきていたことにも驚いた。
こちらの記事を見る限り、昔からそうだったようで、高校野球も含めてどうしようもねえなあと個人的には思った。
どこのブローカーを使っているのか、ブローカーへの報酬はどうなっているのか、出来高なのかなど、調べられんだろうから調べんけど、一人当たりのGDPがわずか478ドルの最貧国から連れてくるのに金銭面などでどんな条件つけるのかはかなり気になる。
まさか、アマチュアなのに選手の家族が食べられる程度のカネが動いているというようなことはないと思うけど…。
日本における混血アスリートのハーフ芸能人ばりの活躍ぶりを見てもわかるが、それにしてもスポーツがこれでもかと教えてくれる人種差というのはあまりにも残酷である。
もちろん、人種よりも個人で見るべきだとは思うのだが、やはり自分らがあまりに運動に適していない人種であるという事実には残酷で悲しくなるわね。
まあ、東アジア人はそれ以外の面で高い能力を発揮していて、その能力によって大きな実利を得ているからいいんだけど…。
先日、ワールドカップのアイスランドVSアルゼンチンの1‐1で引き分けた試合を見たが、アイスランドの試合運びは実に見事だった。
そして、人口35万人の国が4,400万人の人口を誇るサッカー大国と引き分けたのだから本当に驚きである。
そもそも、人口35万人の選手でヨーロッパ代表になることが驚きだし、人口に対するプロ選手の異常な比率の高さにも驚くし、メッシのシュートを止めたゴールキーパーは元映像ディレクターとのことで、その文武両道ぶりもお見事である。
日本代表がバーレーンに負けるたびにも思ってきた感情だが、人口が約4,000倍でサッカーに大量の資金を投入している中国とアイスランドが試合したら間違いなくアイスランドが勝つだろうなと思うとなんだかむなしい気持ちになった。
北欧人という人種の能力・体力・容姿・社会資本・価値観などあらゆる面における優れっぷりには言葉が出ん。
そのせいか、韓国VSスウェーデンの試合では思わず韓国を応援してしまったが、難しい判定のPKで負けてもうた。
明らかに日本人でない選手ばかりで構成されたラグビーワールドカップに全く興味が湧かない。
先のコンゴ民主共和国の留学生の身長なんて204cmあったというが、身長が何より大切なバスケやバレーボールというスポーツは見る前から白ける。
話がぐるぐる変わって申し訳ない…。
俺が見るのが好きなスポーツは以下の7つのスポーツだが、これらに関して、「これが改善されればなあ」と思うポイントは以下のポイントである。
- 野球→試合が長く、イニング間やピッチャー交代時に間延びしすぎ
- サッカー→点が入らなすぎというか、どんなにいいプレーでもほとんどのプレーが直接点に絡まないプレーなのが残念
- テニス→男子の5セット制は長いから女子のように3セット制にすべきで、また、男女同賞金なことに全く納得がいかない
- 相撲→いくらなんでも仕切りが長すぎる
- 総合格闘技→寝技膠着が起きると退屈
- ボクシング→世界戦が12Rあるのは長すぎ
- キックボクシング→肘ありルールは打ち合いでなく、切り合いになるので競技の意味合いが違うものになるうえ危険すぎる
上記の個人的に見るのに理想的なスポーツを挙げろと言われれば、上記のマイナス要素を排したスポーツということになるかな。
そういう意味では最大でも5Rしかないキックボクシングは観るのに最高のスポーツだと思うし、やるにしてもこれほど楽しいスポーツはないと思うのだが、我田引水ですみません。
それにしても、スポーツにはネガティブな感情ばかりしか湧かぬ。
さて、今夜は日本代表VSコロンビア戦、期待はしてないけど楽しみだな~。
パリで見た大道芸人