2017年12月23日にも同じようなことを書いたのだが、本ブログのカテゴリーに「MYグルメ」というカテゴリーを設けているものの、他のどのカテゴリーよりも内容が貧弱なため、テコ入れをしようと思い、これから数回に渡って独断でオススメしたい店を挙げることにした。
これから数回続くが、過去の蓄積を一気に放出するものである。
まずは住んでいる近所の更新分から。
僕は中央区の勝どきという、8ビット時代のRPGの地図に出てきそうなほぼ完全な正方形の形をした島に住んでいるのだが、このエリアにマンションが竹の子のように生えてきて小金持ちが増えているためか、こじゃれた店も、美味しいお店も多いのだが、築地や銀座が近くて押されてしまうためか、特別な個性を持っているように感じる店は少ない。
僕が個人的に最も頻繁に行く店はグラスという近所のインドカレー屋なのだが、「インドカレーが好き」「インドカレー屋の中でも美味しい」「近所にある」という3要素がマッチしているから行くだけであり、こういう店を挙げるわけにはいかない。
前には、勝どき代表として、かねますという店を挙げた。
そして、エリアを隣の島の月島に広げ、岸田屋と魚仁と月島スペインクラブも列挙した。
それらを挙げてから随分と時間が経つのだが、今回は、マグロ卸のマグロ丼の店を挙げたい。
天王洲アイルのT.Y. HARBOR BREWERYと月島スペインクラブを挙げた際に東京という都市の沿岸部の使い方の下手さと酷さについて書いたが、ここは珍しくそれを上手に使っている好例である。
実は住所は勝どきではなく水産埠頭のある豊海にあるのだが、水産倉庫街の中で忽然と営業されていて意外感が強い。
出している丼は600円からあり、セルフサービスであることもあって、コスパもすばらしいのだが、潮風に吹かれてダイレクトに海を見ながら食べるという行為に特別感を感じるので、気候の良い時期に食べに行くことがある。
違うエリアからわざわざ食べに行くほどかといえばそうとは思わないが、海沿いで海鮮丼を食べたいという人にはオススメである。
夜はバーになっているのだが、暖かい季節であればムーディーな夜を過ごせるのではないかと思う。
対岸の晴海には東京オリンピックの選手村のレガシーで色々な店ができるのだろうが、ここまでダイレクトに海にせり出した店はなかなかないのではないかと思う。
店内からは晴海やレインボーブリッジが見える
海まで10cmの場所からマグロ卸の店が出す海鮮丼を食べる
夜はバーになる