ソーダストリーム
自宅で炭酸水を作るソーダメーカーのソーダストリームのガスシリンダーの交換に行った。
2011年の日本での発売と同時に我が家に導入し、年に3回程度交換しており、なんとこれで20回目の交換となる。
このガスシリンダー1本当たり60リットルの水入れることができるので、これまで1,200リットルの炭酸水を飲んだことになる。
ちなみに、ガスシリンダーの交換費用は1回当たり2,160円となっている。
炭酸水1リットル当たりのコストは36円となる。
ガスシリンダーはそんなに高くないので2本持っておいてまとめて交換に行っても良いのだが、ミニマリストの僕は1本しか置いておらず、ガスが切れるたびに銀座のロフトまで持って行って交換している。
結構重くて大きい鉄製のガスボンベをリュックに入れてロフトまで持って行くのはちょっとだけ面倒である。
気分に応じて強炭酸にもできるし、途中で炭酸の再充填が可能なのも便利である。
また、炭酸水には体内の酸素の供給量を増やす効果と、血管を拡張して血液の流れる量を増やす効果があるらしいので水よりも身体に良いと思って飲むこととしている。
ブリタ
ソーダストリームを作る際に使う水はブリタでろ過した水である。
ブリタ歴はソーダストリームよりも長い。
こちらもカートリッジを交換する仕組みなのだが、このカートリッジは使い捨てである。
ブリタでろ過する費用は1リットル当たり7円となっている。
カートリッジ1つ当たり200リットルの水をろ過できることになっているが、ケチな性格なのでももっと多くの水を入れているような気がする。
200リットルごとにカートリッジを交換することが目安とされているが、成分表示に300リットルをろ過した際の成分が記載されているので問題ないと思う。
これらを足し合わせると、炭酸水1リットル当たり43円かかっていることになる。
タダで飲んでるような気持ちでがぶがぶ飲み続けているのだが、意外とかかってるんだなと思う。
とはいえペットボトルの炭酸水を飲むよりは安く済んでいるし、運搬や原料に用いる石油資源の負荷もかなり小さくできると思う。
ちなみにケチ人間として、ペットボトルの水を買ったら負けと思って、週末に遠出した時ぐらいしか買わないようにしている。
これは、常に変動する所有株式・外貨のポジションのことはさておいて、ケチ哲学的な考えである。
ところで、似非科学・疑似科学批判の本を読むと、ペットボトルの水よりも水道水の方が水質基準が厳正で、安全性が確保されているとあり、僕は科学的に根拠のある考え方をより支持するようにしているので水道水をそのまま飲むことに全く躊躇がない。
ちなみに、こちらが水道水の水質基準である。
また、食べ物の保存料などについてもある程度は行政当局が定める基準を信じることにしている。
東京の水道水は東京水として店頭で発売していることもあってそのまま飲んでも問題ないし美味しいと言われているが、そう言われてもやはりカルキの味は気になる。
明らかにろ過して飲んだほうが美味しい。
そういうわけでブリタでろ過して飲んでいる。
コーヒーや米炊きにもブリタでろ過した水を使っている。
白湯
話は変わり、中国人には冷たい飲み物を飲まないようにしているらしいが、僕も少しだけその考え方を取り入れていて、白湯(さゆ)も沸かして飲むようにしている。
白湯歴も長いのだが、朝に鍋で湯を沸かし、アルフィのポットに入れて寝る時までにちびちび飲んでいる。
中国人が冷たい飲み物を飲まない理由には、内臓を冷やさないという中国医学の考え方もあるし、何といっても中華料理はとても多くの油を使うのでその油を胃の中で凝固させないという理由も大いにあるのだと思う。
それも香港の寿命が日本を抜いて世界一に躍り出た理由の一つかもしれないとも思ったりするが、もちろん根拠はない。
なので、炭酸水と白湯の両方をその時の気分に応じて飲み見分けている。
もちろん、白湯を沸かすときに使う水はブリタでろ過したものではなく、そのままの水道水である。
白湯というのはなぜか片栗粉のような味わいがある。
理由はわからないが意外とうまい。
でも白湯は水と比べて口当たりが軽い感じがして、水にはずっしりとした間食があるが、白湯にはそれがなくて、飲んだ感がないというか、いつも物足りなく思う。
昔は蓮村誠氏著「白湯毒出し健康法」に感化されて、アーユルヴェーダの作り方を見習って沸騰した後15分間沸かしていたが、今はガスがもったいないのと、アーユルヴェーダに科学的根拠が見いだせない気がして、沸騰してしばらくしたら火を止めるようにしている。
ソーダストリームとブリタでコストカットや環境負荷軽減を図ったり、似非科学・疑似科学を批判したり、中国医学やアーユルヴェーダの考えを取り入れてみたり、ごちゃごちゃとこざかしいのだが、水って大事ですもんね。
多少はこだわって当然ですよね。