政治・国際情勢 雑感
過去にもしているのだが、選挙結果の最も基礎的な指標として、比例選挙区の得票数を分析することが政党の実際の支持者数の比較に最も役立つと思うので今回もやってみた。 以下、各党の得票数、今回の比例での得票率、小選挙区を含めた全議席におけるその政党…
選挙は立憲民主党が躍進したようだ。 このままではジリ貧だったとはいえ、希望の党に集まった旧民進党議員のお粗末さが際立った選挙だったように思った。 選挙に勝つためならば何でもするという根性が露骨に見られた議員、希望の党から立候補しておきながら…
劉備玄徳は諸葛亮孔明に頼らないと何もできん人ですが、自民党は公明党がないとここまで無力だということがわかってはいたけど、やっぱりわかってしまった選挙でしたね。 ところで、今回の得票率と議席数は以下の通りとなっている。 都民ファースト 33.7% 4…
日本人はとにかく韓国に危機が迫るのを見るのが好きな国民なのか、そういったニュースは常にランキングの上位に表示される。 THAADミサイル配備を理由に中国と韓国の関係が一段と悪化し、韓国は経済面・文化面などで相当なダメージを受けているようである。 …
先日、イタリアで上院の権限を大幅に縮小する憲法改正案の国民投票があって、意外と差が出て否決されたが、あれぐらい差が出れば納得もできるものだろうと思う。 正直、日本の参議院の権限も大幅に縮小して欲しいと思うのだけど…。 それに対してブレグジット…
昨年末にポンドを大量に買って窮地に追い込まれている。 イギリス国民投票日の6月23日までにはどうにかしないといけない。 しかも、今年はとんでもない含み損を抱えているのに、昨年の大したことないFXの利益分の住民税を今日納付した。 一番損している時に…
最近、昨年にデキ婚して、昨年末に披露宴をやったばかりかつ奥さんの出産間近なのに不倫するという格好のネタを提供した議員が辞職する話題があった。 仮に育休を取るなどという発言をしなければここまで傷は負わずに済んだのだろうが、この発言とこの行動の…
中国や韓国の世論やネットで翻訳された言論を見ていちいち腹を立てても仕方ない。 何せ、国内にですら、左翼の“市民”や政党を伴う宗教を信じている人がいて、自分にはとてつもなく理解できないのだから。 しかし、日本には言論の自由があるので彼らの言論の…
選挙は総理大臣の専権事項だからいつ行っても良いとは思うし、どのような政権ができようが民主主義選挙の手続きを経ている限りは国民に責任あるのだが、それを公正なものにしていない唯一の問題はいつになっても解決しない一票の格差の問題であるといえ、こ…
資料が間違っていなければ、前回および今回の総選挙における比例区での獲得議席数は以下の通りだった。 自民 18,810,217 16,624,457 維新 12,262,228 民主 29,844,799 9,628,653 公明 8,054,007 7,116,474 みんな 3,005,199 5,245,581 共産 4,943,886 3,689,…
今回の選挙の最大の争点は実はこの点にあると思うのだが、個人的にこの分野は難しいというかわからないというかとにかく苦手だ。 初回に長期的政治課題として、「①財政赤字対策、②高齢者および社会保険負担の増加への対策、③生産人口比率の減少対策」と述べ…
民主党政権で個人的にガッカリしたことをこまごまと…。 まず、酒税法の改正をしなかったことにはガッカリした。 「ビールと発泡酒と第3のビールの税率だけは一緒にしてもらって、誰のためにもならない不味い飲み物を駆逐して欲しい」と4年前に書いたのだが、…
原子力発電をやめるというのならば、まずは、電力会社以外の電気を有効に活用できるように法を整備する必要があるが、当然それだけでは足りないし、自然エネルギーでは現状では能力的にも採算的にも焼け石に水だから、CO2や石油エネルギー購入費用を度外視し…
官業の縮小・行政の規制緩和とはどの政党も謳うが、無限ループのようにつながっている日本の法律と官僚機構の前に政治家の手には追えていない状況だ。 そして、既得権を奪われる側の必死さの前には他のあらゆる改革勢力の努力は及ばない。 「この省庁のこの…
高齢人口率の増加、および、高齢化にともなう社会保障費の増加は避けられないが、支える側の比率が下がる一方なのだから、残念だが社会保障の水準は下げざるを得ない。 ところが、これをハイと言って受け入れられるかというと、日本における投票者の平均年齢…
選挙が近いこともあり、数回に渡って日本の政治における問題点について思ったことを書く。 日本の政治課題は、国内的には、①財政赤字対策、②高齢者および社会保険負担の増加への対策、③生産人口比率の減少対策という長期的課題とデフレ対策という短期的課題…
日本が韓国と竹島領有問題で、中国・台湾と尖閣諸島問題で、ロシアと北方領土の問題が同時にクローズアップされているが、実は個人的にはあまり興味がない。 韓国の済州島でも、中国の海南島でも、領土問題のない領土には他国経由で簡単に行けるのに、領土問…
いつも大抵そうだが、今日は特にコロコロと話題を変える。 クリスマス前後はピタッと止まっていた為替市場だが、今日は日中もFXのボードを眺めていたら、10年半ぶりの安値圏にあるユーロが100.05円まで進む瞬間を見て、「そこまで下げる材料あるか?」と思っ…
前回書いた機密漏えいの件ではないけど、この国が信頼できないことは、デタラメな財政状況を見れば誰の目にも明らかだが、最終的な責任は有権者が持っている。 民主党が進めている政策のなかでも、外国人の子供への子供手当の支払い、教育内容を全く問わない…
しばらく書いていない間に涼しくてとてもいい季節になった。 会社では半袖で過ごしてきたけど、金曜日に「月曜からは長袖にしようかな」と初めて思った。 でも、もう衣替えしたほうが良いのかなと思いつつも、まだ半袖をしまえずにいる。 この時期になって、…
10月2日に渋谷で行われたという尖閣諸島抗議大規模デモがマスコミで一切報道されていないらしいが、デモの内容云々はともかく、何故に海外メディアでは報道されているというのに国内メディアでは一切報道されていないのだ? 中国でも報道されているらしいと…
俺は何故か、彼女が逮捕された時から「この人は悪いことをする人じゃないでしょ」とずっと妻に言い続けていたのだが、村木厚子さんは本当に無罪放免になった。 こういう事例が起きると「絶対に裁判で勝てると踏んだ人間しか起訴しないから日本の起訴有罪率は…
国家としての中国と仲良くしようとすること自体が幻想ということはわかっていることだが、靖国の次は尖閣諸島で言いがかりをつけてきたか…。 タカ派的な発想というのは大抵独りよがりなので、タカ派的発想はしたくないが、この国には譲歩するだけ無駄という…
ワールドカップも参議院選挙も終わりましたね。 スペインがオランダを下して終了したワールドカップはタコのパウロもすごいが、オランダ経由でスペインを旅行した俺もすごい。 さて、今日書くのはワールドカップについてではなく、参議院選挙についてである…
俺が政治についてごちゃごちゃ述べても世の中が動くわけじゃないし、軍事というものはとにかく専門性が求められると思うので書きたくなかったが、思わず書き始めてしまった…。
自民党は総裁選で負け方が足りなかったというか、新総裁人選では無風で谷垣禎一氏就任とやる気のなさ発揮したが、これで民主党は安心して参院選に臨めるわけだ。 新執行部人事についても改革派や若手を顔に据えるだけで全然イメージは違ったのに、聞いたこと…
二大政党制時代に突入した今、民主がアホなことをやったら自民が取って代われば良いだけで、そういう緊張感の中で政治が行われる限り、政権が入れ替わることによって生じるさまざまなロスを考えてもこれまでよりは有権者の最大利益を目指す政治が行われてい…
とうとう総選挙が終わり、民主党政権が誕生することとなった。 世間は民主大勝と報じるしかないのだろうが、小選挙区制という選挙制度においてこの程度の勝ちは別に驚くほどではない。 それよりも、民主が単独で衆議院の3分の2取れなかったという事実が痛い…
中田英寿氏のコカコーラ・ゼロCMのパンチのキックのフォームが経験者にはパンチもキックも素人だとすぐにバレる出来なのだが、あれだけファッショナブルに生きている氏のイメージを貶めるようなものにして欲しくなかった…。 とはいえ、視聴者のほとんどは素…
今回の新型インフルエンザにおける騒ぎっぷりを見ていると、日本人はもう1回戦争をやれるのではないかと思った。 マスコミに振り回されるのか周囲に振り回されるのかわからないけど、世界でも日本ばかりがマスクを買いに奔走したり、海外はおろか国内の旅行…