GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

プーさんを見習って何もしないをする

仕事をせずに何もしない。

景色が良くて空気の美味い別荘で何もしない。

絶景リゾートで何もしない。

 

というのに昔から強く憧れるのだが、実際の自分は常にせわしなく、妻としゃべったり、本を読んだり、ネットサーフィンをしたり、ギターを弾いたり、常に何かをしてしまいがちで、かつ、出かけるのが大好きで、俗にいう「まったり」とした時間を過ごすのは苦手なほうである。

酒やコーヒーを飲むのもやたらと速ければ、カフェや居酒屋での滞在時間もかなり短い。

 

でも、それに強く憧れるのであれば、土日の片方は意図的に徹底的に何もしないリゾート的な過ごし方をしてみようじゃないかと思ったのである。

もちろん、別荘や絶景リゾートでそれができる立場なのならいいのだろうが無理だし、移動もせずに済むのでそれを意図的に自宅でしようと思うのである。

 

先に上げた過ごし方の大きな特徴は非日常ということになり、家にいるのは日常そのものなのだが、理想の空間にしたつもりの我が家のリビングで過ごしており、我が家の眺望には日常でありながらも非日常性があるので、別荘や絶景リゾートではないけど、時間をかけてコーヒーを淹れ、好きな音楽を聴いて、ネットはできるだけしないようにしてゆっくりと過ごせばそれなりに日常を超えた時間を過ごすことができると思いこむことにする。

難点は自然の少なさと山が見えないことだが、前者は片方の休日でカバーし、後者に関してはここは関東平野の海の近くなのであきらめるしかない。

 

休日は晴れていれば土日とも出かけるようにしていたのだが、片方は「何もしない」日にしたいとは先に述べた通りではあるものの、「何もしない」日にこんな文章を書いているようではまだまだ「何もしない」ができていないなとも思っている。